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   第33回しほろっち夏祭り花火大会 参加レポート   
第33回しほろっち夏祭り花火大会 参加レポート

私が12年暮らした札幌市から 士幌町 へと戻ったのが2006年春。
以来、所属しているのが 士幌町商工会青年部 です。

この 士幌町商工会青年部 では、毎年7月に、夏祭り花火大会 を主催しています。


私が入部した頃は、士幌町商工会 の入る建物の横にある駐車場で開催されていたイベントでしたが、この2年前より場所を隣接された 士幌町コミュニティー広場 へと移動。

より広い場所で、売店や縁日も増やし、更には ステージゲスト を目玉としたイベント作りが行なわれるようになりました。


2011年は、モノマネタレントの なかじままり さん
2012年は、北海道内で活動しているアイドルグループのフルーティー さんEverZOne さん
をゲスト招致。

しかしこの期間は、まだ ジャガイモンプロジェクト としては全くこの招致に関与していません。
あくまでも主催の 士幌町商工会青年部 による招致でした。

  

そんな中、2013年に開催された 第33回 しほろっち夏祭り花火大会 からは、ジャガイモンプロジェクト として大きくゲスト招致に関わることとなります。


こちらのレポートでは、そもそもどうしてゲスト招致に関わることになったのかということを含めた事前の話、当日の話、そしてその後の話をそれぞれの章に分けて紹介させていただきます。





第33回 しほろっち夏祭り花火大会 のゲストを選定しだしたのは、イベントからさかのぼること3ヶ月。
この年の4月頃でした。

前年にアイドルを招致し、北海道内外からたくさんのファンの方が駆けつけてくださったということもあり、この年もアイドル路線で行くことを優先的に話が進められていました。

ゲストといっても 士幌町商工会青年部 自体には特にどこかのグループとの繋がりや、運営やキャスティング会社との特段の繋がりがあるわけではありません。

またこのゲストの選定。
部員全員で一斉に話をしてもなかなか前進できないという予測から、会議にかけた上で部長以下役職者に一任という形で話を進めることとなりました。

そんな状況の中、私個人として誰か頼れる人はいないかと考えた時、真っ先に頭に浮かんだのは エンドケイプ さん でした。


エンドケイプ さん といえば、この年の2月に一般公開させていただいた しほろっち戦隊公式ソング「行け!シホロンファイブ」 の 作詞 をしていただいた方です。

しほろっち戦隊公式ソング「行け!シホロンファイブ」特設ページはコチラから

曲の公開こそ2013年2月でしたが、実は エンドケイプ さん と ジャガイモンプロジェクト との出会いは更に前年の2012年4月までさかのぼります。

ジャガイモン が ツイッター で曲を制作するにあたっての協力者を募っていたものに対し、作詞 の名乗りをあげてくださったのが エンドケイプ さん でした。

以来、作曲編曲・ミキシング とそれぞれの方のご協力があって、曲は約10ヶ月後に公開となりましたが、制作の間もまた公開後も、私はSNS等を通じて エンドケイプ さん との交流を続けていました。

そんな交流の中で エンドケイプ さん がアイドルの楽曲を作詞した経験があることを知っていたため、 アイドル というキーワードの先に、まず思い浮かんだのが エンドケイプ さん だったのです。


そうとなれば早速ご本人に連絡です。

士幌町で開催する夏祭りにアイドルをゲストで呼びたいのだけれど、誰か知ってる人いませんか?
というような投げかけ方だったと記憶しています。

するとこれに対して、 エンドケイプ さん からは、アリスインアリス という名前が返ってきました。


アリスインアリス は、 アリスインプロジェクト というところが運営している ライブアクトアイドル 。
お芝居と歌が融合されたライブをしているグループだということでした。

そして エンドケイプ さん は、その アリスインアリス の 総合ディレクター として新曲を作詞したとのことでした。



ということで、こちらとしては一旦この話を受け取った上で話し合いを持ちましたが、数日後には改めて エンドケイプ さん に連絡を取り、正式に夏祭りのゲストとして アリスインアリス のゲスト出演をお願いすることとなりました。

1年前にはお互いの存在すら知らなかった同士が ツイッター を通じて出会い、そしてこのように一緒に何かを進めていくことになる。
曲を制作したこともそうですが、1つのイベントに向かって新しいスタートを切ること。
まさに 御縁 だと感じます。

また、このゲストの依頼を通じて、アリスインプロジェクト の主宰である 鈴木正博 さん とのやり取りもスタートしました。


最初はゲストとしての出演をお願いする側と、アイドルを運営する側という単純な関係だったかもしれませんし、直接面識のある同士でもありませんでした。
しかし間に エンドケイプ さん がいてくださるだけで恐らく普通の1対1のやり取りとは少し違っていたのだとも感じますし、実際にこのあとイベント当日までに決まっていった事柄を考えると、本当に特別な対応をしていただいたと感じざるをえません。

これも1つの出会いから始まった 御縁 であることは間違いないですし、そう考えると本当にそんな 御縁 の1つ1つがありがたく、本当に大切なものだと改めて感じます。

ジャガイモンプロジェクト としての活動をスタートして本当に数多くの 御縁 に恵まれ、そんなたくさんの 御縁 に時として助けられ、そして支えられてきていますが、この時のこの出来事や出会いは、そんな 御縁 というものの大切さを私自身に改めて気づかせてくれましたし、色々なものの考え方さえ変わってしまったと言っても過言ではないような瞬間でもありました。


ジャガイモンプロジェクト と アイドル が結びついた初めての瞬間でもありました。
1つのイベントに対し、ジャガイモンプロジェクト がゲスト出演に関して プローモーター のような形で携わることとなった初めての瞬間でもありました。

この後、現在(こちらのレポートは2015年12月執筆です)に渡るまでの ジャガイモンプロジェクト の活動を考えた時、この時の出来事や エンドケイプ さん 、 そして 鈴木 さん との出会いというものは本当にありがたいものであり、とてつもなく大きなものです。

この時にはまだ感じてはいませんでしたが、この先の ジャガイモンプロジェクト の大きな流れ、大きな繋がりができていった。
そういう意味ではここが現在の ジャガイモンプロジェクト の 創世の瞬間 だったと言っても、私としては全く大袈裟ではないと感じています。

いつ振り返っても、何度振り返っても、言葉では表しきれないほどの感謝で心がいっぱいになる出来事です。



アリスインアリス のゲスト出演が決まってからは、残り3ヶ月弱の期間でイベント当日までに相手側と決めなければならないこと、相談しなければならないことなどもいっぱいですし、実際に準備をしていかなければならないことや物もあります。

この交渉などは主催者側としては私が全て担当させていただきました。


基本的には私と エンドケイプ さん とで連絡を取り合い、この内容を アリスインプロジェクト・鈴木 さん に伝えていただくというラインを作って話を進めました。


当日、実際にステージがどのように進むのか。

例えばマイクはハンドマイクなのか、ヘッドセットタイプなのか。
それは誰が準備するのか。

音を流すなどにあたってPA(Public Address)担当者は必要なのか。
それは誰がやるのか。

細かいことのようですが、事前準備を1つでもを落としてしまうと当日のイベントが成り立ちません。


また、当日はスタッフさんを含めて何人が来るのか。
その人達の移動方法を決めれば、実際の航空機の発着時間も出てきます。

飛行場への到着時間がわかれば、実際の本人達の会場までの移動に関わる手段やスケジュールも決めなければなりませんし、実際にどの時間に何分間ステージに立ってもらうのかというような内容も決めなければなりません。

今回は東京からの来町ということもあり、当日のうちに帰ることは不可能であるため、それに伴って宿泊場所も必要となります。

当然食事も必要となります。

詳細については割愛しますが、予算的な部分も決めていかなければなりません。

イベントを前に、町内に配布するチラシや貼り出すポスターに使用するにあたって、宣材写真を受け取ったりするような事務的な作業もあります・・・。

とにかく、他にも挙げていけばきりがないほどたくさんの決めなければならないことや準備があります。



アリスインアリス が3人グループだということは エンドケイプ さん に最初にお話をいただいた際に聞いていたのですが、では具体的に何という名前の人が来るのか。
そんなことも最初はわかっていませんでした。

そもそも アリスインアリス というグループは、2012年4月から活動しているグルーブではあったものの、今回 エンドケイプ さん がディレクトをする曲からメンバーが総入れ替えとなり、新しいグループとして再スタートを切るということだけは最初に聞いていました。

そしてそのリスタートにあたって選ばれたメンバーが、 高橋明日香 さん栗生みな さん綾乃彩 さん の3名。

しかし今回のイベントに関しては 綾乃 さん は直後に舞台の仕事が控えているために不参加となり、代わって以前の旧メンバーの時代からサポートメンバーとして活動している 相田瑠菜 さん が参加するとの報告を受けました。

そして話を進めていく中で、この新しいメンバーでの アリスインアリス の デビューステージ を士幌で、という話が出てきました。

後になって考えても、東京を中心にこれから活動していくアイドルのデビューの一歩目を士幌からというのは本当にすごい話だと思います。

恐らくファンの方は、「どうして北海道なの?」「そもそも士幌ってドコなの?」ということになると思いましたし、実際にそういう声がこちらにも届きました。
私自身がファンの立場に立ったとしたら、きっと同じようなことを思ったでしょう。

それでも、「とにかく面白いことをしたい」という双方の想いと様々なタイミングが見事に一致し、新生アリスインアリス のデビューは士幌に決定しました。

またこの決定に際して運営側からは、「ホームのような雰囲気のところばかりでやるのではなく、あえて完全アウェイのような環境を体験することによって、本人達にも学ぶことがいっぱいあると思う」という言葉がありました。
この一言は、ファンのみなさんの当時の「??」に対する答えの一部になるのではないかと思います。

   


そして今回は 総合ディレクター として マネージャー兼任 という形で エンドケイプ さん の同行も決定。

併せて スタイリスト さん も同行ということで、計5名の来町が決まりました。



事前に主催者側で話し合いを行なった回数もすごい数でしたが、様々な決定事項や相談のために相手側と連絡を取り合った回数も相当なものでした。

しかし後になって考えるとこの相手側との回数は、当日までの準備としての必要性は当然ですが、それ以外にもお互いの関係を強くしたり、当日までの期待感を高めあうという部分でも本当に意味のあるものだったと思います。


そんなここまでの流れもあり、私自身の中でイベント当日に向けて実際にイベントを迎えるという楽しみや期待もありましたが、それ以上に エンドケイプ さん や アリスインアリス のメンバーに会うということ自体が本当に楽しみであり、ワクワク感の正体そのものでした。

前日に エンドケイプ さん と、「ついに明日ですね」と電話で会話を交わし、長いようでもあり短かったようでもあった準備期間の全てを終えました。



2013年7月6日。
迎えたイベント当日です。

前日まではこの日は一時雨の予報が出ており、天候如何によってはイベント内容の大幅な変更が生じてしまう危険があったのですが、そんな心配を吹き飛ばしてしまうような青空が広がりました。
午前中の準備時間にはほんの一瞬だけ雨に当たったものの、この後は天気予報を良い意味で完全に覆すような青空でした。

昼過ぎに とかち帯広空港 に到着する一行は、主催の 士幌町商工会青年部 のメンバーに迎えに行ってもらいました。

本来であれば私が行くべきなのでしょうが、私は例年この夏祭りは インターネット中継 を担当しており、この準備にどうしても手を取られてしまうため、迎えの部分を他の部員にお願いしました。



イベントのスタートに先立ち、一行が会場へと到着したのが14時半頃だったと記憶しています。

まずは控室に入ってもらい、そこにご挨拶に伺わせていただきました。
私にとっては念願の初対面です。

エンドケイプ さんアリスインアリス の 高橋 さん栗生 さん 、相田 さん 、そしてスタイリストの 西田さゆり さん

名刺交換などをさせていただきながら少しの間だけ談笑をさせていただきましたが、それよりも何よりもようやく会えた、この瞬間を迎えられた喜びと感動に胸がいっぱいになるような想いでした。



この後、私はインターネット中継の準備のために、会場中央に設営された 中継ブース へ。
アリスインアリス は、イベントスタート開始前に一旦ステージでリハーサルを行ない、本番に備えます。

すでに衣装へと着替えたアイドルが突然現れ、会場からは「かわいい」「かわいい」と声が漏れます。
本番はまだ始まってませんが、それでも見ている人、会場にいる人にとってはすでに 非日常 という意味でのイベントはスタートしています。

普段の生活の中でなかなか見るチャンスのないもの、触れる機会のないものを見ることができる、体験することができる 非日常
そしてそんな 非日常 を提供するというのも主催者側の大きなテーマでもあります。

まさに今、その 非日常 が目の前で展開され、そしてこれから、更にたくさんの 非日常 が始まろうとしています。
これこそが お祭り というものの素晴らしさであり、非日常 があるからこそ多くの人の記憶にも残っていくのだと思っています。

       

16時。
そんな 非日常 が詰め込まれた 第33回 しほろっち夏祭り花火大会 がついにスタートします。

   

ステージ上では、士幌町中央中学校吹奏楽部と十勝ウィンドシンフォニーの2組の演奏に始まり、一世一代時代組のパフォーマンスが繰り広げられます。

  

一方この時間、私が担当する インターネット中継ブース には、 アリスインアリス の3人に来てもらい、1回目のパフォーマンス直前に中継に出演してもらいました。

この中継ブースは会場の中央に、ジャガイモ運搬用のカゴを積み重ねる形で作ってあり、会場のどこから見てもすごく目立ちます。
まして、ここで私が中継に言葉を乗せるために大きな声を出し続けているので、より一層たくさんの人の注意を引きます。

そんな場所にかわいい3人が現れ、見ている人のすぐ近くで色々と喋ったり笑ったりしているわけですから、更に注目が集まります。
そして、簡易的なものとはいえ、目の前で生中継の番組が撮影されているわけで、まさに大きな大きな 非日常 です。


アリスインアリス の3人にとっては、アイドルとしての デビュー の記念すべき日です。
ステージ上でのパフォーマンス以外にもたくさんの思い出を作って欲しいという想いもありましたし、より良い思い出にしてほしいという希望もありました。

主催する側としても、面白いことをやりたい、いつもと違うことをやりたいという気持ちがありました。
会場のみなさんにも少しでもたくさんのことを楽しんでいただきたいとい想いがありました。


この中継ブースで、パフォーマンス前に出演してもらうということは、その色々な想いが重なった上で実現したものです。
数分の短い時間ではありましたが、とても楽しい時間でした。

この直後にあんな大きな悲劇が待っていようとは、この時点では夢にも思ってもみませんでした・・・。

   

17時30分からは、 アリスインアリス 1回目のパフォーマンス。
記念すべき デビューステージ です。

会場にはこのステージを見届けようとするファンの方も何人か、わざわざ遠いところを駆けつけてくださっている姿もありました。

当然ワクワクする気持ちを持ちながら、そしてドキドキしながらステージを見られていたのでしょうが、同じように私自身もワクワクしていました。
アリスインアリス という1つアイドルユニットの新しいスタートの瞬間だということももちろんですが、それ以外にも自分の中で何かが始まる、何かが変わる瞬間であるようにも感じていました。


20分間のステージ。
運営の アリスインプロジェクト さん の言うとおり、完全アウェイ の中でのステージは、会場にいるみなさんは手拍子もしません。体でリズムを取ったりもしません。
やっぱりそういう意味でもこの全てが 非日常 なのです。

楽しみたいと思ってもどうすればいいのかわからない。何かをやりたいと思っても恥ずかしい。
そんなことから結局は誰もが反応の薄い、もしくは反応のない状態になります。

中には当然、全く関心のない人もいたと思います。
ですが、そういうものも含めての 完全アウェイ

私が言うのもおこがましいですが、ステージの上でこういう状況の時にどう対応できるか、次の手をどう打てるかというのはとても大事な事なんだと思います。
そしてそれこそ、 アリスインプロジェクト さん から今回のステージに課された課題なんだと思いました。



会場自体は 完全アウェイ でしたが、インターネット中継を通じてこのステージを見ていただくことが可能でした。

実際、イベントを前に事前に告知を打つなどし、ステージのスタート直前には結構な数のアクセス数がありました。
しかし、思わぬトラブルによりこのステージを生中継で見ていただくことはできませんでした。

ステージ開始直前、中継ブースの全ての機材の電源が落ちました。
大慌てでその原因を探したところ、中継ブースから電源へと伸びたコードが抜けていることが判明。

この直前、電源の近くでは子供達向けのイベントが行われており、たくさんの子供達で盛り上がっていたのですが、きっとその盛り上がりの中、誰かがコードを引っ張ってしまったのか、足を引っかけてしまったのか。
とにかく、そのコードが抜けてしまったことにより、中継ブースへの全ての電気の供給が止まってしまったのです。

原因が判明したのち、すぐにコードをつなぎ直して中継ブースへと戻りましたが、中継に使用していた Ustream のシステムが反応してくれません。
詳しく言うと、サーバがこちらのIPアドレスを受け付けてくれない状況となってしまっていました。


結果的に、この大きなハプニングから中継を復旧できたのは約20分後。
ちょうど アリスインアリス のパフォーマンスが終わったころでした。

この間、中継を補う形で手元にあったスマートフォンで中継を繋ぎこそしましたが、画質もあまりに悪く、映像としては見られたものではありません。
また、デジカメを使用するなどして後日見られるように映像はある程度の撮影はしましたが、これも中継を補うという意味では不十分。

あまりの大きなミスに、自分自身にガッカリしてしまいました。
ステージでのパフォーマンス自体は自分の目ではしっかりと見ていたので、そういう意味ではとても楽しめたのですが、こんな大事なところで犯した痛恨のミスは絶対にこの先も忘れることなく、自分への教訓として活かしていかなければならない出来事であったとも思います。

   
   
セットリスト


M1  終わらない歌

M2  コールドバレット

M3  ハイランドスター

アリスインアリス の1回目のパフォーマンス後の 中継ブース は、一世一代時代組や地域の子供達にも中継に出てもらいました。

更に、エンドケイプ さん には、長時間いてもらい、様々な話で中継を盛り上げていただきました。
時にツイートをする、ビールを飲む、泣く、踊る・・・。

エンドケイプ劇場 、ものすごい楽しい時間でしたが、この時間や経験があったのも全て 御縁
ツイッター というものがあったからこそお互いが出会って繋がり、そして数ヶ月後にはこうして席を並べて一緒にインターネット中継に出ている。

これはお互いの人生にとって、何もなければ決して必然ではなかったと思います。
様々な偶然や奇跡が重なったからこそやってきたこの時間。

本当に 御縁 というものの大切さ、そしてありがたさを改めて感じながら過ごした時間でもありました。
これもまた、間違いなく一生モノの思い出です。

               

我々が中継ブースで盛り上がっている頃、ステージではモノマネタレントの ほいけんた さん のモノマネショー、そして一世一代時代組の2回目のステージが繰り広げられ、会場は大盛り上がりです。

  

アリスインアリス 2回目のステージを前にステージ上には ほいけんた さん に再登場していただき、お互いが絡んだ形でのトークを展開してもらいました。

なんだか楽屋でも色々と打ち合わせなどもしていたようですし、いい経験をしていただけたのではないかと思います。

   

2回目のステージは19時50分から。
今回はインターネット中継も問題なしです。

1回目のステージの時よりも格段に多い人が会場でひしめいています。
イベントスケジュールとしては、最後の花火の打ち上げ直前のメインゲストとしての時間帯を用意させていただきました。

すっかり暗くなった会場で、ステージだけがスポットライトで照らされ、そんな中で歌い、踊り、そして演技を見せてくれる3人はとても輝いていました。


正直、東京を拠点に活動するグループをこんなに遠いところまで呼んで、しかもデビューの記念すべきステージをここで経験してもらうということは、ファンの方からしたらどう思うのだろうという不安もたくさんありました。
それでもインターネット中継にはこの日を楽しみにしていたであろう方の、たくさんのコメントが寄せられました。

簡易的な機材を使っているため、映像の画質自体も大したものではありません。
音声も会場の大音量に対応しきれず、音割れしてしまった部分もあります。

それでもたくさんの方が叱咤激励、応援や感謝のコメントを寄せてくださり、本当にありがたい限りでした。

       

パフォーマンス終了後はステージ横にて物販と特典会も行われました。
ここでのエピソードを1つ紹介させていただきます。

1人の小さな女の子がお父さんに連れられてやってきて、相田瑠菜 さん に、「大きくなったらアイドルになりたいの」と言ったそうです。

その子が、もともとそういう夢を持っていたのか、それとも今回のステージを見てそう思ったのか、それはわかりません。
しかし、そのどちらだったとしても、1人の女の子に憧れのアイドルのステージを見せてあげられた、目の前で直接会わせてあげることができたというだけでもこのイベントの、このゲスト招致の意味があったんだと思います。
そんな子供達の笑顔こそ地域の宝物だとも思います。


アリスインアリス のライブ中、中継ブースでは終始ステージの音楽に合わせて手を振ったり、時に一緒にフリをしてみたりと大盛り上がりでした。

あまりの盛り上がりっぷりに周囲の人がビックリするほどでしたが、お祭り だからこそ、非日常 だからこそ、こんなのもいいんじゃないかと思います。
恥ずかしがってやらないで、後になってあの時もう少し盛り上がれたのにと後悔するよりは、思いっきりやった結果たくさんの人に笑われたとしても、そこには後悔なんてありません。

楽しい時間を演出するのなら、まず自分が楽しまなくてはならない、自分からも楽しさを発信していかなければならないと思いますし、最低限のことはできたのではないかとも思います。

実際、ステージから降りてきた アリスインアリス の3人からは、「一番楽しそうだった」と言われました。
これでいいと思います。

   

会場では 花火 の打ち上げが始まりました。
直後、アリスインアリス の3人には再び中継ブースに来てもらい、まずはゆっくりと花火を楽しんでもらいました。

イベント会場のすぐ隣にある士幌小学校のグラウンドから打ち上げられる花火は、距離的にも他は類を見ないほどの近い距離。
更にこの日は風がこちらに向かって吹いており、打ち上がった花火が結果として自分達の頭上に向かって流れてくるという状況でした。

この大迫力の花火には会場にいる人の全てが大興奮。
1つ1つの大輪が夜空に開くたび、歓喜の声があちらこちらから上がります。

   

アリスインアリス の3人も、そんな会場のみなさんに負けないほどに大興奮している様子。
ここではインターネット中継のカメラをあえて3人の後ろに設置し、中継を見ている方に対しては、3人の背中越しに花火が見えるという状況で映像をお届けしました。

一部視聴者の方からは「花火が見えづらい」というご指摘もいただきましたが、中継を担当するものとして、どうしてもこだわりたい部分でもありましたのでご勘弁をいただければと思います。

   

私自身も盛り上がる3人のすぐ後ろで花火を見ていました。
この場所、会場の中でも一段高くなっているということもあり、花火を見上げるたくさんの人の顔やその様子がよく見えます。

花火の打ち上がる約20分間。
この会場で盛り上がり、そして笑顔になるたくさんの方の様子を見ていると、心の底からは感動の波が押し寄せてきました。
イベントの主催者側の1人としてここまで数ヶ月準備を重ね、そして迎えた当日。
たくさんの人がこの会場に来てくださり、そして同じ花火を見上げて歓喜の声を上げている。

士幌なんて何もない、何をやっても無駄。
普段はそんな声も聞こえてきます。

でも、この場所からこの様子を見ると、まだまだ士幌だって捨てたもんじゃないという気持ちが大きくなります。
何かをやり遂げることによって得られる感動や達成感はもちろん、自分の中で地元愛がより一層強くなるのを感じました。


途中、涙がこらえきれなくなり、中継ブースから降りてちょっと陰で涙をぬぐっていたところを友人などに見られてしまいましたが、それもそれでいいと思います。
涙が出るほどの達成感や感動は、少しの努力や苦労で得られるものではないと思います。

だからこそ、私自身にとっては名誉の涙であるとも感じました。

   

花火の打ち上げが終わるとイベントも全て終了です。
会場のみなさんは一斉に帰宅の途につき始め、会場の外に向かって人の波が広がっていきます。

売店や縁日のテントも一斉に片づけが始まっていましたが、中継ブースではまだまだ祭りは終わっていません。

ここからは改めて アリスインアリス の3人をゲストに迎え、3人の紹介に始まってこれまでの活動やこれからの活動について。
今日の感想や今の興奮を15分程度インタビューさせていただきました。

           

今回、私もこの日に向けて、アリスインアリス について色々と勉強をしてきました。

3人のニックネームからプロフィール。
経歴や最近の出演舞台について・・・。

実は事前に色々と調べた上で紙にまとめてあったのですが、これをまとめているうちにすっかり頭に入ってしまったため、本番では全くそれを見ることなく話を進めることができました。

中継ブースの近くではそんな様子を最後まで見守って下さる方も数人いらっしゃり、そんなみなさんの温かさも本当に嬉しかったです。


インタビューが終わり、本来であれば長時間にわたる生中継の最後の締めに、視聴いただいたみなさんにしっかりとメッセージやお礼をお伝えして終わる予定でした。
が、今回の中継は、そんな締めも一切ないままに終了しています。

これには理由があります。

中継を最後までご覧いただいた方には、みんなが慌てた様子でウロウロしているというコメントをいただきました。
はい、実はみんなでものすごく慌てていました。

それは、インタビュー終了後に 栗生みな さん が、「iPhoneなくなった」 と慌て始めたからです。
そんなことで、周囲も暗かったこともあり、まさかの事態があってはとのことで、急きょ放送を終了させていただきました。

放送を終了したのち、そこにいた全員で探した結果、結局はすぐ近くに置いてあって事なきを得たのですが、一時は本当にみんなで大慌てで周辺のものを持ち上げてみたりひっくり返してみたりと大騒ぎでした。

(後日、中継を見直すと、栗生さんがしっかりと自分でiPhoneを置くところが映っていましたw)

   

最後の最後まで色々とあった中継ではありましたが、本当に楽しいそして思い出深い中継でした。
またイベント自体も、 ジャガイモンプロジェクト にとっては、本当に大きなターニングポイントとなったものでした。

そんなイベントも無事に終了となりました。



イベント終了後は、今回の実行委員の 打ち上げ です。

実はこの打ち上げ、私の方から声をかけさせていただき、アリスインアリスご一行にも食事を兼ねての参加をしていただきました。

場所は士幌町内の 寿し大洋
私自身の家族で経営する店です。

このあと更に移動があるために約1時間ほどで途中退席となりましたが、大きなイベントを無事に終わられることができたという安堵感と達成感もあり、一同大いに盛り上がった打ち上げとなりました。

           

途中退席後、改めて今夜の宿へと移動です。
ここからの移動の運転手は私が担当させていただきます。

すでに3人のブログ等で明記されているためにこちらでも明らかにさせていただきますが、今夜の宿泊地は、スタイリストの 西田 さん のご実家です。

詳しい説明は避けますが、今回のイベント会場から 西田 さん のご実家までが40キロ弱という奇跡。
ということで、今回の宿泊はコチラで。

十勝の雄大な空に広がる星空を眺めながらの移動。
長い1日が終わりました。



翌7日。

十勝晴れの快晴の空の下、今日はせっかく北海道に来たのだからということで、アリスインアリス の3人と、エンドケイプ さん と一緒に、ジャガイモンプロジェクトプロデュースの 観光 です。


早朝に改めて宿泊地まで迎えに行き、西田 さん をご実家に残して、4人を連れてまずは田中義剛 さん花畑牧場 へ。

到着する前から真っ直ぐに続く道路に感激しきりの4人。
車を停めてからまず最初に道路に出て、その真っ直ぐさを堪能しました。
 (周辺の安全には十分に配慮した上で楽しみました)

  

もうこの笑顔だけで北海道を満喫しているのが伝わってきます。
空もわずかな雲を残すだけの快晴。
北海道の青空もまるで4人を歓迎しているようです。

この日の気温は32℃。
このあたりでもひと夏にそれほど何度も経験することのない高い気温で、本当に最高の夏の1日です。


到着してまずはチーズを作っている工場を見学。
ガラスに張り付くようにして楽しそうにジックリと見入っている姿がとても印象的でした。

   

この後、工場の外に出たところ、ちょうど広場で馬などが登場してのショーが始まるところでした。

そしてそんな広場に近づいて行ったところ、そこには見覚えのある顔が。
けっしていつもいるわけではない 田中義剛 さん がいて、目の前で馬にまたがって自らショーをしていたのです。

それを見つけて途端にスマホやカメラを構える女子3人。
アイドルといっても、タレントといっても、やっぱり普段は普通の女の子ですね。
そんな3人を後ろから見ているだけでも、こちらもとても楽しかったです。

折角のチャンスでしたので、ショーが終わってからは3人を連れ、田中義剛 さん にご挨拶もさせていただきました。

「昨日、士幌でデビューイベントをやった・・・」と色々と説明もさせていただき、田中義剛 さん からは激励のお言葉をいただきました。
一緒に写真も撮っていただき、3人にとっても良い思い出、いい記念になったと思います。

   

この後はみんなでソフトクリームを食べたり、一緒に写真を撮ったりと、たくさんの思い出を作りました。

どんな瞬間も、どんな場所でも笑顔がはじける、そして楽しそうな会話が果てしなく続く。
一緒にいるだけでとても幸せになれるような、そんな夢のような時間でした。

冷静に考えて、アイドルと一緒にこんな時間を過ごしているわけですから、それ自体が夢のような時間と言って間違いないですね。
私自身にとっても、本当に良い思い出です。

       

また、小屋の中にメッセージを残せるようになっている場所があったので、そこに3人のメッセージも残して来ました。

   

花畑牧場、最初から最後まで最高でした。
ジャガイモンプロジェクトプロデュースの観光、最初にここを設定して大成功でした。



続いては、更別村にある レストハウスかしわ さん へ。
まずは店の外でちょっと楽しみます。

北海道民にとっては、畑の横や土手など様々な場所に蕗(ふき)が生えているのはごくごく普通の光景。
しかし都会の人にとっては、本州から来た人にとってはこういうのも普通ではないんですね。

アリスインアリス の3人にとても、エンドケイブ さんにとっても、これが非常に新鮮な光景だったようで、私の想像以上に盛り上がっていました。


また、ここは店舗の裏でダチョウを飼っています。
ということでダチョウのすぐそばへ。

最初は大きなダチョウを目の前に少し離れたところから見ていたのですが、高橋 さん がオリの中のダチョウに直接触れ、更にはそのフカフカとした体毛の中へと手を差し入れます。
翼の付け根まで手が届いたそうですが、これって結構な勇気ですよね。
さすがです。


外で十分に楽しみ、ようやく店内へ。
ここのお店の名物は 豚丼 です。

普通盛りでもとてもボリューム満点の豚丼を相手に、空いていたお腹もいっぱいに。
高橋 さん や 栗生 さん は、最後は一生懸命になって必死に食べていましたが、そんな2人を横目に1人異次元の人が・・・。

相田 さん 、1人だけ違うものを食べているのではないかというくらいの大汗をかきながら丼一杯ペロリ。
うん、さすがです。

   

食後は一路 とかち帯広空港 へ。

空港に入ってすぐに目についたのは七夕の飾りです。

   

北海道のほとんどの地域は七夕はこの7月ではなく、1ヶ月後の8月に行なうところが多いです。
実際に士幌も、そして空港のある帯広も8月に七夕を迎えますが、このように観光の方が多く訪れるような場所では本州に併せて7月に七夕の飾りがされています。

早速3人も、それぞれの願い事を書きこみ、柳の木に吊るしました。
この願い事、いつか叶いますように。

           

お土産を買ったりできるように、ここでの時間は少し長めに設定していましたので、こちらでも最後の最後まで色々な話で盛り上がり、素敵な思い出はどんどん増えていきます。

ここまで別行動だった 西田 さん とも合流しました。

   

搭乗手続き直前には写真を撮り合ったり、改めて挨拶を交わし、そして最後にみなさんとしっかりと握手。
この2日間の感謝を伝え、そしていつの日かの再会を誓いました。


搭乗デッキへと吸い込まれていく5人。
まずはその姿を見送り、私は展望デッキへと移動します。

通路を通って機体へと乗り込む姿を見ながら、心の中で感謝の言葉を繰り返していました。

やがてドアからボーディングブリッジが離れ、そして機体が動き出します。
滑走路を疾走し、北海道の大地からその車輪が離れた機体は高度を上げて空の彼方へ。
どんどん小さくなって、そして肉眼では見えなくなるまでその姿を見送りました。

       

ついさっきまでとても楽しい時間が続いていただけに、途端に感傷的になりながら、飛行機が彼方へと飛び去っていくのを見上げていました。

果たしてここまでのこの時間は現実だったんだろうか、それとも長い長い夢だったんだろうか。
そんな思いにさえなりました。


実は私、この時から1時間以上、この展望デッキから動けずにいました。

もう一度椅子に座り直し、そしてこの2日間の事を思い起こしていました。
色んな失敗があったりしながらも、そしてもっと他に色んなこともしてあげられたんじゃないかという思いも持ちつつも、それでもやっぱり楽しかった時間を振り返っていました。

また、この しほろっち夏祭り花火大会 開催に至るまで、特に アリスインアリス のゲスト招致の話が初めて出た時からの事を考えていました。

この3ヶ月ほど前に初めて アリスインアリス の名前が出てきたのは、まずそこに至るまでが 偶然奇跡 の連続。
そしてたくさんの 出会い御縁 があってこそです。

そんなたくさんのものの集合体、そしてこの時点での集大成が今回の2日間です。

ここに至るまでのたくさんの人とのたくさんのやり取り、声や顔、そして1つの事に向かって進んだ時間を考えると、本当に改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
考えれば考えるほどありがたくて、気がつくと涙があふれていました。
大の大人がこんなところで泣くのかと思われてしまうかもしれませんし、笑われてしまうかもしれませんが、止めどなく涙が流れました。



しばらくその場でゆっくりした後、ようやく重い腰を上げて士幌まで1人で戻ってきました。
そしてどこよりもまず最初に向かったのは、前日たくさんの興奮が渦巻き、そしてたくさんの笑顔で溢れた 士幌町コミュニティー広場
まさに、夢のあと です。

私がこの日、アリスインアリス のみんなや エンドケイプ さん と観光をしている間、商工会青年部のみんなやお手伝いのみなさんが会場をすっかり片づけてくれ、残されたものはごくわずかなものだけとなっていました。
ステージ上のテントも下ろされ、その形を失っています。

そんな場所で1枚だけ、最後の写真を撮りました。
このヨーヨーは3人が私に預けていったものです。
実は前日、会場に来ていた子供達から3人に手渡されたもので、本当であれば東京まで持って帰りたいと言っていたものなのですが、中には当たり前のように水が入っており、これを飛行機に手荷物として持ち込むことは保安上も認められるはずもありません。
そんなことから私の手に託され、そして再び士幌へと戻ってきました。

そういうヨーヨーでしたから、どうしても一緒にこの場所へと戻ってきたかったというのが私の想いでもありました。

   

夢のような時間、そして ジャガイモンプロジェクト にとっての ターニングポイント となった2日間が終わりました。




みなさんがこの2日間についてブログに書いてくださってますので、ここで紹介させていただきます。

高橋明日香 さん アリスインアリス初ライブ♪
アリスイン北海道♪その1
アリスイン北海道♪その2
アリアリ北海道〜ペン子写真館〜
栗生みな さん アリスイン北海道
北海道!しほろっちっちー
こりゃないよう
相田瑠菜 さん 北海道♯1
北海道♯2
北海道♯3
北海道♯4
北海道♯5
エンドケイプ さん しほろっち夏祭り花火大会(・ω・)ノ゙



この アリスインアリス の士幌でのデビューステージ、夏祭りへのゲスト出演に至るまでには本当にたくさんの方にお世話になりました。

  鈴木 正博 さん     (アリスインプロジェクト 主宰)
  エンドケイプ さん(アリスインアリス 総合ディレクター)
  西田 さゆり さん(スタイリスト)
  高橋 明日香 さん(アリスインアリス)
  栗生 みな さん(アリスインアリス)
  相田 瑠菜 さん(アリスインアリス)

他にも今回のステージ実現に向けて、実際に現場には入られなかった方でも色々とご尽力いただいた方やご苦労をいただいた方もいらっしゃると思います。

更には、私の仲間である 士幌町商工会青年部員初め、町内の各関係者様やたくさんの方にも直接的、間接的にお世話になったかと思います。

また、イベント当日、町内外から集まっていただいたみなさん。
そしてアリスインアリスを見に、遠路遥々お越しいただいたみなさん。

そんな全てのみなさんに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。


また、ジャガイモンプロジェクト代表 であると同時に、主催者である 士幌町商工会青年部員 でもある私。
当然当日は一部員としての役割もあり、本来であれば前者としての動きを十分に取ることはできない、時間がない状況でもあります。
機材が並ぶ中継ブースからも離れられないようなところではあったのですが、それでも様々な場面で 木下 さん に助けていただき、色々なことをカバーしていただき、おかげで ジャガイモンプロジェクト としての動きを取ることができました。

木下 さん は、私の本当に信頼する人生の先輩でもあり、ジャガイモンプロジェクト の活動において普段から色々な助言をいただいたり、時に相談をさせていただく方です。
今回も本当に色々と助けていただきました。
ありがたい限りです。




これが ジャガイモンプロジェクト としての アイドル関連 の活動の全ての原点です。

ご当地キャラクターを用いた狭い範囲での活動しかなかった ジャガイモンプロジェクト に新しい活路を開いてくれた、そして見せてくれたのがこの時のイベント、そして出来事です。

あの時、キャラクターの曲を作ろうとして呼びかけをしていなかったら、そしてそんな中で エンドケイプ さん に出会っていなかったら。
このイベントをきっかけに アリスインアリス と出会えていなかったら、アリスインプロジェクト さん にこれほど良くしていただいていなかったら・・・。

どこかでこの1本の線が途切れていたとしたら、きっとその後の ジャガイモンプロジェクト の活動、そして運命は大きく変わっていたと思います。
アイドル という方向に大きく舵を切る事もなかったかもしれません。
活動の先に限界を見てプロジェクト自体が終わりを迎えていたかもしれません。

「たられば」 というのは話をしたらきりが無くなってしまいますが、大袈裟ではなく本当に今になってもそう感じます。

そういう意味で、私自身にとっても、ジャガイモンプロジェクト にとっても、この エンドケイプ さん 、そして アリスインプロジェクト さん 、アリスインアリス との出会いや御縁は本当に大きなものです。


あの再会を誓った日から半年後、
2014年3月には ジャガイモンプロジェクト初の 特別出張 として訪れた 夕張 で、女優としての 高橋明日香 さん に再会が叶いました。

また、アリスインプロジェクト主宰の 鈴木 さん にも、ここで初めてお会いすることができました。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014「鐘が鳴りし、少女達は銃を撃つ」上映イベント参加レポートはコチラから


2015年4月には、札幌高橋 さん栗生 さん相田 さん鈴木 さん に再会をすると共に、ここでもまた楽しい2日間を過ごすことができました。

アリスインアリス 札幌3Days 参加レポートはコチラから


この2回共に、アリスインプロジェクト さん にイベントに誘っていただき、そもそもの 特別出張 というシステムの根幹を作っていただきました。

エンドケイプ さん ともいまだに交流がしっかりと続いています。


それぞれとの 御縁再会 から、そこでまた新しい 出会い御縁 が生まれ、そしてそんな 御縁 からまた新しい 展開 が生まれています。
更にはそんな新しい 展開 からまた新しい 御縁 も生まれ続けます。
そういう意味でも、御縁 というものも大切さはあのイベントの時に感じたものも大きかったですが、その後の様々なことを経て改めて大切さや尊さを実感しています。


また、こういうイベントを通じてお会いすることのできるタレント・関係者のみなさんは当然ですが、ファンのみなさんとの出会いも私にとっては本当に大きなものです。

特別出張 なども回数を重ねていくとあらゆる場所やタイミングでそういう方々と再会させていただけることも多くなります。
そこで様々な話を聞かせていただけたり、色々な経験をさせていただけます。

ジャガイモンプロジェクトがなによりも 御縁 を大切に活動している、そしてそれを公言しているのはこういうところが根源にあるからです。




このイベントのレポートは、元々は 士幌町商工会青年部公式ホームページ「しほろっち」 で紹介していました。

第33回 しほろっち夏祭り花火大会特設ページ (士幌町商工会青年部公式HPしほろっち) はコチラから

この 「しほろっち」 も、私自身が 商工会青年部IT担当 として担当している部分であり、私が書いているものです。

ですが、ジャガイモンプロジェクト の創成期において、非常に大切な ターニングポイント となった出来事であるこのイベントのレポートが外部サイトにしかないというのが、以前より心に引っかかったものでもありました。


イベント終了から数年を経過したものではありますが、この引っ掛かりを解消するためにも今回こちらのページを改めて制作することとしました。

あちらこちらに分散した情報を集め、古い記憶を思い起こし、文章自体も再編集。
更には当時は書いていなかった内容についても追記する形でレポートを作成しました。

このレポートを改めて書くことによって、私自身としてもあの頃の原点に戻ってもう一度色々なことを思い出し、そして感謝することができた気がします。
そういう意味でもレポートの書き直し、取りかかって良かったです。


2015年12月24日

ジャガイモンプロジェクト代表・川崎康


 
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