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> ジャガイモンプロジェクトTwitterスペース交流会 〜2021.09.07号〜レポート
初めて Twitterの
スペース
という機能を利用します。
普段であれば実際に本番に挑む前にテストなどを行なってからというのが通常だとは思いますが、今回はそんなこともほぼ行なうことなく、「 習うより慣れろ 」 という言葉の通り、いきなりのぶっつけ本番です。
当日22時30分頃、ツイッターの
ジャガイモンプロジェクト公式アカウント
から、” あなたとジャガイモンプロジェクト ” と題してスペースを開設。
同時にツイッターで開設をお知らせするツイートを流しました。
しかしながら事前に何ら予告もなく、しかも初めて利用するサービスです。
どれほどの反応があるのか、それとも全く反応がないのか、全く見当もつきません。
しばらくはどなたも入ってくることのない場所で、1人で黙って画面を見つめるのみ。
YouTube のように後で公開するコンテンツでもなければ、誰かが後で聞き直せるようなものでもないため、ここで1人でも喋り始める意味は全くありません。
それでもそんな時間から数分後。
以前より存じ上げている方のアイコンが最初の訪問者として画面に現れた時には正直ホッとしました。
また、スペースを始めてスピーカーとして参加するとフォロワーの方に通知が流れる仕様になっているようです。
そんなこともあってか直後にはスペースに入ってきてすぐに退出される方々の動きもチラチラと見えました。
しばらくすると画面が落ち着き始め、結局そこに残ったアイコンは私も含めて2人。
少ししてからは3人に増え、更に途中からは最初からご参加されていた方のお知り合いの方もパラパラと入って来ていただけ、少し人数が増えた中でみなさんと色々と盛り上がることができました。
しかしここでスペースの機能の難しい点を参加の方からのご指摘で発見。
この時点で画面上には画面上には主催者 (ホスト) であるジャガイモンプロジェクトのアカウントのアイコン以外に、スピーカー (発言者) の方、リスナーの方のアイコンがそれぞれ表示されていました。
当然そこにいる方だけに聞こえていると思っていたのですが、参加する際に使うデバイスによってはアイコンそのものが表示されない場合があるようです。
いつもお話をさせていただいている馴染みの方しかいないということを前提に色々と深い話をしていましたが、画面上に見えない方にも聞こえている可能性があるということであればそこは十分に配慮しなければならない部分だと認識しました。
ジャガイモンプロジェクトではこれまでにも ZOOM や YouTube を利用してオンラインでの交流会を開催させていただいていますが、それぞれにそれぞれの特徴があり、主催者として喋るにあたってもそれぞれにコツというか気を付けなければならない点があると思います。
ZOOM
は参加の方と言葉のやり取りをする中でそこにはほぼタイムラグがないため、タイミングがずれて話を把握しづらいということはありません。
ただし、目の前で実際に顔を突き合わせて話をするのとは違うため、複数人数が一気に話し始めてしまうと全体がゴチャゴチャしてしまうことがあります。
参加の方が画面上に実際に顔を出してくださっていたとしても、目線や雰囲気でお互いが会話のタイミングを取るのはやはり実際に直接お会いしているよりは難しくなってしまいます。
ZOOM はこの点を気を付ければ、ジャガイモンプロジェクトでは ” ZOOM交流会 ” に関しては後日公開することもしませんし、自由度がある程度高い中で過ごせるものだと考えています。
YouTube
での交流会は基本的には声を発するのは私だけです。
参加のみなさんはチャットに書き込みをいただいたり、またはこちらからの発信をチャットなども利用せずに静観する方もいらっしゃいます。
この場合だと音としての言葉は私からの一方通行となるため、それを発するタイミングを気にする必要はほとんどありません。
また、実際に私が喋ってからみなさんの元に届くまでにはタイムラグが発生します。
ですので、こちらからは基本的には話題のたびにチャットの書き込みを延々待つのではなく、ある程度どんどん喋って話を進めていくことが必要となります。
” YouTube交流会 ” に関しては開催後に原則そのまま公開ということとしているため、リアルタイムで視聴された方以外にもたくさんの方の目や耳に届く可能性のあるものです。
そういう意味で気を付けなければならないことも当然ありますし、一個人としてではなくジャガイモンプロジェクトという傘の下でやっている以上は尚更です。
一方、今回の
スペース
に関しては、複数人数が発言をできるという点では ZOOM に近い部分もありますが、映像がついていないということからそれ以上の難しさを感じました。
今回は最大でも5人ほどの参加だったため、同時に何人かが話し始めてもある程度は何とでもなった感はありますが、これがもっと人数が増えるとなるとなかなかそれも難しいのではないかと思います。
気軽にできるものだからこそそれでもいいんじゃない?という考え方もできるかもしれませんが、そうでない場合にはしっかりとMCというものを意識しながらやっていかなければならないのだろうなとも感じました。
また、前述したようにアイコンが出ていない方にも聞こえている可能性があるという部分ではより慎重にならなければならないのだと今回の開催を持って認識しました。
不特定多数にという点では YouTube のそれと同様ですが、スペース の仕様がそうなっているということに初回で気が付けたということは大きな収穫だったとも思います。
更に、スペース に関しては画面の構成から操作のしづらさがちょっと気になりました。
ただ話をしているだけであればほぼ操作を必要としないのですが、誰かがスピーカーになりたいという申請をして来た時にすぐに気が付くためには画面を注視していなければなりませんし、画面を消したままで話しているのは論外です。
実際、今回もスマホの画面が消えた状態でしばらく話してしたのですが、そんな申請が来ていたことに気が付かずに失礼をしてしまったという事例がありました。
ここは次回以降同じようなことがあったなら注意をしなければならないと思います。
この申請に関してはPCのブラウザから参加の場合だと思うのですが、しっかりとこちらに表示されないこともあるようです。
その点に関しては主催者であってもシステム管理者でない以上は何とも出来ない点ではありますが、スペースを今後も利用するかも含めて考慮しなければならない点だと思います。
これまでに利用してきている前述の3つのオンラインサービス。
これらにはそれぞれにメリットデメリットがあると思います。
例えば参加いただける方の利便性や手軽さという点に視点を置くと、一番容易なのは YouTube ではないかと感じます。
YouTube はアカウントなどを一切取得しなくても視聴することは可能ですし、Googleアカウントさえ持っていればチャットの書き込みをすることができます。
PCからだと事前に何ら準備は不要ですし、スマホやタブレットからでもYouTubeアプリは多くの方が元々インストールされていると思います。
チャンネル登録をされた上で通知をオンにしていただけていれば、実際に生配信が始まった時点で通知が届きますし、URLをクリックするだけで配信を視聴することが可能です。
生配信後にアーカイブ (録画) を見れるという点は別にしても、最も気軽手軽なのではと思っています。
逆に一番ハードルが高いのは恐らく ZOOM です。
PCからでも実際にZOOMのサイトなどから手順を追った上、配信側から指定のIDを入力してミーティングルームに入ります。
スマホやタブレットの場合は事前に専用アプリを用意し、そこにIDを入力する必要があります。
また、参加の方には映像による顔出しを必須とはしていませんし、ただ見聞きするだけの参加も可能ではあるのですが、ここには参加される方にとっての大きな壁が1つ存在しているように感じます。
映像も声も出さず、参加名もニックネームにすれば個人を特定することは基本的にはできません。
しかし外からクローズの場、いわゆる密室のような場所に初めて入るのには少しばかりの勇気や色々なものが必要なようです。
受け入れる側、主催側がいくら、「 ご自由にどうぞ、お気軽にどうぞ 」 と言っても、だからと言ってその壁が瞬時に無くなるものではないのだろうと想像しています。
更にある程度のコミュニティーがすでに出来上がっていのではないかと想像できる場所に飛び込むのは多くの人にとって少なからず抵抗があるでしょうし、思い切りも必要なのだろうと思います。
しかし実際に入って来てもらえれば納得いただけると思いますが、ジャガイモンプロジェクトのZOOM交流会はかなり ” ユルい ” 場所です。
大抵の方がそんな空気感に気づいて、「 こんな感じだったのならもっと前から来ていればよかった 」 という趣旨の感想を伝えてくださいます。
ですがやはりそれは1つの壁を乗り越えてからの話であって、やはり参加するまでのハードルは高いに違いないのだろうと、主催者としても想像をしています。
スペース は良くも悪くも前述の2つの中間点。
ただし、これに関してはツイッターを公式アプリや公式サイト以外で利用されている方には参加できないという大きなデメリットも存在するようです。
スペース に関しては今後も利用していくか、それともやはり ZOOM や YouTube に寄っていくのか。
そのあたりはまだ私自身の中で協議をしていきたいと考えているところです。
それぞれのサービスにはメリットがあり、そして同時にデメリットもあると思います。
何を伝えたいか、その時に何をしたいかによってそれぞれ使い分けをすることも可能だとは思いますが、あまりたくさんのものを同時使用していくことも望ましくないと考えています。
実際私自身も自分が参加する側に回った時のことを想像すると、「 今日は〇〇にアクセスして 」 「 今日は◆◆から発信します 」 「 明日は××でポイントを・・・ 」 と連日のように色々と言われるのは、場合によってはそれがストレスになってしまったりすることも容易に想像できます。
やはりあまり種類を安易に増やすべきではないと思います。
どちらにしても参加いただけるみなさんに楽しんでいただけることを第一に、まだしばらくはオンラインでの活動をメインにする機関が続きそうですのでしっかりと考えて先に進んでいきたいと思います。
今回はどの程度の時間やるとかそういうことも一切考えずスタートさせました。
そんな中で初めてお話をさせていただく方々と色々と盛り上がることができ、結局開始から4時間半ほど交流をさせていただきました。
新しい御縁をいただけるというのは本当に嬉しいことです。
2021年9月8日
掲載
ジャガイモンプロジェクト代表・川崎康
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