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> 羽美JKはじめての〇〇「おつかいはしないけど、市電貸切撮影会&ファーストライブ」レポート
羽美
も無事にこの春から高校に進学。
晴れて
JK
となりました。
前回のイベントは3月でしたが、その後
ジャガイモンプロジェクト
では札幌で開催された舞台 「アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO」 の広報活動や取材にあたり、これに比重を置くために他の活動を一時的に凍結。
そのために約3ヶ月の期間が空いてしましました。
そんなこともあり、今回のイベントはその分も内容を濃いものにさせていただきました。
まずは営業路線を走る
市電
の車両を貸し切っての
撮影会
。
これはかなりレアな企画、レアな体験になると思います。
続いて、
札幌アイドルカフェ
さん
の店舗をお借りしての
ライブ
。
歌関係のイベントとしては以前にカラオケボックスでのイベントを開催したことこそありますが、今回はこれとは全く違った形でのライブです。
羽美
の今後の活動の中で、ライブという部分にも更に進出していくことも予定しているだけに、そういう中での最初のライブというものは、今後の本人の頑張り次第では、この
ファーストライブ
を今後においてより価値のあるものにすることができると思います。
今回、イベント開催発表直後はなかなか参加の申込み数が増加せず、正直なところ非常に不安を感じていた部分がありましたが、イベント開催1週間前頃から次第に申込み数も増え始め、ちょっとひと安心。
こちらでは、高校生になって初めてのイベント の構想や準備、そして当日のレポートを紹介させていただきます。
開催 : 2016年6月19日(日)
場所 : 札幌市電貸切車両
場所 :
札幌アイドルカフェ
イベント開始前。
いつものように当日の
事前準備
から1日が始まります。
ここのところ天候が悪く、当日に向けてもそんな心配をしてはいましたが、全くの取り越し苦労。
見事に晴れ渡った青空が、イベントの開催を祝ってくれているかのようです。
そんな空の下、まずは
1ショットランダムチェキ
の撮影を行なうなどしてから集合場所近くへと移動。
撮影したばかりのチェキや、
参加証明書
にもサイン入れをし、イベントに向けての準備を進めます。
市電貸切撮影会
の集合は、
東急プラザ正面入口前
に
12:10
。
15分ほど前にそちらへと移動しましたが、集合時間までには無事に参加予定の8名全員に揃っていただくことができました。
今回の撮影会、まず一番最初の心配事は 「 集合時間に遅刻なく全員に集まっていただけるか 」 という点。
今回は車両が発車するよりも20分早い集合時間を設定させていただきましたが、これは万が一ギリギリに来られる方、遅れる方がいないようにという懸念からの設定でした。
貸切車両は実際に営業路線を走る通常の車両と車両の間に入る形での運行となります。
そんな状況の中で自分達の行動によって他の車両の運行を妨げてしまったり、何らかの影響を与えてしまうということは当然ながら厳禁です。
ですので、ホームページでイベントへの参加を募集させていただく時点で、今回の撮影会に関しては遅刻した場合は、途中参加、途中乗車は不可であるということを提示させていただきました。
しかし実際にはそんな心配もなくみなさんに時間通りに集合していただくことができました。
万が一、遅刻の方がいた場合には当初の予告通りに置いていく、車両にお乗りいただけないということも想定していましたが、まずはその点を回避できたことは、運営としては非常にありがたいことでした。
事前の
札幌市営交通
への申込み、そして話し合いの中で、発車時刻10分前の
12:20
には
貸切専用すすきの乗降場
に車両に入ってもらえることになっていたため、それに合わせて全員で移動。
実際には車両は少し遅れて乗降場に入ってきたのですが、その予定外の空白の数分間を利用して、乗降場での写真を撮影することもできました。
参加のみなさんと一緒に車両の到着を待っていると、路線西側の
資生館小学校前乗降場
の方角から今回お借りすることになった
3300系車両
が
貸切
の表示を掲げて入ってきました。
これまでにも何度となく見たことのある、市電の
貸切
の文字ではありましたが、実際に自分達が貸切にしているのだと考えると、その2文字もちょっと違って見える感じさえしました。
車両到着後、参加のみなさんは発車を待たずしてすぐに撮影を開始。
今回の撮影会は時間が限られていますので、こんな数分も大事です。
私は運転手さんにご挨拶をさせていただいたのち、最低限のお話を伺って準備完了。
12:30
の定刻をわずかに早まわるタイミングで
貸切専用すすきの乗降場
を出発です。
これまで長年 「 コの字型 」 で運行されていたこの市電の路線も、昨年 「 循環路線 」 となりました。
そんな路線を
内回り
で進む車両は、まずは正規の
すすきの乗降場
を通り、昨年開通した線路の上を通って
狸小路乗降場
、
西4丁目乗降場
と、人通りの多いところを進んでいきます。
参加のみなさんが撮影を進められている頃、私は外の様子を眺めたり、車両の中をキョロキョロとしたりしていたのですが、まず気になったのは外からのたくさんの視線です。
営業路線を通常の車両と同じような形で走行しているわけですから、当然各乗降場では乗車を待っている人の前を通過します。
待っている方にとってみれば、当然貸切車両には乗れないわけで、前に来ても扉は開きません。
そしてそんな車両の中では何やらみんなが立派なカメラを持って、誰かを撮影しているというこの状況。
私がもし乗降場で市電を待つ側の立場だったとしたら、そこで何が起こっているのか当然に気になりますし、自分の前を通過するその車両の中の様子をジーッと見つめると思います。
参加されている方から、「 見られて嫌だ 」 という類の話が出ていたわけではありませんが、とにかく終始本当にたくさんの人に見られていた気がします。
私が市電の貸切を札幌市営交通へ申込む際、車内に何か装備は必要かということを聞かれました。
この貸切車両はパーティーやカラオケ大会をはじめ、本当に広い用途で使うことが可能だそうです。
そしてそれらに合せて、テーブルやカーテン、カラオケセットやクーラーボックスなど、様々なものを無料で用意していただけるそうです。
ですが今回は
普段通りの車両
が一番ありがたかった為、「 装備品は何もいりません 」 という申込みとさせていただきました。
当然イスは通常装備ですから座ることは可能ですし、通常の営業時と同じ状態であることが、今回の撮影会の大きな意味であり、だからこそのこのような場所での撮影会に特別感があると思います。
座りながら撮影する方、立って撮影する方、時に床に寝転がって撮影する方と、様々な方法や場所からの撮影が繰り広げられていましたが、これも当然貸切だからこそ出来ることであり、装備を一切増やさないことによって、いつもどおりの光景と広さが確保できたからこそだと思っています。
私自身は運営として、このレポートに必要なイベント写真を撮影していた程度ですが、参加する立場になったとして考えると、やはりこの
いつもどおりの市電
というのが一番嬉しいのではないかと思います。
また今回、この撮影会の企画を発表してから当日に至るまで、実際に参加される方以外から本当のたくさんの声をかけていただいたのですが、その中で際立って一番多かったのが、「 市電借りるなんてすごい力を持ってるね 」 「 高かったんじゃないの? 」 というご意見でした。
実際、この市電貸切というのは意外と簡単に出来てしまうものではあるのですが、そのように思っていただけるというのはありがたいことでもあります。
更には、「 市電貸切なんてレア体験だね 」 「 貸切で乗ってみたい 」 というようなご意見もたくさんいただきました。
羽美
の撮影会は、これまでにもレンタルスタジオやカラオケボックス、そして札幌の市街地を回って行なうなど、数回開催してきましたが、そんな中でもこの
市電の車両内
という場所の設定は間違いなくレアケースだと思います。
これを実際に参加いただいた方にも、参加いただけなかった方にも、
レアケース
だと感じていただけたことは、運営としても願ったり叶ったりです。
撮影が進む光景を見ていると、
羽美
が椅子に寝そべっているポーズだったり、左右の手すりを両手で持って立っている光景だったりと、通常の営業路線では絶対に考えられない、もし同じことをやったとしたらマナー違反も甚だしい光景が広がっていましたが、それも全ては貸切だからこそ。
そんな光景を見るたびに、運営としてはとても嬉しくもなりました。
普段できないことができる、普段は許されないことが許されるというのは、かなり嬉しいことでもあり興奮することでもあると思います。
当然それが何らかのルールを掻い潜ってマナーに違反した中でコッソリやるというのであれば当然問題はあると思いますが今回は違います。
車両の中で寝転がっても誰からも怒られませんし迷惑もかけません。
私自身も途中、両足を投げ出して車両の床に直接座るなどしてそんな解放感と特別感を味わいながら、みなさんの様子をゆっくりと見学させていただきました。
普段であれば絶対にできないようなことをしている特別感は、本当に気持ちのいいものでもあり思い出深いものでもありました。
撮影の進む車両は南1条を西へと進み、
西15丁目乗降場
を過ぎたところで南へと方向を変えて西線へと入ります。
途中、参加の方が車両の揺れに体を流され、その勢いで
停車ボタン
を押してしまったことで、停まらないはずの車両内に停車のベルが鳴り響いてみなさんで大爆笑のハプニングもありました。
他にも様々な会話で盛り上がり、1つ1つの状況に喜びを感じ、終始楽しく穏やかなアットホームな時間が過ぎていきます。
そんな撮影会も半ばに差し掛かった頃、車両は
電車事業所前乗降場
を通り過ぎ、次の
中央図書館前乗降場
に差し掛かったところでいったん停車しました。
ここからは運転手さんが運転席を移動。
車両の進行方向を反転して運転を再開し、そのまま営業路線を外れて
電車事業所
の敷地内へと入っていきます。
ここは普段の営業では絶対に走らないところであり、車両に乗ったまま入っていけるというのはとても貴重な体験です。
車両は事務所の入った建物をグルッと一周する形で洗車場、そして車庫を通り過ぎて建物の前で停車。
ここでは事前の予定通り、約10分のトイレ休憩です。
私は今回の貸切の支払い等があるため、一旦その場を離れて事務所に行くなどしていましたが、その間もみなさんは車両の外で撮影を続行。
こんな場所に入って撮影するということは普段はまず認められることでは無いはずでしょうし、この時間はまたこれでとても貴重な時間になったようです。
みなさんが撮影を続けられている間、私はそこに停められている他の車両を見回したり、複雑に張り巡らされた電線を見上げたりするなどして、束の間の時を興奮しながら楽しみました。
しばらくして再び全員車両へと戻り、改めて運行再開です。
再び営業路線へと戻った車両は、まず東へと進み、
東屯田通乗降場
を過ぎたところで北へと方向を転換。
一路すすきの方面へと走ります。
ここまで来ると撮影も終盤です。
縦に横にと揺れる車両の中で、自然と足に力が入っての撮影は筋肉をかなり使います。
立ったり座ったりしての撮影の中、参加のみなさんがお互いに撮影場所を譲り合いながらご参加いただいたことは本当に嬉しくもありがたくもあります。
ジャガイモンプロジェクトの撮影会はルールに細かいことがたくさん書いてあるという話を聞くこともあります。
ですが実際に撮影会が行われている中で、参加されるみなさんがお互いに楽しく、そして最低限のマナーとある程度のルールを守っていただければ、私はあまり厳しく何から何まで縛りつけてイベントを進めようとは思っていません。
万が一の時に備えて事前のルールこそ設定させていただいてはいますが、これはあくまでもいざという時のものです。
これまでのイベント、撮影会でもこの点に関しては参加のみなさんがこちらから特に何も言わなくてもお互いにルールを守ってくださり、そして秩序のある中で時間を過ごしてくださいました。
そしてそれは今回も同様でした。
運営としてイベント最中にすることやしなければならないことは様々ですが、そんな中でもそういう意味では随分と楽をさせていただいている気がします。
これも全て、参加いただいているみなさんのおかげです。
撮影会が始まって1時間とちょっと。
車両は循環路線を1周し、再び最初の
貸切専用すすきの乗降場
へと戻ってきました。
これで撮影会は終了です。
お世話になった運転手さんにお礼を伝え、全員揃って車両を降ります。
いざ始まってしまうと本当にアッと言う間の1時間ちょっとだった気がします。
私自身にとっても、市電の車両を貸切にしてイベントを行なうということ自体がかなりのレア体験でしたが、参加いただいたみなさんにとってもこのような場所での撮影というのはレア体験だったのではないかと思います。
また羽美自身、市電には今回初めて乗ったということでしたし、参加のみなさんからも、「 10年以上ぶり」 「 2回くらいしか乗ったことがない 」 というような声がたくさん聞こえてきていました。
そういう意味でもそれぞれの生活にとってのレア体験となったようです。
この後、
ライブ
の会場の予定時間まではまだ1時間ちょっとあります。
そんな中、車両の中にいるうちに参加の方から提案があり、この時間に急遽全員で食事に行くことにしました。
いわゆる
飯イベ
というやつです。
すぐ近くにある
そば処 まる山
さん
に席に行くと、幸い2階席が空いており、我々だけで貸切の状態に。
お店の方に確認したところ、写真の撮影をしても良いとのことでしたので、待ち時間を含め、撮影したりみなさんで色々な話で盛り上がったりと、楽しい時間を過ごさせていただきました。
急遽のイベントではありましたが、
羽美
本人も改めてみなさんとゆっくり交流することができ、とてもいい時間になったと思います。
この後、私と羽美は一旦車に荷物を取りに戻り、そして次の会場となる
札幌アイドルカフェ
さん
の入る、
LC拾番館ビル
へと移動。
ちょうど参加のみなさんも揃って歩いて移動しているところで、ビルの前で一緒になりました。
私達は一旦みなさんより先に店舗に入り、まずはお店の方にご挨拶などをさせていただきながら機材の利用の仕方などの説明を伺いました。
開場は
15:00
以降で準備が整い次第という設定にさせてはいただいていましたが、羽美本人は控室で着替えができますし、私自身もある程度の説明さえ伺ってしまえば、あとはみなさんが入場された後でも音や照明のチェックができます。
入口前には早々にみなさんにお集まりいただいていましたので、あまりお待たせすることなく時間を早めて開場させていただきました。
店舗の中は大きなステージを前方から囲むようにテーブルと椅子が設置されていましたが、最前のテーブルだけを少し移動し、みなさんが観やすいように使いやすいようにカスタマイズ。
この点、私は特に口は出しませし、ほぼ全てみなさんにお任せです。
私は機材の操作を中心に再確認したり、最終的なチェックを色々としながら時間を過ごします。
またこの間、このライブから参加予定だった方も開演時間を前に全員がお集まりいただけました。
羽美の初めてのライブは、12人の方に見守られながらのライブです。
これからの活動次第でこの12人の方に、「自分達はあの子の一番最初のライブにいた」 と胸を張って言っていただけるよう、運営も、羽美本人も頑張っていかなければならないと、そんなみなさんの顔を拝見しながら改めて思いました。
15:30
。
本来であればここから10分程度、私からの様々な説明をさせていただいてからのライブスタートを予定していました。
ですが、みなさんいつも参加いただいている方がほとんどということもあり、また、開場時間からここまでに時間に余裕を持てたことでそこで色々と話をすることができたため、この10分を削り、すぐにライブ本番をスタートさせました。
まず1曲目は、「
世界の始まりはいつも君と
」 。
先月の舞台 「 アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO 」 でも使われたテーマソングです。
この曲の使用、そして1曲目に持ってくることは私が独断で決めさせていただきました。
ジャガイモンプロジェクト
の中で、
主催イベント
であれ、
特別出張
であれ、全てが単発のものではなくある程度の連続性を持ったものだということの表しでもありますが、曲タイトルに今回参加いただいたみなさんへのメッセージが込められてもいるとも思います。
ここを機にライブ活動も増やしていく予定です。
そんな
世界の始まり
はここにあるという意味も込められています。
セットリスト
(前半部)
1.
世界の始まりはいつも君と
(from アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO)
MC
2.
トリセツ
(西野カナ)
3.
Follow me
(E−girls)
MC
4.
Let it go
(イディナ・メンゼル)
抽選会
まず30分を予定していた前半部はMCを挟みながら全4曲。
みなさんには写真を撮影したり、掛け声やコールで盛り上げていただいたり、手拍子や拍手を送っていただいたりと、様々な方法でライブを盛り上げていただけました。
この間、照明は写真を撮りやすいように、なるべく明るいままでのライブとさせていただきました。
また、2曲続くところでは1曲は後ろの青・赤・緑のライトを点滅させ、もう1曲は点滅させないという流れにしました。
本来であれば店内の照明を落とした上でステージをスポット的に明るくできれば雰囲気もまた変わるのでしょうが、そりよりも写真の撮影のしやすさを優先しました。
更に、スタート時の諸説明を省略したことによって生まれた時間で急遽、
抽選会
を開催。
物販用として持参していた
クリアファイル
と
ノート
を、羽美とのじゃんけん大会で奪い合っていただき、最後まで残った方にその場で羽美がサインを入れてお渡ししました。
急遽だったためにテーブル等を用意しておらず、ステージの上で床に置いてサインを書いたため、ちょうど土下座をするような体勢となった羽美を見て、「 土下座アイドル 」 という声が上がっていました。
「 この瞬間の写真がアップされたら、ライブ中に土下座してるアイドルって、意味わからないよね 」 という笑い話にもなっていましたが、それはそれで面白いと思います。
どんな形であれ、悪い方向でないのであれば注目されるというのはいいことだと思います。
肝心な歌の部分に関しては、私からは特に歌唱の指導などはしていません。
本人がボイストレーニングなどを個別に受けているということもあるため、その度によほど気になること、修正してほしいところがない限り、その度に詳細に渡ってまでの指導は必要ないと感じています。
個性
も大切だと思っています。
他の人に言われて作り出された個性よりも、本人から自然と出てくる個性の方が色んな人に届くと思います。
カラオケの機械で高得点を出そうとして歌っているわけではありませんから、全く放置とするということではありませんが、ジャガイモンプロジェクトに所属しているうちはこの
個性
を大事にしていきたいとも思います。
前半部が終わってからは羽美の衣装替えも含め、10分程度の休憩を取らさせていただき、引き続き後半部のスタートです。
羽美の後半の衣装は羽美自身のお母様に作っていただいたものです。
後半部はMCを挟みながら全5曲。
そんな中でも1曲目に披露させていただいた
初恋Diary
はみなさんに興味を持って観ていただけたのではないかと思います。
初恋Diary
は、
t.tam
さん
という方が制作された楽曲で、私がご本人と直接お話をさせていただく中で、「 ぜひライブなどで使ってください 」 とご提供をいただいた楽曲です。
この曲はそれより以前にすでにインターネットで制作者ご本人が公開していた楽曲であり、羽美に限って提供されたものではありませんので、そういう意味ではオリジナル曲ではありません。
ということで 「
ほぼオリジナルソング
」 ということで紹介させていただきました。
何度も何度も言いましたので、おそらくこの 「
ほぼオリジナル
」 というキーワードがみなさんの記憶に残ったのではないかと思います。
セットリスト
(後半部)
MC
1.
初恋Diary
(from t.tam)
MC
2.
Kiss hug
(aiko)
3.
側にいて
(阿部真央)
MC
4.
真夏のSounds good
(AKB48)
5.
今すぐKiss me
(リンドバーグ)
MC
2曲目以降は、バラード曲やアップテンポの曲もありました。
これも基本的には羽美本人が決めた曲です。
セットリスト
を作るにしても、曲を選定するにしてもまだまだ素人同然。
ほとんど何もわかっていないような状態ですが、ここから様々な経験を積み、時に失敗を経て成長していってくれるものと思っています。
今回は歌いたい曲を選定する作業も、実際にセットリストとして組み上げていく作業も、基本的には本人に任せました。
私は全9曲のうち2曲は指定しましたが、あとは本人が決めています。
実際、今回のライブのセットリストが決まったのは本番5日前。
これが遅かったのか、それとも問題なかったのか。
そのあたりも含め、このライブを通して本人が色々と学んでいってくれることを期待しています。
ライブ前、羽美は
MC
の不安を訴えていました。
話す内容もその長さも、素人がいきなり何も考えずにやってしまうと大抵は失敗してしまうものです。
ここに関しても、私は最低限のアドバイスだけはしましたが、やはり気持ちのこもった話をするためには話す本人が内容を決めるのが当然一番いいと思いますし、今回もそのような形で基本的には羽美自身に内容を委ねました。
ただ、会話に詰まったり困ったことがあったら、いつでもこちらに話を振って良いよという点、そしてステージを見てくださっているねみなさんにどんどん話しかけても良いよという点は事前に確認していました。
今回のライブではMCをするための時間を、前後半で長短合わせて計6回取りましたが、この回数を減らせばあと2曲くらい歌えたかもしれません。
ですが、歌うという以外の部分でも経験を積ませたかったため、ここはあえてMCの数も多めに設定しました。
結果、実際にライブを現場で見ていただいた方はご存知かと思いますが、早い段階からみなさんに対してどんどん話しかけにいっていましたし、話に間がたくさんあったことによってみなさん側からも話しかけるタイミングがあったと思います。
更に、運営としての私もその会話の中に何度となく飛び込んだりもしました。
そしてそんなMCの時間には常に笑いが溢れていました。
ライブの進め方、MCのあり方というのは、運営者によって様々な違いがあったり、ルールがあるとも思います。
そんな中でこんなMCは、他の運営の方から見るとちょっと変わったものなのかもしれません。
ですが私はこれで良いと思いますし、無理にこの形を変えたり、何らかのルールで縛りつけようとも思っていません。
ただ歌を聴くだけではなく、ダンスを見るだけではなく、このようなMCも含めてライブ自体が楽しいものになれば、それはとても素晴らしいことだと思いますし、何より本人を成長させるものだとも思います。
ですので、これからもこのやり方は続けていきます。
後半部は当初のプログラム通りの時間で終了。
ちょっと一息ついて、この後の物販交流会に移ろうとしたところ、みなさんから 「
アンコール!アンコール! ・・・
」 の声が上がり始めました。
実は今回、ライブ前に羽美には、「 アンコールは無しでプログラムを組んであるから 」 という話をしていました。
ですが実際ライブの終わりに、このように予期せぬ形で
アンコール
をいただいたというのは本当に嬉しいことです。
ということで急遽みなさんにも相談しつつ、
初恋Diary
をもう一度歌うことになりました。
この曲はカラオケでは配信されていないため、今回用にCDに音を入れて持って行っていました。
そのCD、この時点で私は自分自身の周りの片付けを始めていたために、すでにかばんの中に入っていたのですが、慌ててもう一度引っ張り出し、アンコールの1曲も無事終了。
歌の途中、羽美がステージを降りてみなさんに握手をしに行ったのは、突然のことでみなさんもビックリしていたようですが盛り上がりましたね。
あれは全くのアドリブで私自身もビックリしたのですが、なかなか素晴らしいアドリブだったと思います。
極端な話、今後も活動を続けていく中で、例えば1つのライブに100人のファンの方に来ていただけるようなタレントになったとします。
そうなると、曲の途中でステージを降りて1人1人としっかり握手をして帰ってくるというようなことはできなくなると思います。
今だからこそ出来ることではありますが、「 今できることを今やる 」 という観点からも大切なことだと思います。
そういう意味でも、私の予想を上回る羽美のこのアドリブ、とても良かったと思っています。
歌い終わった直後、羽美が、「
アルコール
、ありがとうございます 」 と言い出したのもみなさん大爆笑でした。
いやいや、誰もあなたにアルコールは与えてませんからっ! アンコールです、アンコール!
結果的にアルコール ・・・ 、いやアンコールも含めた全10曲。
大きな失敗も問題もなく、無事に
ファーストライブ
を終了することができました。
ライブ後は
物販交流会
です。
今回もいつもと同じく、
クリアファイル
や
ノート
のジャガイモングッズ。
そして、羽美との
コラボ缶バッジ
と、前回イベントから新発売となった
1ショットランダムチェキ
。
更には、今回から新しく発売させていただく
羽美バッジ(大)
が物販での取扱商品です。
また、毎回好評をいただいている
2ショットチェキ
の撮影もあります。
今回も大変好評をいただきました。
ありがとうございます。
参加証明書
もみなさんにお渡しし、
スタンプカード
への捺印も終了。
最後には
2ショットチェキ
1枚1枚にサイン入れを行ない、今回の全イベントの予定も終了となりました。
今回も参加いただいた方のたくさんの優しさや笑顔やお気遣いに支えられてのイベントになったと思います。
いつも本当にそんなみなさんがいてくださるからこそ成り立つイベントです。
また今回は、残念ながら参加できないけれどという方からも複数のご連絡をいただきました。
ツイッター上でそのようなお話をされていた方もいましたし、わざわざ私に直接ご連絡をくださった方もいらっしゃいました。
こういう1つ1つも本当にありがたいことです。
ありがとうございます。
次回のイベントは、撮影会の途中などでもお話をさせていただいておりましたが、羽美の夏休み中に組みたいと思っています。
場所は初めて札幌を飛び出し、
士幌
での
撮影会
の開催を予定しています。
ちょうど現在、士幌では
しほろっちフォトコンテスト
が9月末までの作品応募期間で開催されています。
そしてその写真テーマの1つとして 「人物」 というテーマがあります。
ここに羽美を絡め、また何か新しいものが生み出せればと考えています。
また、せっかく士幌で開催するのであれば、同時に何か他のこともできないものかと、現在模索中です。
詳細はまた決まり次第、改めて発表告知させていただきます。
他にも、これからは
対バンライブ
への進出、出演もしていきたいと思っています。
こちらは相手があることですのでこちらの都合どおりにというわけにはいきませんが、思惑とタイミングの合致するライブが見つかり次第、前述の撮影会の開催有無に関わらず、こちらも順次話を進めていきたいと思っています。
2016年6月23日
ジャガイモンプロジェクト代表・川崎康
( 各撮影作品画像は、クリックで拡大表示できます )
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羽美JKはじめての〇〇「おつかいはしないけど、市電貸切撮影会&ファーストライブ」
これまでに開催した
羽美
のイベントは撮影会やカラオケイベントのように1部構成のものがほとんどでした。
前回の
JCラストイベント
は撮影会とライブ参加の2部構成にこそなっていましたが、後半部分はフルーティー
さん
のライブを一緒に見に行くのみの内容で、特にそこで何かをするということはありませんでした。
ということで、実質的には今回のイベントが内容的に見ても本格的な初めての2部構成のイベントと言えると思います。
まずいつものように、一番最初に決めなければならないのはイベント日程です。
前回のイベントは3月20日でしたが、札幌でゴールデンウィークに開催された舞台 「アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO」 に対し、ジャガイモンプロジェクトとして事前からの広報としての活動、そして更には稽古や本番に渡って取材を行なうなどしました。
その為、こちらに比重を置き、他の活動を一時全面的に凍結したことによって、どうしても間隔が空いてしまいました。
それでも羽美自身、この舞台本番を直接その目で見て、そして一部で関係者の方に触れることによって、きっと大きな刺激を受けたものとも思います。
舞台終了後、一段落したところで6月のイベント開催を目指して調整に入りましたが、高校でのテストの日程などもあって、結果的に今回の19日に開催することとなりました。
これまでは同日に札幌市内で開催されるイベントなどの具合も見ながら開催していた部分もあったのですが、正直なところ今回はそういう部分は全く考慮していません。
次に決める部分は、実際の開催内容です。
まず
撮影会
について。
これに関しては、前回のイベントに参加された方は、次回以降のイベントの候補のひとつとして私がチラッとお話をさせていただいたのを覚えてらっしゃる方もいるかと思います。
市電の車両を貸し切って撮影会を実施するという内容に関しては、実は構想自体は少し以前から持っていました。
私自身のこれまでの経験の中で、大前提として市電の車両を貸し切りにしてイベントに使用できるということ自体は知ってはいました。
ですが、それをするために具体的にどのようなところに対してどのような手続きや申請を経なければならないのかという知識がありませんでした。
それでもいざ調べてみると、これが意外と簡単に一連の手続きができるということがわかり、実際に申請と同日にあらゆる許可を取得することもできました。
車両1両を貸し切りにして営業路線1周。
これまでは長年 「コの字型」 の営業路線だったものが、昨年に循環路線となったことによって、同じ乗降場を発着点に設定することが可能になりました。
そんな中で、現在選択することができる発着点は、
すすきの乗降場
か
電車事業所
のどちらか。
前者の
すすきの乗降場
からであれば参加する方のそこまでの交通の利便性も良く、途中で電車事業所にトイレ休憩のためにいったん停まることができるということでした。
また、この停車のために、車両に乗ったまま事業所に入っていけるというのもちょっとしたレア体験です。
一方後者の
電車事業所
発着となると、まずはそこまで行く交通の利便性が悪く、参加される方にとって不便です。
また、こちらの場合は営業路線をそのまま1周して戻ってくるという設定になるため、総合的に見ても
すすきの乗降場
発着がベストと判断しました。
内容としては基本的には普段の撮影会と変わりませんが、時間に明らかな制約があるため、少しでも1分でも長く撮影を楽しんでいただくために特に時間内に細かな演出や設定は設けませんでした。
ただ、一番の心配点は、参加される方が車両の発車時間に遅れずに集合していただけるかという点のみです。
すすきの乗降場
には、通常の営業で使用されるところとは別に
貸切専用
の乗降場があるため、発車の10分程度前に車両が到着します。
そして出発予定時間には誰かがまだ来ていなかったとしても間違いなく出発するため、この点で混乱が生じないかということが心配でした。
市電の通常営業路線を走るだけに、そちらに迷惑をかけることも、影響を与えることも絶対に許されません。
ですから、最悪参加される方が全員遅刻となった場合は、誰も乗せないままに出発することも視野に入れなければなりません。
ライブ
に関しては、
札幌アイドルカフェ
さん
を、通常営業の時間前にお借りして使わせていただくことになりました。
これに関し、経緯や交渉も含めて詳細は非公開とさせていただきますが、色々な御縁やありがたいお申し出などがあり、実現に至りました。
ライブ活動に進出していくこと自体は、羽美と所属契約をした直後からある程度決まっていた部分ではあったのですが、そのタイミングや方法については色々と考えを巡らせていたところでもありました。
ライブに参戦するに関し、羽美だけがステージに立つ
ソロライブ
と、複数人数が参加する
対バンライブ
という2つの選択肢があったと思います。
運営として、集客や実際の費用などを考えると、最初は他の方が開催している
対バンライブ
に参戦するのが堅実な選択肢ではないかと、きっと多くの方が想像されるのではないかと思います。
ですが、それをあえて最初だからこそ
ソロライブ
という選択にしました。
これには様々な理由や思惑があります。
全てを語り尽くすことはしませんが、いくつか挙げるとするならば、まずは羽美本人の最初のライブを、他の方が主催するものではなく、ジャガイモンプロジェクト主催のもので飾ってあげたいということです。
そんな中でも、自ら主催するところに逆に他のどなたかに参戦していただくという選択もあったかとは思いますが、ここはあえて
ソロライブ
という部分を重視しました。
ソロにすることによって持ち時間を確保し、そんな中でただ歌うだけではなく、MCなどにも比重を置いてしっかりと経験を積んでもらおうという考えがここにはあります。
ですので、他の方に参戦していただくとしても、それはあくまでも前座的な部分であり、所定の時間内に組み込むつもりは最初から一切ありませんでした。
MCで言葉に詰まっても、言うことを忘れても、同じことを2回言ってもいいと思います。
自分のところが主催するライブですから、どんな失敗もそれは次に繋がるものでもあり、ある程度許されるものだと思います。
他の方が主催するものであれば、もしかしたら何かの失敗で主催者側に迷惑をかけてしまうかもしれません。
だからといってそういうことを避けるために本人が委縮してしまっては意味がないと思います。
本番を前に、本人の希望を大きく取り入れて
セットリスト
を作りました。
そしてそれを元に
進行表
を作成しました。
進行表
には 「この曲の次にMCが○分」 というようなことは書いていますが、それ以上の具体的なことは何も書いていませんし、本人に対しても最低限やって欲しいこと以外は具体的な指示はほとんどしていません。
分刻みの指示をされたとしても、きっとステージの上で話をしながらでは時間を計算することもできないでしょう。
「最低限○○のことは言いなさい」 と指示を与えられていても、その場の雰囲気で忘れてしまうかもしれません。
でもそんな時、自分の主催イベント、主催ライブであれば、私自身が突然マイクで話し始めて助け船を出しても全く問題なく、誰にも迷惑をかけるものではありません。
当然参加されるみなさんにツッコミを入れていただいても構いませんし、それはこちらとしては逆にありがたいくらいです。
その場の雰囲気で、ライブの流れを変えてしまっても問題ないと思います。
それが主催するということの利点です。
慣れていないから他に頼るのではなく、慣れていないからこそ自分のところでしっかりと育てる、しっかりとカバーしていく。
これもきっと
ジャガイモンプロジェクト流
と言える点だと思います。
今回、
セットリスト
の全9曲のうち、2曲は私が決めさせていただきました。
それに関してはレポート本文内で詳細を明記したいと思います。
ライブをするにあたって、
セットリスト
を組んでいくという作業はとても重要です。
これに関しては、慣れてくると自分の歌いたい曲を1つのライブを通じて物語になるように並べたり、その物語を形成するために選曲したりすることができるようになると思いますが、その点に関して本人は全くの未経験。
私自身は過去の活動歴の中でそのようなことをしたことがあるため、全てに口を出してしまえば私なりのセットリストを作ることは可能ですが、それでは面白くありません。
言い方にあえてそのままトゲを残すとするならば、素人に毛が生えたような子が作る、素人感の溢れるセットリストだからこそ今の羽美には意味があるのだと思います。
私は、ジャガイモンプロジェクトのこのタレント事業、そして羽美をプロデュースし育成する中で、その成長の過程をファンのみなさんに少しでも多く見ていただきたい、触れていただきたいと思っています。
そして私だけの考えでその方向性が決まっていくのではなく、時としてファンのみなさんと一緒に考え、育成し、そして成長を一緒に見守っていきたいと思っています。
だからこそ、手を出せばそれで済んでしまうであろう部分も、あえて本人に任せて見守る流れをとることがあります。
今回のセットリストはまさにそれです。
セットリストが具体的に固まったのは実は本番5日前。
これは、全ての流れを考えた時、絶対的に遅いです。
ですが、私からはあえて、「○○日前までに決めて練習するように」 とか、そのような指示も出しませんでした。
極端な話、前日になってもこれ決まっていないようだと最低限の作業において困ってしまいますので、その点だけは何となく数日前までには決まるような流れになるように仕掛けてはいましたが、ここも具体的なことは指示していません。
このライブを終えたところで、本人が何を思うか。
どこを反省し、そしてそれらを次に向かってどう改善していくかが大切だと思っています。
ですから、このライブが終わってからどこを改善すべきなのかと聞かれた時には、私自身が持っているもの、思っていることをそのままストレートに伝えることになるでしょう。
全くと言っていいほどそういう経験のない人間にそこまでいきなり求めてしまうのかと思われるかもしれませんが、何から何まで指示されるがままに事を進めてなんとなく上手く終わってしまうのはあまり次に繋がっていかないと思います。
であればそれよりも、たとえ失敗したとしても上手くいかなかったとしても自分で考えたものの方がきっと本人をより成長させると思います。
タレントとして短期間で終わるのであれば、何でも手早く教え込んでいち早く戦力にすることも大切だと思います。
ですが、羽美に関して短期間でということは全く考えていませんし、タレントとして人間としてしっかりと成長していって欲しいと考えるからこそ、無理に何でも早急に詰め込もうとは思いません。
実はこの考え自体、本人には直接伝えていません。
きっとこのレポートで初めて知るところだと思います。
あとは本人がどう考え、そして今後にどう生かしていくか。
それはこれからの羽美を見守っていただければ、きっとそこに答えが見えてくると思います。
今回はまずその第一歩とも言えるライブです。
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