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FairyTail 〜ふぇありーている〜 vol.16
開催
:
2017年9月14日(木)
場所
:
Space Art Studio
(札幌市中央区南7条西4丁目 第2北海ビルアバンティ 7F)
主催
:
ASOBENCAHR CORPORATION
さん
いつもお世話になっている
盛合でぇすけ
さん
が主催する
ASOBENCAHR CORPORATION
さん
のライブ、
FairyTail
に初めて出演させていただきます。
そして、実は祝日でもない全くの平日のライブ出演は約3ヶ月ぶりでした。
今回のライブは、
盛合でぇすけ
さん
からお声掛けをいただいて出演が実現しました。
当日の司会は芸人の
やまだ
さん
ということで、7月のライブでもお世話になったお2人に今回もお世話になります。
今回のライブは、当日の様子がインターネットで中継されるということを事前に伺っていました。
盛合でぇすけ
さん
には、先日のラジオ番組にもお呼びいただき、また今回のような形も含め、単にライブやイベントに出演するのとはまた違ったチャンスを続けていただいています。
タレントやその運営が行なう情報の拡散や発信というのは当然それを行なうこと自体にも意義があり、少なからず得られる何かもあると思っています。
ですが、このような情報の拡散や発信に第三者の手が加わると、そこにはまた新しい何かが生まれます。
発信者が変われば受け取る側もそれまでと全く同じということは無いでしょうし、このような事をきっかけに、これまでに我々をご存知無かった方にも自分達自身のことを知っていただけるチャンスでもあります。
また、司会として芸人の方に携わっていただけるというのは、お客様の側から見てもいつもの対バンライブとはまた違った楽しみ方もあると思いますし、タレント自身にとっても勉強になることはたくさんあると思います。
ただしそこは、私もこれまでにも何度もレポートに書いてきていますが、タレント自身が何を考えてその場にのぞんでいるかということが重要になります。
ただ単純に面白おかしくその場を過ごしてしまえば、それはこの時だけの楽しさで終わってしまいます。
あくまでも自分は楽しむ側ではなく、お客様に対して何かを提供する側なんだということ、そして全ての場が勉強の場なんだということをしっかりと考えてのぞんでいるかということが重要であり、そして必須条件でもあるとも思います。
今回のライブにしても、他のイベントなどにしても、タレントや運営者はお客様から入場料や参加料をいただいています。
大切な時間をいただいてその場が成り立っています。
そんな場所や時間に対して、タレント側が努力や勉強を怠っていたり、また何も考えずにのぞんでいるのでは出演者としては失格です。
少なくとも私はそう考えています。
あ、ですがこれは今回のライブに際して
羽美
がそうだったと言っているものではありません。
今回のライブは勉強のできるところ、そして吸収できるものがたくさんあったのだという意見にすぎません。
何を考えてのぞんでいたのか、その場にいたのかは、本人のみぞ知るところでしょう。
そしてそれを次に繋げられるのも本人でしょう。
今回私がここに書き連ねている文章には、そんな本人に対しての期待や確認の想いが込められています。
セットリスト
1.
心のツバサ
2.
愛をこめて花束を
ふぇありーている中継映像はコチラから
映像を見ての感想として、まず歌の部分に関しては、評価すべきところは全くありません。
本人が本格的なボーカリストを目指しているのであれば、全く評価に値しません。
歌に関しては以上です。
ただし、ここに関しては本人の努力で上に上がっていくしかない部分ですし、本人にそういった自覚があれば、大きな問題ではないと思います。
他に、MCを今回に限らず時々私自身が目の前で見ている時にも感じますが、自分自身がこれから出演するイベント、もしくは携わるものに対しての学習が全く足りない。
そしてそこに努力が感じられない。
ただスケッチブックに書いていることを復唱しているだけなのであれば、書いたものを黙って立てておくのと同じです。
その横に自分が立ってマイクを持たせていただいているということはどういうことなのか、何を求められているのかということをしっかり考えるべきです。
説明すべきことはきちんと説明する。
書いてあることに言葉で補足することがあるのであれば、自分の中にしっかりと情報を持った上で言葉にする。
それが全てにおいての基本だと思います。
また、今月23日に士幌で開催の
SIF2017
に関しては、
ジャガイモンプロジェクト
がプロデュースするイベントとなっており、これに関しては私自身が出演者含め全てを決めている為、
羽美
に関しては当プロジェクトに所属しているからこそ自動的に出演も決定しています。
ですので、運営者として所属タレントに対して特段何も言うことはありません。
が、その他のイベントやライブに関しては、どれもそこにはそれぞれの運営の方がいらっしゃり、そういう方々からお声がけをいただいて初めて出演をさせていただけるものとなります。
ライブ1本に出演させていただけるのも、そんなイベント運営やスタッフの方がいてくださるからであり、そしていつも応援してくださるファンのみなさんがいてくださるからです。
あのMCや告知にはそんなみなさんに対しての、特にイベント運営の方に対してのリスペクトや感謝の気持ちが無さ過ぎる。
反省すべきところが100あったとしても、褒められるべきポイントは1つもありません。
したがって、この部分に関しても評価すべきところは全くありません。
アイドルであれ、ボーカリストであれ、アーティストであれ、これから進んでいく道がどんな道であろうとも、大きな括りのタレントとしてこのような部分は絶対的にいつも心に置いておかなければならない部分です。
歌が極上に上手かったとしても、ダンスがピカイチだったとしても、タレントとしてそういった部分が欠如したままで時が経ってしまえば、きっと羽美自身が何かを失うことになってしまうと思います。
どんなに技術が身に付こうとも、どんなに経験を重ねようとも、タレントとして以前に人としての基本的な部分が形成されていないのであれば、そんな人には少なくとも私自身はタレントとしての魅力は感じません。
羽美がジャガイモンプロジェクトの所属している以上、その責任はジャガイモンプロジェクトに、そして私自身にもあると思います。
私自身、羽美を私の思うがままのタレントという ”型” に無理矢理押し込もうとは思ってはいませんが、それでも様々最低限のラインというのはあると思っています。
普段、私から羽美に何か指導や指示をする中で、歌やダンス、また衣装やメイクなどのことに関してはほとんど直接的な何かを言うことはありません。
それは、タレントというものの重要性はそこばかりではないと思っているからです。
「歌を上手に歌いたい」「ダンスを上手に踊りたい」
この世界に飛び込んでくる人がそんな志を持っているのはごく自然なことであり、その部分に関してなにら否定や批判をするものではありません。
本人もきっとそういう部分に対しての努力というのは率先して行っていくのだと思います。
そんな中でそれ以外の基本的な部分はどうかといえば、それを忘れがちになってしまう人、疎かにしている人も少なくないのも事実。
であれば、運営者としてそういった部分をしっかりとカバーしなければならない。
だからこそ、私はタレントとしての基本ということを、時に厳しく指導します。
いつか羽美がジャガイモンプロジェクトから巣立ち、次のステップに上がってていく時、そこで恥ずかしい想いをしないように、馬鹿にされないように。
そして、そこで1人のタレントとしてしっかりと地に足をつけて踏み出せるように。
今だからこそ、まだスタート地点に近い場所にいるからこそ今の1つ1つが大事だと思っていすます。
基本的な何かを身につけるのも、自分自身の中身の形を決めるのも、今だと思っています。
だからこそ、私から本人に伝えるのは、歌などの技術のことでは無く、タレントとし、人としてどうあるべきかということ。
ここに重点があります。
きっと高校生には難しいこともたくさんあると思います。
ですが、まだ高校生だから、10代だからというのは、タレントである自分に対する言い訳にはなりません。
羽美自身、まだまだ至らない部分もたくさんあります。
ですが、彼女にはまだまだ成長できる部分があると、私は思っています。
私の目の届かないことに対して、ファンのみなさんからもご指導をいただくことや、時に私にご報告をいただけることもあり、そういったものも本当にありがたい部分です。
これも私がいつも言っていることだと思いますが、タレントは本人の努力だけで成長するものではありません。
また、運営の力や努力だけで成長するものでもありません。
1人のタレントの成長という過程には間違いなくたくさんのファンのみなさんの想いやパワーがあり、そしてそれは必要不可欠なものでもあると思っています。
タレントとしてデビューさせていただいてから2年弱。
この間もたくさんのファンのみなさんのおかげでたくさんの経験をさせていただき、そしてたくさんの成長もさせていただけました。
是非ともこれからも、そんな羽美への応援をお願いさせていただくと共に、見守っていただければと思います。
そして、みなさんの力で成長させていただければと思っています。
なんだか最後はどこかの選挙にでも出馬しそうなレポートになってしまいましたが ・・・。
まだまだ未熟なタレントではありますが、どうぞこれからも
羽美
をよろしくお願い致します。
以上です。
なお、ライブ終了後には、関係者、出演者、そしてお客様も交えての
打ち上げ
と称しての二次会のような催しもあるとのことでしたが、こちらは開催時間の関係で法令順守の観点から欠席とさせていただきました。
ライブ終了後、
羽美
がライブの様子や感想をブログにまとめています。
Fairy Tail & FIELDAYS − 羽美オフィシャルブログ「I flap beautifully」
2017年9月18日
掲載
ジャガイモンプロジェクト代表・川崎康
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