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> 声優・櫻井智さんがやってきた 北海道食い道楽ツアー 参加レポート
士幌町に櫻井智さんがやってきました。
5月30日。
私が本業として営んでいる
寿し大洋
に声優・
櫻井智さん
がご来店。
お寿司を食べながらのYouTubeの生配信が行なわれました。
私も旧知のスタッフさん、そして初めてお会いするスタッフさんと共に3人でご来店され、まずははじめましてのご挨拶。
そこからは約30分後のスタートが予告されていたYouTubeでの生配信に向けて手際良く機材の準備などが進みます。
私もカウンターを挟んで一緒に出演させていただくことになっていたため、カメラの設置位置からの画角なども確認したり、ちょっとした事前の打ち合わせなどをしながらスタートの時間を待ちました。
YouTubeの生配信自体はジャガイモンプロジェクトでも、新しほろっちTVやYouTube交流会など、これまでにもそこそこの回数を重ねてきています。
そんなこともあって多少の予備知識を持った上で他の方の機材の揃え方や準備の様子を見られるというのはとても勉強になるものでした。
20時からの生配信は45分間。
櫻井さんの番組に私がお邪魔する形での配信は、途中でミニ海鮮丼を作ってお出ししたり、他にも北海道の色々な話題に触れた生配信となりました。
また、士幌の話も色々とさせていただき、それは地域おこしをする立場としても純粋に嬉しいものでした。
いつもジャガイモンプロジェクトからは様々な発信を行なっていますが、他の方の発信に乗っかれるというのはまたいつもとは違う層の方に情報をキャッチいただける可能性が格段に高くなります。
そういう意味でも本当にありがたいものです。
生配信を視聴されている方からはチャットでコメントが多数寄せられていました。
寿司を食べていることを羨ましがる方、北海道にはこういうものもあるよと教えてくださる方など様々なコメントが寄せられ、それに櫻井さんが応えていきます。
インターネットでの生配信が気軽になったこの時代、こうしてファンのみなさんと気軽に交流できるというのは参加されるファンの方にとっても非常に嬉しいことだと思います。
私自身、いつも自分のチャンネルで自分がMCを務めてという生配信はたくさん経験していますが、このような形で横から参加させていただくというのはなかなか経験が少なく、そういう意味でもこれもまたとても楽しく興味深いものでした。
スタッフの方も配信中の音声や映像の確認に余念がありません。
そんな中で始まってすぐにスタッフの方から何らかのジェスチャーが私の方に向かって飛んできました。
最初は、「 ん?なんだろう? 」 と思っていたのですが、自分のここまでの経験から、「 あ、これはカメラの画角から自分の頭の上がはみ出ちゃってるんだな 」 と理解。
配信された映像をそういう視点で見てもらえるとその違いを認識いただけると思いますが、カウンターの向こうに立っている私の頭の位置が途中から少し下がっています。
これ、実は映ってない部分で足を大きく開いて立ってカメラの画角に収まるようにしていたんです。
私の手元では生配信されている映像をリアルタイムで確認できるようにしていなかったため、実際にどんな感じになっているかはその時にはわからなかったのですが、後で確認してみると作業をしている時以外はほぼちゃんと収まっていたようですね。
また、私の方にはマイクがなかったために聞き取りづらい部分もあったかもしれませんが、そのあたりはあくまでもメインは櫻井さんですのであしからず。
いざ始まってしまうと45分というのはあっという間。
笑っているうちに終わってしまったような感じさえするとにかく楽しい配信、そして体験でした。
この時間に生配信があることは、櫻井さんのSNSからは事前に時間のみ発信されていました。
実際のところは時間や場所に関してはスタッフさんと私の間ですでに打ち合わせ済みではあったのですが、私の方からは一切事前告知はしていませんでした。
しかしそんな中、生配信中に私の友人2人から配信を見ているという連絡が。
さすがに生配信中に内容を確認したり返信をしたりということはしませんでしたが、後で見てとても驚きました。
番組名も、『 櫻井智のうまいもの食べ尽くし!札幌・小樽・帯広の旅【第2夜】 』 となっており、ここに「 士幌 」 というワードも、ましてや、「 ジャガイモン 」 とかそのようなものも入っていないのに、それでも気が付いた友人には感服です。
この生配信後、櫻井さんは引き続きファンの方と1対1でお話しするトークポート会というものを約1時間別部屋で開催。
その間はこちら側ではスタッフの方2人に食事をお出ししながら3人で色々と話に花を咲かせました。
またその後は改めて櫻井さんも交えて引き続きの食事会。
せっかくわざわざ北海道まで来てくださっているので、あれやこれやとかなり色々召し上がっていただきました。
食事の後、一行は今夜の宿、
士幌高原ヌプカの里
のロッジへと移動。( 私は店の前で見送ったのみですが )
事前に、「 どこか面白い宿泊を 」 というリクエストをもらっていたため、今回はここをお勧めしてありました。
士幌高原ヌプカの里は士幌の西側の標高約600メートルのところにある施設。
大雪山国立公園に含まれるその場所は大自然に恵まれナキウサギの生息域ともなっています。
この場所は天候が良ければ本当に ” 満天の星空 ” という言葉がぴったくくるようなすごい星空が見られるのですが、、、今回は厚い雲に覆われて何も見えなかったそうです。。。残念。
この日より振り返ること10日ほど前。
すでにジャガイモンプロジェクトとしても10年近いお付き合いをさせていただいているアリスインプロジェクトさんから連絡が入りました。
詳細に関しては大きく割愛しますが、29日から31日に櫻井智さんの撮影の旅として北海道に行くよ、という話でした。
当初はその期間に時間が取れれば札幌あたりで会いましょう、という感じのお話をいただいていたのですが、29日は華麗なほどの入れ違いで私は東京に
特別出張
の予定。
士幌にも札幌にも、そして北海道にすらいないのです。
私が空路北海道・とかち帯広空港へと戻るのは翌30日の午前中。
さすがにそこから本業をにさらに休んで札幌方面へと行くわけにもいきませんでしたが、色々な話の展開の中で最終的には櫻井さん側が30日に士幌へと移動して来てくれるということになったのでした。
今回の北海道での2泊3日は、櫻井さんがYouTubeで生配信行ないつつ、後日映像化される 「 食い道楽の旅 」 の撮影が主な目的の旅。
そこんなこともあり札幌近郊も含めて色々とお勧めの場所やグルメを聞かれていたので、THE北海道といえるようなものや場所をいくつか事前に推薦してありました。
また更には、日程の後半は一行が札幌から離れて士幌方面へ。
撮影の具合や天候などその時の状況によって細かい部分は色々と変わってくるために当日まで決めらないところもありますが、ひとまずはこんな企画に新しく参加させていただけることとなりました。
29日。
私が東京で
愛弟子のライブ
を見ている頃、一行は空路北海道入り。
新千歳空港に降り立った初日は札幌や小樽のあちらこちらを巡ったそうです。
またそんな移動の中ではレンタカーの中からYouTubeも生配信。
ファンのみなさんに北海道上陸を報告されていました。
翌30日。
私は朝の飛行機を利用し、とかち帯広空港を経由して士幌へと戻りました。
一方で一行は北海道2日目も精力的に映像を撮影するなどしながら、午後からは札幌を離れて陸路で十勝へ。
この移動の間にもYouTubeを生配信しながら士幌に到着した頃はすでにあたりもかなり暗くなっていました。
道中は北海道の広大な景色をずいぶんと堪能されたようですし、北海道の大きさも改めて実感された様子です。
そしてここからは冒頭で紹介したとおり、私がいる寿し大洋での生配信へと繋がります。
31日。
一行の北海道最終日。
事前にある程度行きたいところや食べたいものを聞いておき、この日は私の先導で最後まで旅に同行します。
午前中、この日まず最初に向かったのは
道の駅しほろ温泉
の足湯。
こちらの温泉は純植物性のモール泉で、美人の湯といわれる温泉です。
天気は雨が降ったりやんだりとあいにくの空模様でしたが、こんな中でも映像の撮影が行なわれていきます。
最初は撮影のために櫻井さんだけが足湯に入り、カメラを向けるスタッフ以外は遠巻きに見学。
撮影が終わった後は改めて全員で足を入れて、記念撮影などをしながらちょっとゆっくりと過ごしました。
櫻井さんにもこの湯を気に入っていただけて、「 靴を履いた時に足が温まってるのがすごくわかる 」 「 全身入りたい! 」 と興奮気味に伝えていただけました。
続いての移動先は
道の駅ピア21しほろ
。
ここでは昼食とお土産の購入を予定しています。
こちらの道の駅ではジャガイモンプロジェクトも今年1月から1ヶ月以上に渡って活動10周年記念の展示会を開催していただいたりもしていますが、他にも士幌の特産品を使たものがたくさんあったり、美味しいものがいっぱいあったりと、本当に誰に対しても誇れる道の駅です。
撮影は、
Cafe寛一
でコーヒーを購入する場面から始まり、
にじいろ食堂
では
しほろ牛の剣先ステーキ
を実食。
私も櫻井さんの横に座って一緒に映像に登場させていただきました。
撮影本番前に、「 こんなこと質問するよ 」 というような打ち合わせなどは特にしないままに挑みましたが、美味しいステーキを食べながらの撮影はただただ最高ですね。
食後にはこちらで士幌のお土産も色々と購入いただきました。
カメラが回り始めたらこんなことを言おうとか、こんな角度で映すからこうしてというようなやり取りがほぼないまま突然に撮影の本番が始まってそのまま進んでいく光景はなかなか新鮮なものでした。
ここでもステーキが目の前に来たらすぐに本番が始まりまり、そして実際にそのまま食べ進めます。
映像が編集される際には色々と削られる部分やクローズアップされるところはあるのでしょうが、撮影自体にNGで撮り直しというところはありません。
これには撮られている櫻井さんの瞬間的にパッと切り変えて本番に入れるすごさを実感。
また同時にスタッフの方と普段からコミュニケーションがしっかりと取れているからこそなんだろうなとも感じました。
次はちょっと長い移動。
士幌から一気に南下して中札内村まで向かい、六花亭さんの六花の森にある
六’カフェ
へ。
ここでしか食べられない作りたての
マルセイバターサンド
と
マルセイアイスサンド
をいただきます。
週末ともなるといつも混んでいるこのカフェですが、今回は平日とあってほぼ貸し切り状態。
こちらでもしっかりと撮影しながらもおなかを満たします、いやおなかを満たしながら撮影します。
伺うとマルセイバターサンドは東京でも大人気とのことで一行のみなさんも時々購入しては食べているとのこと。
そんな中て今回はここでしか食べられない、クッキー生地にクリームがしみ込む前の出来立てを食べることができてみなさんご満悦。
相変わらず雨は降り続いていましたが、こちらでもお土産を色々とチョイスできたようです。
こちらのカフェに行きたいという方がいらっしゃいましたら、閉店時間が16時となっておりますのでご注意ください。
食い道楽ツアーはまだまだ続きます。
続いてはすぐ近くの
道の駅なかさつない
へ。
こちらでは
よつ葉ソフトクリーム
を食します。
外はまた雨が強くなり気温も更に下がってきていたのですが、我々にはあまり関係ありません。
今食べられるものを今食べる。
これ大切です。
また、よつ葉といえば創業者は士幌の名誉町民でもある太田寛一さん。
こういう部分のアピールもまた大事です。
続いては帯広にちょっと逆戻り。
JR帯広駅に併設されたエスタ帯広に入っている
ぶたはげ帯広本店
へ。
こちらでは
豚丼
をいただきます。
スタッフのうち1名がオンラインでの会議の予定が入っていたため、1人を車に残したまま3人で店舗へ。
ここまでなかなかの短時間で次から次に食べていますが、こちらでも撮影をしつつノーマルのサイズを3人でペロリ。
会議中だった1人には豚丼弁当を渡してこちらでの食事も終了です。
帯広に来たからにはやっぱり豚丼は外せません。
ここまで何カロリーかは、、、今日のところは気にしないことにしましょう。
櫻井さんも、「 本当によく食べると思ってるでしょ? 」 と一言。
「 はい、思ってます(汗) 」
こちらのグルメグループにはこれくらい食べられる人でなければ入れないそうですw
1日体験してみましたが、これはなかなかのハードルですね。
今回の北海道での2泊3日の撮影はここまで。
最後はとかち帯広空港へ。
改めて4人で記念撮影をするなどしながらお別れを惜しみます。
これまでジャガイモンプロジェクトの活動でも何度となくこちらまで色々な方々を送り届けたり見送ったりしていますが、やはりこの瞬間というのはとても寂しいものです。
一行が乗り込んだ飛行機が濡れた滑走路を疾走し、そのまま雨の雲の中へと消えていくのを見守りつつ私も帰路につきました。
今回はアリスインプロジェクトさんに声がけをしていただき、お陰様でまた新鮮な体験をすることができました。
アリスインプロジェクトさんと初めて出会ったのは振り返ると2013年。
そこからは様々な場面で一緒にお仕事をさせていただけることがこれまでにも多数あり、拠点は東京と士幌とでそれぞれ離れてこそいるものの、本当に大変お世話になっています。
ジャガイモンプロジェクも活動を開始してすでに12年目。
ここに至るまでには本当にたくさんの出会いに恵まれ、そしてそんなみなさんとの御縁があってこそ今があります。
中でもアリスインプロジェクトさんとのこの出会いがもしなかったとしたら、ジャガイモンプロジェクトの活動というのは今のものとは全く違った形になっていたでしょうし、もしこの御縁が無かったのなら活動そのものが今の瞬間存在していたかどうかも怪しいくらいです。
それくらいお世辞抜きに私にとっては本当に大きな存在なのです。
そんなアリスインプロジェクトさんには今回、またこのような機会を提供いただきました。
本当にありがたい限りです。
またこの行程の中では車中でこれまで以上に色々とゆっくり話をすることができ、今後の様々なものに向けた話し合いやアイデアの出し合いをすることもできました。
私の知らなかった色々なことも教えていただきましたし、私の頭の中に浮かんできていたアイデアも色々とぶつけてみました。
この時点で何らか具体的に明言するようなことはしませんが、きっと今後も両者が存在する中でまた何か新しいことが描かれていくと思います。
いやむしろそう確信しています。
ジャガイモンプロジェクトの事情に詳しい方からしてみれば、我々両者が一緒にいるということに次の何かを半ば具体的に期待される方もおられることでしょう。
そんな点も含めて色々な方の期待に応えられること、そしてこれまでにない何かを創出すること、新しい文化を作っていくこと。
是非ともたくさんの方に楽しんでいただける色々なチャレンジをこれからもしていきたい思っています。
アリスインプロジェクトさんとの歴史の中ではこれまでも本当に様々な方をご紹介いただき、そしてそんなみなさんとも新しい経験を積み重ねることができています。
1つの小さな点から始まったものが確実に大きく膨らみ、そこから無数の線が伸びています。
そしてその線の先にまた新しい円が生まれ、そこからさらにたくさんの線が伸び広がっていっています。
そんな中で今回もまた新しい御縁をいただきました。
チャンスが無ければ互いに交差することなかったであろう線をここで出会わせていただきました。
本当にありがたいことです。
出会いを大切にすること、御縁をその時限りにしないこと。
これからもしっかりと心に刻んでいきたいと思っています。
自分が住んで慣れ親しんでいる地域の魅力というのは意外と自分では気が付かなかったりするものです。
どこかよその地域から来た人達が、「 ○○がすごい 」 「 ○○がとてもきれい 」 「 ○○を初めて見た 」 「 ○○なんて聞いたこともなかった 」
そんな言葉を聞くたびに、自分がそれらを客観的に捉えることができていなかったという事実と同時に、いつも自分の近くにあるものが実はどれだけ魅力的なものなのかという事実に改めて気が付かされます。
地域おこしをするものとしてはそういう方達の想いにも敏感にならければならないと思いますし、今回も気が付かされるようなことが色々とありました。
限られた時間の中で相手の好みにも合わせつつどんなものを紹介していくのか、どのように順序立てていくのかというのは大切な要素だと思いますし、それをするためにはいつも周りの色々なものに敏感でなければならないとも思います。
人に何かを紹介するというのはある意味で自分にとっては大きなプレッシャーになったりもするものですが、責任をもってそれをしようとすることで自分自身の学びチャンスになったりもします。
今回の時間も私自身にとっては貴重な経験になったと同時にそんな機会だったとも思います。
ですがこの士幌・十勝の魅力は約1日という日程の中では到底感じきれるようなものではありません。
今回の一行もまだまだ体感されていないものがたくさんあります。
収穫期の士幌・十勝のあの景色、真冬のあの寒さ、どこまでもまっすぐ続くかのような直線道路。
私の通っていた高校のすぐ裏にある白樺並木や、帯広の超真っ黒な豚丼。
突然飛び出してくるエゾシカやキタキツネ、今回見ることのできなかった満天の星空。
指折り数えればきりがなく、きっとあと何日あっても足りないことでしょう。
それだけ北海道ってやっぱり素晴らしいんです。
櫻井智さんの2泊3日北海道撮影の旅。
今回撮影されたたくさんの映像は今後編集されてDVD化されるとのこと。
北海道のたくさんのグルメ、広大な士幌の景色、そして私の姿も間違いなく映像に収まっていることでしょう。
そしてそのDVDは、今年9月に企画されている櫻井さんの35周年記念イベントで販売される予定となっているそうです。
DVD完成の際にはまた改めてみなさんにお知らせをさせていただきます。
なお、当レポートに使用している写真やDVD映像を撮影している時のみ必要最小限でマスクを外しています。
全行程で終始コロナ感染対策に注意を払いながら撮影を進めていますことをご承知おきください。
2022年6月10日
掲載
ジャガイモンプロジェクト代表 ・ 川崎康
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