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   映画「アリスインデッドリースクール・アジタート」札幌上映記念ファンミーティング 参加レポート   
   

札幌で 「 アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO 」 の舞台公演があったのが昨年2016年の5月。
アリスインプロジェクト の舞台の北海道初上陸は大きな話題を呼び、同時に札幌のガールズ演劇の歴史に大きな足跡を残しました。

同公演には ジャガイモンプロジェクト も、広報や取材、更には現場スタッフとしての参加も実現し、これまでにないかけがえのない体験・経験をさせていただくと同時に大きな感動やたくさんの新しい出会いにも恵まれました。


アリスインプロジェクト さん にとって、「 アリスインデッドリースクール 」 という作品は、2010年の旗揚げ公演で上演した作品であり、以来、「 ・・・ オルタナティブ 」 「 ・・・ ビヨンド 」 「 ・・・ パラドックス 」 と形を変え、更には東京を初め、大阪・名古屋・札幌と各地で再演されています。


そんな中、今年2017年10月には東京で、舞台 「 アリスインデッドリースクール・ノクターン 」 が公演。

更には、同じキャストで制作された、映画版 「 アリスインデッドリースクール・アジタート 」 が上映。
同時に、同キャスト陣が声優を務めた、アニメ版 「 アリスインデッドリースクール・コンチェルト 」 も公開されました。


舞台はもちろんのこと、映画版・アニメ版も東京の会場のみでの公開ということもあり、私の周りでも、「北海道でも観たかった」 「札幌でも上映してほしい」 というご意見がいくつも聞こえてきました。
実際に私自身も観てみたくもあり、そしてそんなイベントが札幌であればいいなと希望する1人でもありました。

10月末から1週間に渡っての東京での、映画版・アニメ版の上映イベントには多くの動員があり、大きな反響があったようです。

また私自身、映画版でメガホンを取った 山岸謙太郎 監督 とは以前にもイベントでご一緒したことをきっかけに現在も交流が続いており、そういう意味では個人的にも作品に対する思い入れがあります。



そしてその東京での上映イベントの頃だったでしょうか。
「 札幌でも上映イベントを開催する 」 という話が関係者を通じて私の元にも届きました。

日程は12月16日の土曜日。
この時点ではイベント内容的にはまだまだ固まっていない部分もたくさんあったのですが、私にはそれ以上に1つ、衝撃的な事実がありました。

この日程、私は現場入りすることができなということが確定的でした。
イベント内容はどんなものであったとしても、別に私1人がスタッフとしていなくても全く問題なく動いていくことでしょう。
そういう意味での心配は全然ありません。

それでもやはりここでスタッフとして現場で直接イベントに関わることができないのは寂しくも残念でもあります。
事前の情報発信など、現場入りしなくてもお手伝いのできる部分に関しては極力参加していくつもりではありましたが、ここで現場にいることができないという事実は、他の方が思う以上に私個人としてはショックが大きかったのです。


アリスインプロジェクト さん が北海道に初上陸したのは、舞台公演が初めて行なわれた昨年ではなく、それ以前の2013年です。
アリスインプロジェクト さん が運営するアイドルユニット アリスインアリス がこの年の7月、士幌町 で開催の しほろっち夏祭り花火大会 においてライブを行なっています。
これが アリスインプロジェクト さん の本当の北海道初上陸であり、ジャガイモンプロジェクト として、このステージをプロデュースさせていただいたのがお仕事を一緒にさせていただいた初めての機会でした。

以降、2014年3月には夕張で開催の、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014 において、アリスインプロジェクト さん が制作の、同じく 山岸謙太郎 監督 がメガホンを取った映画、「鐘が鳴りし、少女達は銃を撃つ」 が公開され、こちらにも私は ジャガイモンプロジェクト としてスタッフ参加。

2015年には アリスインアリス が札幌で3日間にわたってライブイベントを敢行。
私もこのうち2日間に取材スタッフとして参加。

2016年は前述の 「 アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO 」 の舞台公演にスタッフとして参加。

今年2017年5月には、 アリスインプロジェクト さん の2度目の北海道公演となった 「 みちこのみたせかい 」 に、前年以上により深くスタッフとして加わると共に、同時に所属タレントも役者として起用していただきました。

またこの公演に付随する形で7月には シアタートークショー も開催。
こちらにも当日は現場スタッフとして加わらせていただくと同時に、事前の企画などの部分でも参加をさせていただきました。


このように、アリスインプロジェクト さん が北海道初上陸以降で対外的に行っているイベントは、日程中全日現場入りしていないものもありますが、全てのものに参加をさせていただいてきました。

この中には アリスインプロジェクト さん 側のスタッフが直接現場入りしていないものもあり、そんなことからも北海道でのイベントで全てに現場で関わっているのは実は私だけだったのです。

ですが今回、この16日の上映イベントには現場入りすることができません。
いつかは止まる日は必ず来ると思っていたこの私の中でのちょっとした記録がここで止まってしまいました。


   
   



そんな中、この上映イベントとは別で、「 17日にもイベントをやりたい 」 というお声がけを アリスインプロジェクト さん からいただきました。
そしてこちらに ジャガイモンプロジェクト として企画から参加し、実際に正式に 制作協力 という形でクレジットもいただきました。
本当にありがたいことです。

この話が立ち上がったのが11月下旬だったのですが、ここからは アリスインプロジェクト さん 側とこちらとで急ピッチで企画案を作成。
更には私自身がちょうど数日後に別件で札幌入りする予定があったため、実際に今回のイベントの会場となった 大倉山ジャンプ競技場 に行ってイベントをシュミレーションしつつ各種許可の取得や申請などを含め、様々な下準備もしてきました。

こちらの場所は私が以前札幌に在住していた頃はスキーのジャンプ競技を観るために何度も通った場所でもあり、また2015年には前述の 「アリスインアリス札幌3Days」 の一環で、アリスインアリス のメンバーのみなさんと訪れている場所でもあります。

アリスインプロジェクト さん との話し合いの中で、” 北海道・札幌ならではのこと ” というポイントに重点を置き、そんな考えから結果的に今回のような企画となりました。


イベントの内容が正式に決定し、みなさんに発表できるようになった頃にはすでに開催までに残り20日を切っていましたが、参加いただけるであろう方のことを考えると少しでも情報の発信は早いに越したことはありません。
そんなこともあり、全てが迅速に進んでのイベント開催の発表となりました。

参加受付はメールによって行なうこととし、この管理を含めて参加の方への各種ご連絡もこちらに任せていただきました。
ジャガイモンプロジェクト で単独主催するイベントではこのような形での管理ややり取りは何度となく経験していますが、そうではないイベントでこのような事を任せていただけるというのは本当にありがたいことです。

今回のイベントでは北海道のスタッフは私1人しかいませんし、参加される方の多数が遠征で来られる方だということが予想されます。
当日までのやり取りはもちろんですが、会場への道順や集合場所など、私以外にご案内をできるスタッフがいないだけに責任の大きさを感じると共に身の引き締まる想いもしました。




2017年12月17日

天気予報には一週間ほどずっと雪のマークが付いていたものの、この日の札幌は朝から気持ちのいい青空が広がり、気温もこの季節にはしては比較的過ごしやすい陽気。

イベントの開始時間は 13:00 としていましたが、当然それよりも早くに移動や準備もあり、若林倫香 さん大塚愛菜 さん
更には アリスインプロジェクト さん や私自身を含むスタッフは午前中にはすでに集合していました。

前日までに 若林 さん大塚 さん に昼に食べたいものの確認をしたところ、「海鮮!」 という回答が返ってきたため、まずはイベントを前に全員で市場へと向かいました。



ですが、実はこれよりも数時間前、すでに私のこの日の活動は始まっていました。

この季節の札幌は雪も積もり、場所によっては道路も凍結しています。
また、それに伴ってどこに移動するにも夏の頃よりも確実に時間もかかり、そして更に十分な注意も必要です。

私自身も以前は札幌に長く在住しており、道順やその様子はわかっているつもりではいますが、やはり最新の状況の確認というのは必要であると思っていました。
そんなこともあり、当日早朝から1人、本番の移動と同様にホテルから市場、更には大倉山からその後の移動も含めて、道路状況や実際にかかる時間などの確認を行ないました。

終始私1人で完結してしまうようなイベントであれば、全て早めに準備し、そして移動してしまえば何の不安もなく済んでしまうことではありますが、やはり今回のようにタレントさんをお預かりしてのイベントとなると、そのタレントさんに過度の負担をかけないということもイベント運営者には求められるのではないかと思います。
だからこそ、これは今回のイベントに限ったことではないですが、このような事前の確認は極力行うようにしています。

そんなことからこの日はタレントさんやスタッフの集合時間よりもかなり早く、数時間前から活動を開始していました。



”海鮮” を食べるために向かった市場。
店頭に並んだ蟹やホッケ ・・・、色々なものを見て興奮する2人。
こうして北海道を満喫してもらえていることがスタッフとしては嬉しい限りです。

更にはウニやイクラののった三色丼とカニ汁を食べながら、ずいぶんと感動している様子も手に取るように伝わってきました。

店が混雑していたこともあり、我々スタッフは2人とは少し離れた席で食事をしていたのですが、先に食べ始めた彼女達がとても静かだったため、すでに食べ終わって待っているものだとばかり思っていました。 ですが、よく見るとまだ食べています。

そして、「私達みたいな女の子って、美味しいものを食べたらキャーキャー騒ぐんだろうけれど、これは美味し過ぎて感動で言葉が出ない」 と2人揃って目を見開きながらこちらに向かってその興奮を伝えてくれました。

これだけ喜んでくれると、連れた来た者としても、そして北海道民としても本当に嬉しいかぎりです。
せっかく北海道に来たのだから、やはり何事においても北海道を堪能し、そしてたくさんの思い出を作っていってほしいものだと思っているところで2人のこの反応はまさに本望というものです。

  


食事の後は今回のイベントの会場となる 大倉山ジャンプ競技場 へと移動します。

道中、市街地中心部は車道は除雪もされており、アスファルトがしっかりと出ている状態ですが、目的地の直前の山道は完全な凍結路面。
そんな状態の場所を車で移動するということは東京や名古屋にいる人にはなかなか体験できないことであり、やはりそういう意味での危険も伴うものですが、みなさんそれ以上の興奮を味わっていた様子でした。


大倉山 に到着したのが 12:00 を少し過ぎた頃。
まだイベント受付までには時間的な余裕があったため、若林 さん大塚 さん も、そして私以外のスタッフもすぐに各自写真撮影が始まりました。

同じ札幌市内とはいえども、やはりこの 大倉山 はホテルや市場、前日のイベント会場周辺などとは明らかに環境も状況も違います。
2人がサラサラのパウダースノーをかき集め、そしてそれをまじまじと見ている姿からは、雪をいつも見慣れている我々北海道民がもうすでに体感することのできないものを感じることができました。

どんな物でも出来事でも、それに見慣れてしまう日常になってしまうというのは、ある意味では便利だったり幸せだったりするのかもしれませんが、2人のピュアなそんな様子を見るにつれ、一方では大切な何かを忘れるということでもあるのだと再実感したりもしました。

  


イベントの受付の予定時刻は 12:45 。
この日はジャンプ競技場で大会などが行なわれているわけではなく、観光の方を含めてそれほど多くの人がいるわけではありませんでした。

そんなこともあり、受付場所として指定させていただいた 札幌オリンピックミュージアム の3Fロビーでも、我々スタッフを比較的すぐに見つけていただけたと思います。
また、今回お申込の7名の方には定刻通りに集合いただき、スムーズに受付作業も進みました。

事前に会場へのアクセス方法はホームページで提示するなどはしていましたが、公共交通機関を使うと最寄りのバス停から10分ほど雪の坂道を登らなければ会場へは到着できません。
また、そのバス停へのバスも1時間に数本しか停まらず、特に初めて来られる方にとってはアクセスしやすい場所とは言い難い会場です。
それでも参加のみなさんのご理解とご協力もあり、まずはイベントのスタートを無事にきることができました。

何気ないことではあるのかもしれませんが、イベントを主催する側の立場としてこのように受付がスムーズに完了するというのは本当にありがたくも嬉しくもあるものです。
これも全ては参加いただいたみなさんのおかげです。

  
  


まず今回のイベントの最初は、13:00 から 14:00 の予定で、みなさんでお茶をしながらの 交流会 です。

会場は、大倉山クリスタルハウスの2Fにある、ラムダイニング大倉山
事前に私の方で店舗の方との打合せやご連絡を繰り返してはいましたが、お店側のご好意でかなり余裕を持って利用できる広いスペースをご用意いただきました。

  

飲物が全員に渡ったところでまずは 若林 さん大塚 さん からみなさんに対してご挨拶。
7名の方が向かい合わせで着席された中央に2人も座り、交流会 がスタートです。

  

この 交流会 、司会進行は私が担当をさせていただきましたが、この役割は数分前に受付をしている頃に決まったばかりでした。
私自身もこれまでにこのような状況、そして同じような形での司会進行をしたことが無いわけではありませんが、実はイベントの裏側では直前のこんな決定がありました。

みなさんからイベント参加の申込をいただいた時点では、お名前・電話番号・メールアドレスの3点のみを伺っており、実際どこからどんな方がいらっしゃるかというのは全く把握していません。
そんな中で受付をしながらそんなみなさんの様子を拝見しつつ、スタッフ側で司会進行の準備を行ないました。

タレントと参加のみなさんとの交流会ですから、進行に関してもタレント自身が自ら出来る状況であればスタッフ側がなるべく関与しない中で自由にしていただくのも方法だとは思います。
ですが、参加いただくみなさんにある程度均一に発言などの機会があり、そして楽しんでいただくためにはこちらで全体の流れを作ることが必要な場合もあると思います。
そのようなことも考慮しつつ、今回は私が司会進行に入らせていただきました。

直前には アリスインプロジェクト さん からこのような形の交流会における進行のノウハウも改めて伝授いただきました。
私にとってはそのような技術を惜しみなく教えていただけるというのは本当に勉強にもなり、何物にも代えがたい財産にもなっていきます。
本当にありがたい限りです。


交流会 では、まずは自己紹介ということでみなさんには、”どちらからいらしたのか” ”いつから2人のことを知ったのか” ”北海道に来て何を食べたのか” など、こちらから色々なテーマを持ちかけつつ、お1人ずつ順にお話をしていただきました。
また、そんな話の中から出てきた話題をみなさんで掘り下げたり、また少し違う方向に展開していったりと、その場の雰囲気で作られていく空気は間違いなく今回限り、この場限りのものです。

今回の映画での裏話や、舞台版の公演でのハプニング。
またそれらを演じた側、観た側のそれぞれの感想や思ったことなど、どんどん色々な話が出てきました。

ここにそれらを書き連ねれば、きっと同感を持っていただける方や何度も頷ける方。
驚きを持って受け取る方もいらっしゃれば、初めて聞く話に興味を大いにそそられる方もいらっしゃると思います。

そんな話が今回参加いただいたみなさんからの発信でたくさんの方に伝わっていくことに関しては何ら問題もなく、そしてそれに関して否定するものではありません。
ですが、主催者側の私の口から直接それをたくさんの方にお伝えすることはしません。

会話の中には印象的なキーワードもいくつもあり、参加の方同士の中ではそのキーワードが出てくるだけでこの日の交流が思い出されるようなものにもなったと思います。

  

また、参加のみなさんがそれぞれタレントと交流するのも ”交流会” ですが、参加いただいたみなさん同士の交流が進むのもまた ”交流会” だと思います。
会の中で、参加のみなさん同士が以前から面識があるのかという点は伺わなかったのですが、このような機会に同席したことによって、次の機会にどこかで一緒になった時にお互いがお互いを認識するだけでも、そしてそこから会話や交流が更に進んでいくのもまた楽しいものなのではないかとも思います。

実際私自身も、これまでジャガイモンプロジェクトとして様々関わらせていただいた機会や、主催のイベントで。
また、時にファンのみなさんと同じ立場として参加させていただくイベントなどでお会いする方々と後日またお会いし、そこから会話や交流が進んでいくことがたくさんあります。
それらは間違いなく1つ1つの 御縁 であり、本当にありがたいものでもあります。

今回の交流がみなさんにとって、「楽しい時間だった」 という以上に、いつかの次に繋がっていくのであれば、主催した側の者としても本当に嬉しいことです。


楽しい時間というのは本当に過ぎるのが早いものです。
ここでの1時間は私自身にとっても本当にあっと言う間に過ぎていった1時間でしたが、きっとそれはその場にいらしたみなさんに共通の認識だったのではないかと思います。

当初は、会話が続かなかった時の準備としてスタッフ側で色々と話し合っていたものもありましたが、いい意味でそこに到達することもないまま、まずはイベントの最初のプログラムの 交流会 が無事終了となりました。



続いては 札幌オリンピックミュージアム に移動し、一緒にミュージアムを見学する1時間です。

こちらは ”見学” と銘打ってはいるものの、施設内にはスキージャンプやクロスカントリー、ボブスレーやスピードスケートなど、様々なウインタースポーツを疑似体験できるアトラクションがあります。
これをみなさんで楽しんでいただければきっと思い出深いイベントになるのではないかというのが主催者側の企画でもありました。

  
  

ここでは我々スタッフは、「まずはココ、次はコッチ」 というような指示をさせていただくこともなく、みなさんには自由な動きの中で楽しんでいただきました。
色々と用意されたアトラクションも、若林 さん大塚 さん に続いて参加のみなさんがチャレンジしてみたり、何人かが同時に挑戦できるものを一緒に楽しんだりと、とにかくみなさんの笑顔と喜びの声が絶えない時間となりました。

スタッフとしてそんなみなさんの様子を見ているだけでもこちらまで楽しくなってくるような、本当に素敵な時間でもありました。

そして、そんな時間の中では私自身にとても心に残ることがありました。
みなさんが盛り上がる中で参加いただいている方の中のお1人が私のところに来られ、「このイベント、本当に楽しい!」 と表情を輝かせながら私に伝えてくださいました。
イベントを企画する者としては参加のみなさんに本当に楽しんでいただけるのかという不安も隣合せているわけで、そんな中でこのようなお声掛けをいただくというのは本当に心から嬉しいことです。
まさに ”企画者冥利に尽きる” 出来事でした。

  
  

アトラクションの中にはジャンプやちょっとした動きのタイミングだけが要求されるものもあれば、激しい運動が必要なものもあります。

3人同時にプレイできるクロスカントリーに2度挑戦し、参加の方に対して見事に連勝した 若林 さん
ボブスレーの先頭に乗り込み、前から吹き付ける風にも耐えながら、「右!左!」 と見事に指示を繰り返した 大塚 さん
そしてそんな様子を見て盛り上がるみなさん。

あまりに楽しそうなその雰囲気は偶然居合わせた一般の方の目にも止まったようで、気が付くとどのアトラクションでも後ろから見学している方が増えていました。
こうしてこちらでの1時間の予定も滞りなく楽しく、そしてあっと言う間に過ぎ去っていきました。

  
  
  


今回、イベントの中で参加のみなさんにもお話をさせていただきましたが、この ファンミーティング の企画をさせていただく中で、当初は少し違った形でのものを考えていました。
もっと移動のしやすい街の中心部で、どこかのスペースを借りての交流会、もしくはそこにカラオケがあったり何らかのゲームだったりと ・・・。

しかしそこから、「せっかく北海道に来ているのだから、北海道らしい、札幌らしいものを」 という発想と考えのもと、結果的に今回の企画で実施させていただくこととしました。

この 大倉山ジャンプ競技場 という場所は、当然同じような施設が全国のあちらこちらにあるわけではなく、雪景色と相まった視覚的なものも、そしてこういう場所に来るということ自体もレアな体験・経験になったのではないかと思います。
また、特にこのオリンピックミュージアムでの様々な体験というのはおそらく他ではなかなか味わえないものだったのではないかと思います。

参加のみなさんにとっても、そしてタレント側にとっても、今回のファンミーティングが、北海道・札幌でのレア体験共に直結する思い出になれば幸いですし、きっとそうなったのではないかとも思っています。



イベント最後は屋外に出て、ジャンプ台 の前での 記念写真の撮影 です。



直前に屋外に設置された温度計はマイナス4℃を表示していました。
北海道に住む我々にとってはこの季節のこの気温で短時間だけ屋外にいるのはそれほど辛い事でもありません。
が、やはりみなさんにとってはかなり寒かったようです。

それでも、 若林 さん大塚 さん は、そんな中でもお互いに雪を楽しそうにかけ合うなどしていました。
ベチャベチャな雪でこんなことをしたら髪も服も濡れてしまいますが、パウダースノーだからこそできる、そして楽しめる遊びです。

  
  
  
  
  
  

みなさんにジャンプ台の前に並んでいただき、手早く集合写真を撮影してすぐに再び屋内へ。
残りの時間は改めて全員で着席してまた少しの時間お話をしながら過ごし、続いて個別の 握手会

  
  

予定終了時間を少しオーバーしての ファンミーティング でしたが、本当に終始みなさんの笑顔が絶えない時間となりました。
最後にお1人お1人の感想を伺うようなことはしませんでしたが、改めてそれをしなくともみなさんの表情でこちらにもその想いが伝わってくるようでした。

イベント主催者・企画者として全てにおいて満足してしまったり、そして自分自身に納得してしまったりするのは間違いだとは思いますが、それでも参加されたみなさんそれぞれがある程度以上にご満足されるものをご提供させていただけたのではないかと思います。


また、今回のイベントが全てにおいて滞りなく進行していったことも、そして楽しい時間だったことも、全ては参加されたみなさんのご協力やご理解があったからこそです。
みなさんの想いや優しさがこのイベントの全ての雰囲気や空気感を作り、そして大きな1つの輪ができたのだとも思います。

我々スタッフはただその横にいただけであり、そんなみなさんとご一緒させていただけたことが本当に嬉しくそして楽しくもありました。
心からありがたく、そんなみなさんに対しては感謝感謝のイベントでもありました。
本当にありがとうございます。


イベントの最初にはみなさんの自己紹介に併せて私自身も自己紹介をさせていただきました。
また、途中にも、「ジャガイモンプロジェクトって?」 「ジャガイモンって?」 という質問を色々といただきました。
今回のイベントではあくまでも ”影” の存在ではありますが、それでもみなさんとこのよう形で出会わせていただき、そして交流させていただけるというのは本当に嬉しいことです。

こういうのもまさに 御縁 であり、その1つ1つの 御縁 こそジャガイモンプロジェクトが何よりも大切にしているものでもあります。
今回参加された方の中には私自身過去にすでに数回お会いしたことのある方もいらっしゃいましたが、そのような再会というのは本当に嬉しいものですし、今後もまた何かの機会でそれぞれのみなさんと再会させていただける日が来ることを祈っています。

そしてそんな時、また ”あの日” の思い出話ができれば嬉しいなと心から思っています。



ファンミーティング の最後は、若林 さん大塚 さん からみなさんに対して改めて最後のご挨拶。
これで予定の全行程終了となり、公式的には ”解散” です。

  

この後は個別で チェキ撮影 も行ないました。
撮影する場所についてみなさんに意見を伺ったところ、「いつもは屋内での撮影で、バックは壁の場合がほとんどだけれど、今回はせっかく景色のある場所で撮れるので」 ということで屋外での撮影となりました。

陽が傾いたことで気温も確実に下がり、大倉山という場所柄もあって冷たい風も吹きつけてきます。
こうなると撮影する側もされる側も ”我慢” をしながらの撮影です。

あまりの寒さにチェキの機械からフィルムが出てくるのもなんだかいつもより時間がかかれば、撮影後のフィルムにもなかなか画像が出てきません。
それでもやはり景色があったり雪があったりする中でのレアケースのチェキ撮影には本当にみなさん喜ばれていました。

みなさんがご自宅に戻られ、そして他のイベントや機会に撮影されたチェキと今回の物を並べたとしても、ここで撮影された1枚というのは異彩を放つものになるのではないかと思いますし、そこには間違いなくこの日の思い出がぶら下がっているのだとも思います。

  


この後はバスで帰られる方、タクシーで帰られる方などそれぞれに解散。

我々も一旦屋内へと戻り、会場から退散しようと思っていたところ、若林 さん大塚 さん が揃って、「ソフトクリームが食べたい」 と。
寒い寒いと言いながらも食べるソフトクリームはそれはそれでまた乙です。
実は私もこのイベントの下準備で数週間前に来たここを訪れた時、1人で食べました。

  


この後は飛行機で北海道を脱出するために移動を開始しました。

家に帰るまでが遠足、家に帰るまでが北海道遠征、そして家に帰るまでが北海道イベントです。
唯一の北海道スタッフである私はJR札幌駅でお別れとなりましたが、雪などで交通機関の乱れることもなく、それぞれ無事に帰宅されたようです。

若林 さん大塚 さん にとっても、この1泊2日はスケジュールがピッチリ詰まった2日間だったと思います。

前日の16日は、『映画「アリスインデッドリースクール・アジタート」 上映イベント』 として、札幌舞台版のキャストと共にイベントに出演。
いつもとは違う環境に戸惑うことも多かったのではないかと想像します。

この17日も特殊な環境でのイベントとなりましたが、2日間とも大変なこともありながらも、一方ではファンのみなさんと共にかけがえのない思い出もできたのではないかと思います。



私自身、16日のイベントには参加していませんが、17日の大倉山でのイベントを振り返ると、やはり参加いただいたみなさんの優しさや想い、そしてご協力があってこそのイベントだったと思います。

交流会もミュージアムでの体験も、全てはみなさんの温かさに包まれた時間だったと思います。
そんな様子はスタッフとして同じ場所で同じ時間を共有させていただいた私にも大きく強く伝わってきましたし、とても印象深く素晴らしい経験にもなりました。

また今回、若林倫香 さん大塚愛菜 さん のお2人にも初めてお会いし、そしてご一緒させていただきましたが、2人とも本当に素敵な方でした。
普段は東京や名古屋を中心に活動する彼女達ですが、そんな2人を追ってわざわざこの北海道、そして大倉山までファンの方が来てくださるというその想いその行動も、このお2人を見ているとわかるような気がしました。

大塚 さん を主に応援していて、今回 若林 さん に初めて会ったという方。
逆に、若林 さん を主に応援していて、今回 大塚 さん に初めて会ったという方。
それぞれの方がいらっしゃいましたが、ここでお互いが1つの場所に集ったことによってまたここから新しい輪が作られ、そして広がっていくのだとも思います。
これもまたそれぞれの方にとっての 御縁 なんだと思います。


私自身にとってもこの日この場所でみなさんとお会いできたということは、とても素敵な ”出会い” であり、かけがえのない ”御縁” です。
そしてこの出会いや御縁の積み重ねは時に感動へと繋がっていったりもするものです。

今回のイベントも振り返れば振り返るほど、感謝と感激に溢れる、そして忘れがたいものとなりました。
これも全てはこのイベントを通じてご一緒させていただいたみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。


更に今回のイベントは、この 大倉山ジャンプ競技場 を管理する、札幌振興公社 大倉山事業部 さん のご協力もいただきました。

正直なところ、このくらいの人数であれば特に許可を改めて取らなくても一般の方と全く同じ形で施設を利用し、そしてイベントそのものも成り立ったとも思います。
ですが、そんなことをしてもし当日になって何らかの問題が発生した場合は参加いただくみなさんにご迷惑をおかけする形となってしまいます。

ジャガイモンプロジェクトでは主催イベントでもどんなに小さな撮影であったとしても、どんな場合でも必ず事前に関係先に許可を取っています。
そしてそれは今回も変わりません。
11月の下旬には一度直接私自身が大倉山へと出向き、様々な許可の取得や申請を行なっております。


実はこのイベント本番中、「よくこんな場所でイベントの許可が取れたね」 という言葉を2度ほどかけられました。

例えば、ラムダイニング大倉山 も本来は食事込みでの利用が望ましい場所ではありますが、事前に直接訪問し、そして今回のイベントの計画について色々とお話をさせていただきました。
お店の方にとってはあまりに突然の話でなかなか分かりづらい、理解し難い部分もあったのではないかと思いますが、それでも特別に飲物のみでのイベント利用の許可をいただくことができました。

札幌オリンピックミュージアム でも、担当の方にわざわざ席をご用意いただき、改めてイベントの趣旨と内容をご理解くださった上で、イベントでの利用の許可もいただくことができました。
また、今回のイベントの開催をこちら側で発表し、更に参加者を募集するにあたっても、施設名や写真を使わせていただくことも許可いただきました。

それぞれの交渉の内容や方法に関しては私独自のものであり、これを詳細に説明することは避けますが、やはりこのような形で様々な許可をしっかりと取得しておくことは、イベント主催者としては大切なことだと思います。

今回はそんな我々の趣旨をご理解いただき、そしてイベント利用の許可を出していただいた 札幌振興公社 大倉山事業部 さん にもまた本当に感謝しなければならないと思います。
ありがとうございます。

  


最後に1つ、ジャガイモン の恒例のことを1つ忘れていたことに、翌日になって気がつきました。
今回ご一緒させていただいたお2人に、「公認 をしてください」 とお願いするのを忘れていました。

そんなことで、改めてツイッターを通じてご連絡。
するとまずは、 若林倫香 さん から早速に、「公認です!」 とご返答をいただきました。

また、当レポート公開後には、大塚愛菜 さん からもすぐに 「公認」 をいただきました。
ありがとうございます!



若林倫香 さん大塚愛菜 さん
それぞれにキャラクターの違う2人ですが、それぞれに本当に魅力的な方でした。

今回初めてご一緒させていただき、そしてあっと言う間の時間ではありましたが、その個性と魅力は大いにこちらにも伝わってきたように感じます。

年下だけれどしっかり者の 大塚 さん
年上だけれど少しおとぼけ気味の 若林 さん 。(失礼w)
この2人のそれぞれの個性がうまい具合に絡み合い、その仲の良さも相まって一緒にいるだけでこちらも笑顔になってしまいます。

普段から常に一緒に活動をしている2人ではありませんが、本当にいい意味で ”ナイスコンビ” だと感じました。
そういう意味では彼女達にとってもこの、「アリスインデッドリースクール」 の映画・舞台・アニメの3本の制作は、いい 御縁 だったのだとも思います。



映画「アリスインデッドリースクール・アジタート」札幌上映記念ファンミーティング
 若林倫香・大塚愛菜といっしょにお茶会&大倉山・札幌オリンピックミュージアム観光(記念撮影もあるよ)


私が今までに関わった全てのものの中で間違いなく一番長いタイトルを持つイベントでした。

私自身にとっても、そしてジャガイモンプロジェクトにとっても、開催前の準備期間から始まり、本当にたくさんの貴重な経験と素敵な出会い、そして素晴らしい体験に満ちたイベントになったと思います。
携わってくださった、そして参加してくださった全てのみなさんに、改めて感謝をさせていただきたいと思います。
ありがとうございます。


  

(一部の写真は11月に会場を事前訪問した際に撮影したものです) 




交流会の中で、「札幌で何を食べたか」 とみなさんに質問した際に数名の方が、「行ってきた」 と回答されたラーメンがありました。
それが、”らーめん そら” です。

ということで、私もイベント終了後、みなさんに習って早速行ってきました。
これでまた1つ、みなさんと思い出が少しだけ共有できたかなと、そう感じながら美味しくいただいてきました。

  




今回のイベントに関しては、若林倫香 さん 、大塚愛菜 さん もそれぞれ、SNSなどで写真や感想をアップされています。
そちらも併せて参照ください。

   若林倫香 さん
     ツイッター @tomoka_w
     オフィシャルブログ「頭の片隅に3センチ」

   大塚愛菜 さん
     ツイッター @aina_otsuka43
     インスタグラム


2017年12月21日 掲載

ジャガイモンプロジェクト代表・川崎康


 
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