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   「みちこのみたせかい」特設ページ   



脚本 : 麻草 郁
演出 : 納谷 真大 (ELEVEN NINES)

http://aliceinproject.com/

【 日程 】 201717(水)21(日)    全8公演
     17日(水)= 19:00 (月)
     18日(木)= 19:00 (星)
     19日(金)= 14:00 (月) 、19:00 (星)
     20日(土)= 13:00 (星) 、18:00 (月)
     21日(日)= 12:00 (月) 、17:00 (星)
           ※ 一部ダブルキャスト
【 場所 】 札幌 ・ 生活支援型文化施設 コンカリーニョ (札幌市西区八軒1条西1丁目)
【 チケット 】 S席 5,500円(最前3列・指定席)、A席 4,500円(指定席以外・自由席)


   
(フライヤーはクリックで拡大してご覧いただけます)


 出演を予定していた 久保田れな さん が体調不良により、急遽降板となりました。
 代わって、井村解 は、宮田桃伽 さん が務めます。




チケット

チケットサイト「カンフェティ」 http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=38001&
S席 5,500円(最前3列・指定席)、A席 4,500円(指定席以外・自由席) ※税別
(当初、公式発表に沿う形で、S席を最前列のみのご案内としておりましたが、「最前3列」 に訂正いたします)
チケットは 各キャストを指名 する形での購入が可能です。
ジャガイモンプロジェクトとしては、できれば、「羽美」 を指名してのご購入をいただければ幸いです。

 ※ 「羽美」指名でチケットをご購入いただいた方には特典として ソロチェキを1枚 プレゼント!
         ・公演当日、受付にて「羽美指名」をお伝えください。その場でのお渡しとなります。
         ・手売りによるチケットには「羽美」の名前の入っていません。こちらも受付にて「羽美指名」をお伝えください。



5月13日

舞台本番を4日後に控え、2日後には小屋入り(劇場入り)と、様々な事柄が佳境を迎えているこの日、稽古場 にお邪魔しました。

これは ジャガイモンプロジェクト が、今回の公演全体の情報発信を担わせていただいているということもあって実現したものです。

出演キャストの中に所属タレントがいるということもありますが、ジャガイモンプロジェクト はあくまでも中立の立場としての行動、そして活動を行ないます。


どの現場でも、単純に1人のタレントの運営者としての役割のみで現場入りするのであれば、そこは自分のところのタレントを中心に物事を考え、そしてサポートしていきます。

ですが、この公演に関わる全ての現場では、ジャガイモンプロジェクト は、それ以前に中立の立場、そして役割があると認識しています。
ということで、今回もあくまでも中立な立場での稽古場入りです。



4月に入った頃に始まった稽古もすでに最終盤。

序盤は1日4時間程度の稽古が続いていましたが、本番前週に入ってからは稽古時間も一気に拡大。
色々な意味でより一層の気合いと集中力、そして精神力の求められるところへと来ています。


長い間、彼女達が毎日のように通ったこの稽古場とももうすぐお別れ。
15日にはついに本番の舞台となる コンカリーニョ に小屋入りとなります。

その後は、照明・音響などの部分も含めた 場当たり
更には本番と全く同じ状態で行なわれる ゲネプロ などを経て、ついに17日からの本番を迎えます。




この日、私は稽古の始まる時間に合わせ、それよりも少し前に稽古場入りしました。

ここにいることで、まず私自身に最も求められることは、全ての流れの中で邪魔にならないこと。
今回は ”見学” ではなく、”取材” が目的の現場入りではありますが、それはあくまでも稽古自体が滞りなく進むことを大前提としたものです。

ですので、私に最低限必要とされることは、”存在感を消すこと” だとも思っています。
去年の舞台やこれまでの様々な活動の中で、すでに何度となく会っていて知っている子や仲良くしてもらっている子もいますが、それでもこの場所では極力静かにしています。



この日の早い稽古時間は、それぞれの自主練習に充てられていました。

14時を過ぎた頃には数人が稽古場にやってきて、それぞれがそれぞれのやり方で練習を始めます。


谷口郁美 さん さん は、事務所スタッフの方も交えて、物語の中に登場する人物に対する理解度を深めていく作業を行なっていました。

それぞれの場面、それぞれのシーンで、このキャラクターはどんな気持ちでその場所にいるのか、どんな気持ちで話しているのか。
どんな話し方、そしてどんな語尾にするのが、その場面のそのキャラクターに合っているのか。

時には色々なパターンを試してみたり、話し合って結論へと近づけていったりと、誰かが押しつけるのではなく、しっかりと対等に話し合い、意見を出し合いながら作っていく様子はとても印象的でした。

長時間、黙々とそんな作業に没頭する様子は、今回初めてアリスインプロジェクトの舞台に起用された2人の気合いや気迫も受け取ることかぎでき、そしてしっかとした信頼関係で結ばれた所属事務所のバックアップも感じられました。



ちーしゃみん さん は、過去の稽古の映像を見返して復習したり、自分の台詞を何度も繰り返し練習したり、同じ台詞を何パターンも試したりしている様子。

この姿、同じような光景を以前も見たのを思い出しました。
昨年の本番、全5日間のうち、私は最後の4・5日目を現場入りしていましたが、彼女はその本番直前の舞台の上でも同じように自らの台詞を何度も反復し、1人で黙々と練習や確認を繰り返していました。

普段は本当に明るく元気で、そういう意味でも周りを引っ張ってくれるような存在の彼女ですが、陰ながら人知れず努力を繰り返している姿も、私は知っています。

どんなことに対しても全力でのぞむ、そして努力を重ねる。
普段の稽古に対する取り組みにしても、そしてここのところ毎日のように稽古後にチケットを手売りするために頑張っている姿も、本当に尊敬できるところがたくさんあると思いますし、周りに対しての影響力も持っていると思います。

こんなところにも、彼女が昨年に続いて今年も起用され、そしてここにいる理由があると感じます。



また、そんな ちーしゃみん さん を見た 廣瀬詩映莉 さん が、動きや台詞の言い方に対してアドバイスをする姿もありました。

廣瀬詩映莉 さん はまだ20歳ではありますが、ELEVEN NINE に所属し、その役者としての経験も今回の若手のキャストの中では群を抜いています。

私自身、これまでにそんな彼女が出演する舞台を何度となく観劇したことがありますが、その度に彼女の素晴らしさと唯一無二の存在感を感じていました。
そんな彼女からのアドバイスは、ちーしゃみん さん のその場での練習内容をより向上させてるものとなっていました。

的確なアドバイスが一瞬で演技の質を上げ、そして意味あるものにしています。
そんな様子にはとても力強さを感じることもでき、廣瀬詩映莉 さん がこの場にいることの意味合いと同時にその効果を感じたりもしました。


また、そんな 廣瀬詩映莉 さん は、稽古の合間やちょっとした隙にも他のキャストと違う動きをしていることがありました。

普段からこの稽古場で様々な稽古や活動をし、そして 納谷 さん を初めとした ELEVEN NINE のみなさんと一緒にいることが多いということもあるのでしょうが、1人のキャストとして以上に広い視野を持って稽古に臨んでいるということを感じました。

ちょっとした合間にセットや小道具の位置を直してみたり気にしているところを何度も見かけましたし、とにかく周りの人の動きをしっかりと見ているのを感じました。

そういう部分も、今回の舞台に ELEVEN NINE の役者さんが入っていることに大きな意味があるとも感じましたし、きっとそこは彼女自身も色々な意味や責任を感じている部分であるのではないかとも思います。

今回の舞台の中で彼女の与えられた役柄は、他の24人の誰がやるよりも、彼女がやるからこそより光る部分がたくさんあるものだとも思います。
そういう意味でも彼女がここにいる意味があると思いますし、他のメンバーにとっては得られるものも学べるものもたくさんあるのではないかと感じました。

昨年の公演では、1人の現場スタッフとして、チケット販売イベントや本公演を陰から支えてくれていました。
そんな経験も彼女自身を大きくし、そして今年への大きなステップになっているのだと思います。

普段から本当に明るく陽気で、現場ではいつでもニコニコしている印象の強い彼女ですが、知れば知るほど魅力に溢れる女優さんでもあります。
だからこそ今年の公演のキャストの中に彼女の名前が見つけた時には私自身も本当に嬉しかったですし、色々な人にとってそれぞれの意味があるキャスティングだとも感じています。



この後少し遅れて稽古場入りして来る子達も、それぞれの時間を過ごしていました。

ペンを片手に改めて台本に向き合っている子、何人かで特定のシーンの動きを確認している子達、まずは何かを食べてこれからの長丁場に備える子、自分の衣装を確認しながら時間を過ごす子 ・・・。

それぞれにそれぞれの準備があり、取り組みがあり、そして思うところがある。
ここには何が正解で何が間違いとか、誰が正しくて誰がそうじゃないというのは無いんだともとも思います。




17時過ぎからは 納谷 さん からの稽古が始まります。

ここからは私は昨年と同様に、納谷 さん のすぐ横に座らせていただき、客席最前列どころか、まるで舞台の上に座っているかのような距離感、そして臨場感で稽古を見せていただきます。


この日の稽古は物語の途中の、某シーンからです。

すでに稽古も最終盤。
これまでにも何度となく稽古してきている場面の精度をより高めていくための作業が続きます。

本番の舞台で実際に使われる音も流しつつ、この音に対しての台詞や動作のタイミングをしっかりと確認していくことや、それぞれの場面場面に応じた声のボリュームなど、様々な確認が進んでいく中で、納谷 さん の演出に対するキャストの彼女達の理解度もどんどんと深まっていくのを感じることができました。

こんなところにもお互いの強い信頼関係を感じました。

彼女達が 納谷 さん 自身を、そしてその演出に対しての ”信頼感” を持っているからこそ、その意見や指導を素直に聞き入れ、そして自分の中に吸収し、自ら実行しようと努力をする。
一方で 納谷 さん 自身も、彼女達に対しての ”信頼・信用” と、そして ”期待感” を持っているからこそより高いものを求め、そして彼女達が光り輝くように導こうとしている。

私はそんな作業が進む様子を見て、お互いの間に形作られた目に見えない何かがはっきりと手に取って感じられるような、そんな想いに溢れました。



テレビ画面の中ではなく、大きな生の舞台の上で目の前で繰り広げられる物語だからこそ、ただ単純に台本に書かれている文字を追うだけの作業ではなく、動作や台詞の言い回し自体にも緩急がより必要で、そんな部分の細かな演出も次々と加えられていきます。

私がその場で見ていて何ら違和感を感じなかった場面であっても、納谷 さん の演出が加わると、更にそれが自然なものになっていったり、大きな印象を持つものへと変化していきます。
そしてその際、演出と共に 納谷 さん から彼女達に対して説明されていく言葉は、私が聞いていても本当に納得のいくものであり、凄さを感じるものでもあります。

そう思うと、直接指導を受けている彼女達の中にもきっと 納谷 さん に対しての、”信頼” と共に、”この人は凄い人” という想いもあるのだろうとも感じました。

だからこそ、こういう ”凄い人” からは、個々の心の持ちようによっては学べるものもたくさんあるのだろうとも思います。


実際、稽古中に出番のない子達も、稽古場の隅で身を乗り出すようにしてその様子や言葉に心を傾けているのが随所に垣間見られました。

昨年この稽古場に来た時、私がまず気になったのはこの部分でもありました。
全体的ではなく、誰か1人がピンポイントで 納谷 さん から指導を受けている時、そんな様子を見ていない、聞いていない人が少なくなかったのがとても印象的で、同時に違和感を感じました。

ここで交わされる会話や指導というのは、これから1つのお芝居を作っていくということに対しても、そのお芝居に限らず今後の自分自身においても、大きな財産になり得るものだと思います。
望んでも得ることのできなかった人もいるであろうこの場に存在できるということ自体が恵まれていることであり、そしてここで聞くことのできる 納谷 さん の言葉は、彼女達にとっては本当の意味での ”金言” なんだろうとも思います。

それを聞かない、聞こうとしないのは本当にもったいないと感じていました。

しかし、それに対して今年、私がこの稽古場で見た光景は、前のめりにそんな言葉を聞き、そして吸収しようとする子達の姿でした。

長いこの稽古期間で、私が直接見た稽古はこの1日だけですし、昨年に関しても1日だけです。
だから、私が感じたものはその全てを象徴するものでも、その全てを判断するものでもないとは思いますが、この日のこの稽古にはそんな彼女達の意欲や真剣な取り組みを感じました。


またそんな彼女達には25人で1つだというチームワークも感じました。

直接の演技以外の部分でも誰かが誰かをフォローし、そして準備をしていく。
支え合い、補い合い、そして助け合って、この座組がより良い座組になっていっているのを感じました。

特に昨年から続けてキャスティングされているメンバーにはそんな様子を感じることが随所にありました。
少しでも経験のある人が自分の経験を持って他の人を導いていくというのは本当に素晴らしいことだと思います。

きっとこれはこの稽古場での出来事に限らず、15日に コンカリーニョ に小屋入りし、そして本番が始まってからも続いていくのだろうと思います。

そういう意味では、昨年の公演に続いて今年も残っているメンバーには、それぞれ今年も残っている理由がそこにあるのだろうという想いもします。

今年はいないメンバーにもそれぞれに理由があって、そこは一概に語れるものでも判断できるものでも、また優劣をつけられるものでもありません。
ですが、ここに2年続けているメンバーには、間違いなくそこに意味があり理由があると感じます。

アリスインプロジェクト札幌公演 という大きな括りで見た時、そこには間違いなく ”2年目の進化” があるようにも感じました。



”2年目の進化” という意味では、岩杉夏 さん の存在も書き忘れるわけにはいきません。

昨年は他のメンバーと同列にキャスティングされていた彼女ですが、今年は1人の役者としてのキャスティングと同時に、”演出部” にも名前を連ね、その役割も担っています。

実際、稽古中にも自分の出番以外の時は他のメンバーとは違って舞台に対して正面の位置に座り、常に真剣な眼差しでその様子を見ています。
そして時に 納谷 さん から助言を求められ、そして時に自らの意見を 納谷 さん にぶつけます。

そういう部分も今回の舞台の、昨年とは違った楽しみでもあります。

実際に劇場で舞台を観られる方にとってはどこに 岩杉夏 さん の意見や演出が加わっているかというのはわからないと思います。
ですが、そういう作業も経て作られたものなんだと思って観ていただけると、そこにはまたちょっとだけ違った想いも生まれてくるのではないかと思います。




稽古の中では1つ1つの ”動作” に対しても、多くの演出が加えられていました。

それは、この時点での完成度の低いものに対しての指導もあれば、更に質を上げていくためのものもありました。

多くの日本人が普段しないような動作に対しての不必要さだったり、それぞれのシーンやキャラクターの感情に合せた動き方や歩き方といったものもあれば、舞台の暗転と明転のタイミングと人の移動のタイミングを合わせていく確認作業もありました。

瞬き1つに対してや、台詞を話していない人の動作に対しての指導もありました。

やはり1つの舞台というのは台詞がただ連続するだけで出来上がっているのではなく、小さな動作1つや、その瞬間の話の中心ではない人の動きや存在もあって全体が成り立っていくのだと実感できる部分でもありました。



一方、台詞に対しての演出も数多くありました。

ここには、言葉の中の訛りを直していくような作業もあれば、1つの言葉の大きさやタイミングを調整していくような指導もあります。

1つのシーンの最初の台詞1つで、その後の流れや雰囲気が変わってしまうこともあれば、「あ!」 というような出だしの1つ音にでさえ様々な使い方や意味があるというような話もありました。


そんな中で昨年の稽古で 納谷 さん が仰っていたことを思い出しました。

 「次の台詞を活かすための台詞がある」

という言葉です。


台詞1つでシーンの雰囲気を大きく入れ替えることも可能であれば、次の大切な台詞へと繋げるため、これを活かすための台詞もあるという話は、今年の稽古でも繰り返されていました。

そして実際に稽古でこの点を気にして観ていると、本当にこの言葉を実感することも出来ました。

具体的にどこが、という話はここに書くことはしませんが、実際劇場で観ていただけると、舞台が暗転明転するわけでもなく、当然ナレーションが入るわけでもなく、照明が変わるわけでもなくても、突然シーンが変わったとわかるところが何ヶ所もあると思います。

このレポートを読んでくださった方にはそんな部分も楽しんでいただければと思いますし、舞台の上で進んでいく、脚本に沿ったストーリー自体もそうですが、細かな演出が本当にたくさん加えられていると思って観ていただけると、この舞台はより一層楽しく、そして色々と感じていただけるものになっていくのではないかとも思います。


1つの台詞でも、”トーンが落ちる” のと、”パワーが落ちる” のは違う、という話もありました。

この稽古には ”金言” が本当にたくさん飛び交い、そして落ちています。
それをいくつキャッチできるか、拾えるかはそれぞれの気持ち次第。

そんな雰囲気を間近で感じていると、役者という世界を全く目指したことのない私自身ですら何かを始めたくなるような気持ちになります。

そう考えると、実際この瞬間、役者としてこの場にいる彼女達にとっては、本当に大きな影響があり、成長できるための素材であり、そして時間なんだろうと思います。


また、台詞にはその劇を象徴する台詞があるという話もありました。

”物語自体をわからせるための大切な台詞” もあれば、観てくださる方が面白かったとか泣けたと感じていただける、”印象に残すための台詞” もある。

多くの演劇にはそんな台詞があるのだと思いますし、今回の舞台にもそんな台詞が散りばめられていると思います。
だからこそ、この舞台を実際に観ていだければ、観た方それぞれに印象に残るシーンや台詞が出てくるとも思います。

私は今回の公演が終わった後、そんな話をたくさんの方とするのが今からとても楽しみです。
きっとそこには1回観た方、複数回観た方でも意見がそれぞれあるものだと思いますし、同じ人でも観る回によって変わってくるのかもしれません。

またその感想というのは、事前に台本の内容を知っている人と、そうでない人との間でも当然違ってくるのではないかとも思います。

共通の思い出や出来事に色々と違う感想があるというのは、お互いの意見が交錯する時にそこに楽しさがついてくると思いますし、そんな話を通じて終わった後でもまた改めて楽しむことができるのだとも思います。

そういう意味では、それぞれの観た ”せかい” が、重なり合うことで、そこにまた少し違った ”せかい” が生まれていく。
演劇にはそんな楽しさもあると思います。



稽古が進んでいく様子を長時間見ていると、これは ”最初から完成されたものに対してみんなで練習を重ねていく” ”与えられた台本どおりのお芝居をしている” というのではなく、”演出も含めて台本に対する理解を深めながら1つの物語を作っていく” 作業だということを感じます。

実際、”決定稿” と書かれている台本も、この稽古中にどんどんと書き変えられていきましたし、そもそも台本自体には1人1人の小さな動作についてまでは最初から書かれていません。
そこはまさに演出で作られていく部分です。

この日の稽古でも1ヶ所、突然 納谷 さん がその場で大きく台本の書き直しをした箇所がありました。

昨年も、稽古でもその本公演が始まってからも、1回1公演ごとにより良いもの、より伝わるものへと進化させようとする過程で、台詞や動作に対しての変更が何度もありました。

そういう意味では全8公演も観る回によって違うものになるでしょうし、同じものは絶対にありません。
まただからといって、生の舞台というものは最後の1回が一番良い評価を得られるものになるとは限りませんし、そういう部分も含めて生だからこそ面白くもあり魅力だとも思います。

毎回違ったアドリブを入れようとする人もいるでしょうし、図らずも誰かの台詞が飛んでしまったりタイミングがずれてしまうこともあるかもしれません。
複数回観劇される人にとってはそういう部分も楽しみとなるでしょう。



その他にもここでは書ききれないようなことが1度の稽古でもたくさんありました。
本当は具体的なことを書けばもっと直接的に伝わるレポートになるとは思いますが、それは物語の内容に触れてしまいかねない部分ですので、ここでは避けます。

この日も長い人によっては8時間にも及ぶ長丁場の稽古でしたが、集中すべき時の真剣な表情や眼差しと、ちょっと休憩できる時の楽しそうな笑顔がとても対比的かつ魅力的でした。


最後は私が持参した 士幌の生産者還元用の ポテトチップス をみなさんに。
大きな声で一斉に喜んでくれたのがこちらも嬉しいですし、頑張っているみなさんのちょっとした気分転換になればいいなとも思います。

積んであるダンボールに一目散に駆け寄る人、周りに配る人、すぐに開けて食べ始める人、遠慮してあとから箱へと向かう人、まずは写真を撮る人 ・・・。
こんなところにはそれぞれの本来のキャラクターが垣間見え、実は彼女達を知るには一番面白い瞬間でもあります。

   

  

  

  

  



毎日のようにここに集まり、そして稽古を続ける彼女達の日常はもうすぐ終わります。
この稽古場へとこのメンバーで集まることも無くなります。

一週間後にはそんな全てが終了し、この座組も解散となります。


この舞台に向け、この場所に初めて足を踏み入れた時、彼女達はどんな気持ちだったのでしょうか。

これまでの活動の中で、この場所に以前に来たことのある人もいますし、昨年のアリスインプロジェクト公演に出演していたメンバーにとっては懐かしい場所に戻ってきた感覚であったろうと想像できます。

一方でこの場所が全く初めてのメンバーにとっては、これまでにSNSやテレビ番組などを通じて見たことのある場所だったかもしれません。


そんな彼女達の心の中にあったものは、不安? 期待? 緊張? 喜び? ・・・

25人の女の子がそれぞれの感情を胸に、この場所での時間をスタートさせたはずです。



25人が初めて集合したあの日から1ヶ月強。
ここまで少しずつ、それでも確実に稽古は進んできました。

時に笑い、時に涙し、時に怒られ、時に喜び ・・・
それぞれが自分達の色々なものを犠牲にして、それでも頑張ってきた分だけたくさんの思い出もできたのではないかと思います。


舞台経験が豊富な役者さんも、演技自体が全く未経験の子も、一緒になって走ってきたこの期間。
経験や年齢の差もお互いを刺激し、このメンバーが融合するからこそ生まれる何かがきっとあったと思います。

この期間は、1つの座組としての彼女達を成長させ、そして結束させたものだったんだろうとも思います。


悔しい思いをしたこともあったでしょう。
自分に対して腹が立ったこともあったかもしれません。
怒られて涙が止まらくなった人もきっといたはずです。

それでも誰一人脱落することなく、ここまでやってきました。



今、彼女達の心の中にある様々な感情は、きっと最初に集まった頃のものとは違っていると思います。

本当によくやったと自分を褒めるのだろうか、もっと頑張れたんじゃないかと思い返すのだろうか。
もっとこうするべきだったと反省をするんだろうか、それとも ・・・。

とにかく、どんな大きなことも小さなことも、嬉しいことも悲しいことも、楽しいことも辛いことも、一度過ぎ去った時間はもう二度と自分達の前に戻ってはきません。

どれだけ後悔しても、どれだけ望んでも、どれだけ祈っても、同じ時間が繰り返されることは絶対にありません。

この稽古場で見てきた景色も、向き合った眼差しも、笑い声も、空気も。
みんなの当たり前だったもの全てが当たり前ではなくなります。



彼女達の最後の5日間。
コンカリーニョ で、25人の女の子達がそれぞれの集大成を迎えます。

17日から21日までの全8公演。
いくら同じ台本で繰り返し稽古を重ねてきても、全く同じものなんて2つとありません。

舞台は全てが生もの。
観ている人の目の前でリアルタイムに繰り広げられるものです。

1つの小さなきっかけや、ちょっとした何かのタイミングだけで全てが変化していきます。
だからこそ生の舞台は面白い。


昨年の公演では、開演直後に舞台から落ちてしまった人がいました。
また、他の部でも台詞が完全に飛んでしまい、動きが止まってしまった人もいました。

ピンポイントでそこだけを捉えれば、それはミスなのかもしれません。
ですが、それを直後にどう挽回するか、そしてどう周りがフォローするかで、それはミスでもなんでもなくなり、1つのお芝居の味へと変化していきます。

お芝居の味は、狙ったからこそ付けられるものもあれば、狙わなかったからこそ付いたものもあるはず。
そんな味は、いくら努力しても絶対に再現できないものであり、色んな味があるからこそ面白い。

それが生の舞台の醍醐味だとも思います。



私自身、全日現場入りすることは叶いませんが、最後の2日間はそんな現場をまた近くから見守りたいと思います。


約1週間後。
最後の幕が下る時、彼女達は何を感じるんだろう。

達成感、満足感、充実感、安堵感、疲労感、解放感 ・・・。
きっとそれぞれの心の中に様々な想いが浮かんでくるんだろうと思います。

最後まで笑顔を絶やさない人、涙が止まらなくなる人、頭の中が真っ白になってしまう人、とにかく冷静な人 ・・・。
25人もいればたくさんの光景や反応があるんだろうと思います。


私自身、本公演が始まるのは本当に楽しみです。
ですが同時に、始まってしまえば5日間で終わってしまうという寂しさも心から離れません。

そう考えると、いつまでも始まって欲しくないような、でもやっぱり早く始まって欲しいような ・・・。



この日の稽古終了後、演出の 納谷真大 さん に、今回の舞台の見所や、前回の舞台との比較を伺いました。
完全独占インタビューです。



僕自身、前回に次ぐ2回目の演出で、10代20代前半の25人の女の子達の、演技の質みたいなものも去年よりは少しわかったし、このガールズ演劇というものをどういう風に見せていくのが彼女達の為なのかというのも前回より少しわかっている部分もあります。

それでもやはり僕自身は演技が好きで演技オタクなので、その演技の部分をどうしても優先していくことで彼女達は随分と大変な思いをしたのだろうと感じています。

そんなに深く突っ込まなくてもいいのではないかと思った人もいるかも知れないけれど、でも彼女達は僕についてきてくれました。


前回のお芝居よりも今回の方がより演劇寄りで、とても難しい物語です。

そんな中でも、彼女達は去年よりも間違いなく全体が演技に向かい合い、そして演技というものに真剣に取り組んでいます。

前回はもう少しエンターテイメント性が強い物語だったけれど、今回は文学性というか、演技・演劇というものを主体にしている劇だと思います。

それを若いガールズ達は見事にやってくれて、とても感動できるプロの俳優顔負けの演技バトルを繰り広げてくれている思います。

そんなところやっぱり今回の見所だと思うし、僕が演出する限りはやっぱりそういう部分を前面に押し出していきたいなと思っています。


物語自体がとても難しいものなので、一度で全てを理解することはできないかもしれません。

ですが、ガールズ達がその瞬間瞬間を演技で生きてるところを観ていただければ、これは十分に観るに値するものだと思います。

とても面白く、なかなか観ることのできないものになっていると思いますので、なるべく多くの人に観てもらいたいと願っています。



とにかく!
アリスインプロジェクト札幌公演「みちこのみたせかい」

もうすぐ、その幕が上がります。


「みちこのみたせかい」 は、昨年5月に東京で初演があり、今回はその再演です。

ですが、同じキャストは1人もいなく、演出家も違えば現場のスタッフも場所も違います。

そういう意味では脚本こそ再演ではあっても、今回もまた初演であり、ここに新しい物語が始まっていくのだと思います。


例えば通ヶ月後、もしくは来年、今回と全く同じ顔ぶれの25人、そして同じ演出、同じスタッフ、同じ場所で、今回と同じ 「みちのこみたせかい」 を再演したとしても、きっとそれは今回のそれとは違ったものになっていると思います。

そこにはここからそこに至るまでのそれぞれに経験の積み重ねがあり、時間があり、そして成長があるからです。


今この瞬間の等身大の彼女達が演じるからこそ観られる 「みちこのみたせかい」 は、間違いなく今しか観られません。

後悔というものは過ぎ去ったものの前にさかのぼってくることはありません。
そして、その後悔を拭うことも出来ません。


今しか体験できない、体感できない 「みちこのみたせかい」
25人のガールズ達が紡ぐこの ”せかい” を、ぜひ一緒に劇場で。



稽古見学取材の終了後、フライヤー を持って、すすきのを中心に 広報活動 をしてきました。

数日前からSNSを通じて、チラシを貼らせていただけるお店を事前に募集をさせていただいたところ、それに対して、私の以前からの知り合いが場所を探してくれるなど、本当に嬉しい動きがありました。

普段から、ジャガイモンプロジェクト は、スタッフは私1人であり、全てにおいて自分でやっているという気持ちが非常に強いのですが、そんな中で仲間からの手助け。
図らずも、私自身に対しても ”見てくれている人は必ずいる” という部分を再確認できる出来事にもなりました。

本当にありがたいことです。



今年の公演が発表されたのは3月末の事ですが、当然実際はもっと早い頃から様々な部分が動いていました。

開催の発表後も、稽古が始まり、様々な準備が進む中で、私がジャガイモンプロジェクトとしてできたこと、貢献できたことはまだまだ本当に少ないです。

情報発信や広報的な部分では、ホームページにこの特設ページを情報解禁と共に開設し、SNSなども通じて発信をするなどしてきています。
また、先日のチケット販売イベントでは1スタッフとしてわずかながらに貢献できたかなと思ったりもしています。

ですがやはり、具体的に大きな貢献をできていないというのが自分の中で常に引っかかっています。

環境上、常に札幌にいられないというのも大きなネックではあります。


だからこそ、少しでも時間の取れる時、そしてチャンスのある時には私自身のできる範囲で、独自の活動もしたい、しなければならない、するべきだとずっと思っていました。

そんなことから今回、長い時間は取れませんでしたが、フライヤー を大量に持って、ちょっと歩いてきました。

   

ご協力いただいた各店様


AJITO Hacham さん

 札幌市西区発寒12条3丁目4-13 あずみビル 1F



ラウンジ ヴェール さん

 札幌市中央区南6条西4丁目 第21桂和ビル 4F



パブスナック モンレーヴ さん

 札幌市中央区南5条西5丁目 ジャパンランドビル 6F



UNDER BAR さん

 札幌市中央区南5条西2丁目 社交会館ビル 5F



石松鮨 さん

 札幌市中央区南5条西3丁目



インディーズ居酒屋 ボーンヘッズ さん

 札幌市白石区南郷通1南9-1 イーストヒル 1F


(順不同) 


他にもお店のご紹介をさせていただく旨をご遠慮いただきながらも、こちらの活動に賛同をいただき、フライヤーを貼っていただいたお店、置いていただいたお店が多数あります。

本当にご協力ありがとうございます。



本来であれば、時間さえあればもっともっとたくさんまわってフライヤーが足りなくなってしまうくらいに減らしたかったのですが、ひとまず、自己満足程度の活動はできたかな。

でもまだまだ、千秋楽まで諦めも放り投げもしません!
やれることがある限りは!




5月7日

アリスインプロジェクト札幌公演 「 みちこのみたせかい 」 の 握手会つきチケット販売イベント が、札幌市内の 演劇専用小劇場BLOCH (ブロック)で開催されました。


3月末に、今年の公演の開催と出演キャストが発表。
4月に入ってからはすぐに 稽古 が始まった今回の公演。

ここまでは製作の アリスインプロジェクト さん 、演出や各種制作等を担当する ELEVEN NINE さん
更には、出演の各キャストや、それぞれの運営サイドからのインターネットなどを通じた発信こそ続いていたものの、今回の公演のものとして、関係者が一同に会してファンのみなさんの前に登場するのはこれが初めてです。

   


今回のイベント、そしてこの公演全体。
ジャガイモンプロジェクト としては、タレント運営としての立場もありますがそこは一旦横に置き、1人のスタッフ、そして取材をする者として、あくまでも中立な立場としての参加です。

前者の立場も大事ではありますが、後者としての立場はある意味ではそれ以上に大切だと考えています。

昨年の公演もこの後者の立場として、公演全体を通しての取材や、事前事後の情報発信を行なう役割としての参加をさせていただいており、その経験も活かして今年は更にしっかりとその責任を果たしていければという思いで臨みます。




イベント開始は 12:00 でしたが、それを前に会場準備などのためにスタッフ、キャストがそれぞれ現場入りしました。

実は私自身、今回の公演を通じて、稽古等を含めて現場入りをするのはこの日が最初です。
そういう意味では自分自身の中で緊張感も持ちながらではありましたが、それでも実際に現場入りして昨年もお世話になったスタッフのみなさんにお会いしたりすると、途端にどこかホッとするような安堵感にも包まれます。

特に去年の公演以来、ELEVEN NINE のみなさんとは、他の舞台を見に行かせていただくなどして何度となくお会いしています。
ですが、それでもやはりそういう時にお会いするのと、今回のような立場としてお会いするのとでは心の持ちようも変わってきます。


キャストのみなさんとは、昨年の舞台でもご一緒させていただいた方もいれぱ、それ以外の機会にお会いしたことのある方もいます。
そんな方々との改めてこのように再会できるのは本当に嬉しいことであり、そんな1つ1つの 御縁 には改めて感謝です。

一方で、キャストのみなさんのうち今回初めてお会いする方も半数以上。
そんなみなさんとの新しい出会い、そして 御縁 というのも嬉しいものです。

ここで初めてお会いしたみなさんとの 御縁 も、この公演が終わったらそれで終了というものではなく、きっとこれから長く続いていくもの。
そう考えると、この瞬間というのはこの先の長い時間、長い月日に対してとても記念すべきものであり、そして大切なものだと思えます。

ジャガイモンプロジェクト の活動自体、そんなたくさんの方との 御縁 があってこそ続いているものであり、存在していると考えています。
だからこそ、この1つ1つの 御縁 というのは本当にありがたいものです。

また、このようなイベントに関係者として参加させていただくと、そのタレントさんご本人ばかりでなく、それぞれの運営の方や所属事務所の方などにお会いすることも多々あります。

今回の会場にもそんな方々が何人もいらしており、ここでも昨年以来の再会もあったり、また新しい出会いもありました。
このような 御縁 も本当にありがたく、その1つ1つが何ものにも代えがたい大切なものです。




会場では 12:00 のチケット販売開始。
そして 12:30 の握手会開始へ向けての準備が進みます。

舞台上にはテーブルが ”コの字型” に並べられ、実際に23人のキャスト (当日2名欠席) が並んで、狭くないか、どんな具合かというのを事前に確認。

後方に設置されたスクリーンには昨年の公演の映像も流されるなどし、あとはイベントの開始を待つばかりです。

   
   


一方、チケット販売開始前の会場前には、開始30分ほど前になってもどなたの姿も見えませんでした。
関係者の間では、「スタッフの方が人数が多かったらどうしよう」 「本当に来ていただけるんだろうか?」 などと色々と心配する声も上がっていました。

実際、このような形のイベントの開催をかなり早い段階で発表出来ていれば、チケットの購入のタイミングをこの日に合わせていただけた方もいらしたと思います。
また、同時同時刻に他の場所で開催されている各種のイベントなどよりも優先していただけたのかもしれません。

やはりどんなイベントであれ、参加される方のことを考えると、少しでも早いうちに情報を出せることが大切ですし、同時にその魅力をよりしっかりと伝えていくことも大切です。
ですが、その部分が十分でなかった今回、やはりそのような心配の声が上がってくるのも必然的なことだとも思います。


しかしそれでも、チケット販売開始の予定時間直前には次第に少しずつお客様に集まっていただけ、この頃には20名以上の方に並んでいただけていたかと思います。

そこに至るまでに会場の中には、「1人来てる!」 「3人になった!」 「5人以上いる!!」 と、外の様子がスタッフの方を通して伝えられており、その数字が増えていくたびに、準備が始まった頃よりも安堵の表情を浮かべる関係者のみなさんがとても印象的でもありました。

   


握手会の開始前には私も会場の外と中を往復していましたが、入口前の列の中には何度となくお会いしたことのある方、いつもお馴染みの方も顔もチラホラ。
しばらくはそんなみなさんを外でお迎えし、初めてお会いする方も含めて色々とお話をさせていただいたりしながら時間を過ごしました。


今回の会場となった 演劇専用小劇場BLOCH は、初めて来る人にとってはとても分かりづらい場所にあります。
そんなこともあって、ビルの入口にはスタッフが2名立っていました。

スタッフの人数に余裕があるのであれば、このような対応はとても大事なことだと思います。
そんな一環で私も会場前をウロウロしたりもしていました。


また実際に、入場を待つお客様のところに行けば、事前に何か質問があればそれを直接伺うことも可能ですし、開場前にその疑問にしっかりとした回答を出すことも出来るはずです。

私自身がこのようなイベントに参加する側になった場合のことを考えると、入場前に自分の中で何か疑問があったり、把握できていないことがあれば、それは不安へと繋がると思います。

本当に大きなイベントになってしまえばそんな全てに対応することはなかなか難しくなってしまうのかもしれませんが、このように小規模で行なわれるイベントでは、そういう部分でのケアは、スタッフの対応1つで可能になると思います。
逆に、こちら側から事前にみなさんに対して伝えておきたいことや連絡事項があれば、紙に書いて貼っておくよりも、直接言葉でみなさんにお伝えした方がしっかりと伝わるとも思います。


入場か始まるまでの間、ただ並んで待っているというのは時間も長く感じるものです。
そんな待ち時間の中で、例えば会場内のレイアウトはこんな感じだとか、交流できる時間はどのくらいだとか、そんなことを可能な部分でお伝えすることによって、これから始まる握手会に対してのみなさんの期待度をより高めてワクワクしてもらうことも可能ですし、それぞれの色々な不安も払拭できるものだと思います。

今回のイベントを開催するにあたって、実際にそれぞれのキャストに対し、来場される方が1人あたりどのくらいの交流時間があるのかというような具体的な提示は、イベントの開催を発表した時点ではありませんでした。
これは、その時のお客様の人数によって変動してしまうため、事前に確定させられない部分であって仕方ないことですが、開場直前であれば、その場の人数からおおよその計算も立ってきます。

そんなことから私からみなさんに対しては、「流れ作業ではなく、ゆっくりと交流してくださいね」 とお伝えをさせていただきました。


また、この場所に立ってみなさんとお話をさせていただくことというのは、そんなみなさんからたくさんの意見や考えを伺えるチャンスでもあります。

短期的に考えれば、ここで出る意見が直後のイベントに活かしていけるものになるかもしれません。
長期的に考えれば、次のイベントや来年以降に繋げていけるものかもしれませんし、それらを参考により良いもの、よりお客様が望むものを作っていける機会にもなるのではないかとも思います。

私自身、ジャガイモンプロジェクト の様々な活動の中でたくさんの方と直接お話をさせていただけるチャンスがある時には積極的に色々な方と話したり、意見や提案を伺うようにしています。
そしてそれらを積極的に吸い上げて活かしていくことで活動の幅を広げてきたと自覚しています。

1つのイベントを考えると、主催者側にもスタッフやタレントの間で交わされる ”現場の生の声” というのがあり、お客様やファンのみなさんの側にも ”現場の生の声” というのがあると思います。
そしてこれらはそれぞれの立場の違いから、場合によっては噛み合わないこと、噛み合わせることができないことも多々あると思います。

ですがこれらを双方から吸い上げることによって、噛み合うようなポイントを探していく、近似値を見つけていく努力はできると思っています。


ジャガイモンプロジェクト の活動では、時として主催者側に立つこともあれば、逆にファンのみなさんと同じ側からイベントに参加することもあります。
また、過去には私自身がステージの上に立つ役割を経験したこともあります。

そんな様々な立場から、そして色々な角度から1つのイベントや1つの物事を捉えることができるのは ジャガイモンプロジェクト の強みであると感じていますし、これまで確実に培ってきたものだと自負しています。
特に、”ファンの立場” からという部分は、その運営や会社自体が大手になればなるほどその原点に戻るのは難しいと思います。

だからこそそういう意味でも ジャガイモンプロジェクト としては、そこはこれからも絶対に失いたくない、失ってはならない部分だと考えていますし、ジャガイモンプロジェクト だからこそ可能なこともあると思っています。


誤解を恐れずに書くとすれば、主催者側に立っている時にファンのみなさんから上がってくる声と、私自身もファンのみなさん側に立っている時にみなさんの間で交わされる意見には、ちょっとしたズレが生じていることが多々あります。
それは、受け取る側と発信する側の立場の違いや、ものを誰かに伝えようとする時に本意が伝わらなかったりすることによって生じるズレでもあると思います。

そしてこのズレは、時間や様々な出来事を経て小さなものが次第に大きくなってしまったりすることもあると思いますし、気付いた時にはお互いが違う方角を向いて走ってしまっていたということにもなりかねません。

そんなことからも、様々な立場のたくさんの方からの意見というのは、自分自身の中で常に鮮度を保っておくべきだと思っています。
それぞれの立場に立って考えられる力、そして感じることのできる気持ちは本当に大切だと思います。


全ては自分自身の糧になり、ジャガイモンプロジェクト の活動の重要な部分にもなり、イベント自体の肥やしにもなっていきます。

また、自分自身がその時にどんな立場でその場にいるとしても、みなさんと交流をさせていただく、させていただけるというのは単純に本当にありがたくもあり、嬉しくもあり、そして楽しくもあるのです。

そしてこれから経験や蓄積が、イベントやタレント運営を通じてファンのみなさんに還元できるのであれば、これは全ての人にとって ”win win” になるんだろうと思います。




12:00 にはチケットの販売がスタート。
順にみなさんが受付でチケットを購入され、そして再び入場するために並んでいただけました。

この後、当初の予定であれば握手会は 12:30 から開始の予定となっていたのですが、こちらは並ばれているみなさんの状況も踏まえ、15分ほど前倒ししてのスタートとなりました。
全ての準備が整っているのであれば、そういう柔軟な対応も当然ありだと思います。

   


会場の中に流れていくみなさんの姿を後ろから見ながら、私も一旦会場内へ。

中では 牛乳寒天なつみん さん を先頭に、最後の 鈴木花穂 さん まで23人のキャストがズラッと並んで順にみなさんをお迎えします。
そしてそんな列にお客様が進み、握手会スタートです。

当初は、「列が進まなくなったらハガシも必要」 というような話も出ていたのですが、しばらくの間は特にこちら側からのそのような誘導も行なわず、その様子を見守りました。
混乱と混雑が無いのであれば、お客様の自主性にある程度お任せするというのも、イベントを楽しんでいただくという趣旨の中では大いにありだと思います。


しばらくして、一通りの握手と交流を終わらせて列から出てきた方に伺うと、「始まりから終わりまでに10分以上かかった」 とのこと。

交流相手の人数も多いことは確かですが、それでも1回に10分以上かかる握手会というのはなかなか聞きません。
そういう意味では、いわゆる ”神イベント” ”神イベ” になったのではないかと思います。

少し離れた場所からそんな様子を見ていましたが、どの場所にもキャストやお客様の本当に楽しそうな笑顔が溢れていました。

会話の中身は聞こえなくても、お客様の後ろ姿やその様子からは、心の中のワクワク感やドキドキ感が伝わってくるようでした。
周りで見ているこちらまで笑顔になってしまう、そんな素敵な雰囲気の空間が、間違いなくこの場所にはありました。

   
   


キャストの中でも、普段からアイドルとして活動する人はこのようなイベントにも慣れていて、全体のイベントの流れも含め毛て特に何ら問題なく対応もできたのだと思います。
一方で、普段は役者としての活動が中心の人にはなかなか無い体験であり、更に中には今回が握手会初体験というキャストもいたようです。

スタート前にはある種の不安や心配を抱えていたキャストもいたようです。
ですが、始まってしまえばそんな経験の差も一切関係ないかのように、どこのどの場面を切り取っても本当に楽しそうな雰囲気が溢れていました。
そしてそんな様子を周りで見ている関係者の間にも、明らかにイベント開始前とは違った笑顔が溢れていました。

今回のイベントは、どんな立場の人にとっても、やって良かったイベントであり、間違いなくそれぞれにとっての素敵な時間になったようです。


大人気のアイドルの握手会で大行列ができ、1人あたり10秒も無いような、アッという間の体験もそれはそれで強烈なイメージ、そして思い出として心に刻み込まれるものになると思います。
ですが、今回のように1人1人としっかりと話しをできる、握手をできるイベントも、参加されたみなさんの心にはしっかりと刻まれるものになったのではないかと思います。

そんなみなさんの姿があまりに楽しそうで、そしてそれぞれのキャストの笑顔がとても眩しくて、私自身も受付でチケットを購入して握手会に参加したくなるほどの雰囲気でした。

ちょっと離れた場所から写真を撮影したりしながら少しゆっくりと見学もさせていただいていましたが、本当に全ての人が笑顔で楽しそうで、なんだかこちらまで大きな幸せをもらったような気持ちにすらなりました。

   
   


握手会の終了時間は 13:30 。
関係者も含めての現場からの退出時間の関係もあり、これは一切延長のできないものでした。

私自身も握手会が進む様子をしばらくはゆっくりと眺めていましたが、終了時間が次第に近くなるにつれ、残り時間を考えた時に握手の進行具合が少し遅いのが気がかりに。
チケットを複数枚数購入いただいたことによって交流券を複数枚お持ちの方もまだ列の中におられ、その消費具合も気にしなくてはなりません。

そこでスタッフの方と相談もしつつ、みなさんの手元に残っている交流券の枚数も確認しながら、お客様に対して終了時間などのお声掛けなどをしつつ、時間が残り20分を切ったあたりから少しずつ ”ハガシ” を実行。


今回のイベントを取り仕切る ELEVEN NINE さん には、事前に実際にどのような形でイベントを進めていけばいいのかなど色々と相談と質問も受けていました。
それに対して色々とアドバイスをさせていただいたりもしていましたが、そんな中の1つにこの ”ハガシ” についての相談もありました。

役者さんとしてはすごい方ばかりの ELEVEN NINE さん ですが、このようなイベントの経験はほぼ皆無とのこと。
そうなれば、そこは ”餅は餅屋” という諺もあるように、経験のある私がやるのが一番スムーズ。

そんなことから、お客様のすぐ近くで進行具合も確認しながら ”ハガシ” をさせていただきました。

   
   


ここでちょっとした出来事が。
私としてはごくごく普通に自分自身の知識と経験から ”ハガシ” を行ない、それに対してお客様も何ら混乱することもなくスムーズに指示に従っていただけていました。

するとこれを見た ELEVEN NINE のスタッフのみなさんが、「すごい!」 と声を揃えるように驚いていたのです。
私が後ろから少し声をかけただけで数名の方が一気に動かれたのが衝撃的だったそうです。

ですが私としては、お客様の後ろから普通にお声掛けをし、少し体に触れて誘導したにすぎません。
特に工夫もしてませんし、強制もしていません。

これはそれぞれのお客様が私からの声掛けに対してすぐに自主的に動いていただけだことによるものです。
全てはみなさんの良心とご協力あってのものです。
本当にありがたいかぎりです。
私はただそんなみなさんに、ちょっと声をおかけしたにすぎません。

実際にこれまでにアイドルの握手会などに参加した経験のある方は、その場での ”ハガシ” というのはどのようなものなのかというのをご理解されていると思います。
私はただそこに当てはまるように動いただけなのです。

でもやはり、そういう現場、そういう雰囲気を知らない人にとってはその光景、その結果は驚きをもって捉えられ、そして新しい経験にも新しい刺激にもなったようです。



この握手会が続く最中にも、たくさんの方とお話をさせていただきました。
そんな中には私が ジャガイモンプロジェクト の者であると気付いて声をかけてくださった方もいらっしゃいました。

その会話や時間の中にはたくさんのヒントがあったり、今後に向けて活きてくるようなこともたくさんあります。

そしてそんな1つ1つは本当に嬉しいことであり、楽しいものでもありました。
当然、私自身にとってもそんな全てがまた新しい経験であり新しい刺激でもあります。

   


イベントの残り時間が3分程度になってもまだ握手会は続いています。
それでも最後の方は更にみなさんのご協力もあり、こちらからの声掛けに従っていただけ、列がスムーズに短くなっていきました。

そして握手会の一番最後にはこの日のイベントで最多となる4枚のチケットを購入いただいたお客様が4枚目の交流券を消費。
残り時間が1分を切っていたこともあって、最後は一列に並ぶキャストとハイタッチをしながらのアッという間の一周となり、無事に定刻通りに握手会終了。

最後はスタッフからのご挨拶と共に、最後まで残って見守ってくださっていたお客様からの拍手もいただき、これで今回のイベント全てが終了となりました。

   


様々な兼ね合いや準備の都合などから、今回のこのイベントの開催発表がわずかに数日前になってしまったのは、普通のイベントと考えると明らかに遅い発表でした。
それでも実際に多くの方にご来場いただくことができました。
そして、そんなみなさんにはこの時間、この空間、そしてこの経験を心から楽しんでいただけたのではないかと思います。

本当にありがたい限りであり、チケットをご購入いただいたということに対してだけでなく、その想いや行動などに対しても、感謝の気持ちでいっぱいになります。


1つのイベントを開催するには、企画段階に始まり、実際に現場で様々な準備や作業にあたるスタッフがたくさんいます。
また、現場には直接入らなくとも、その開催に向けて準備に携わるスタッフもいます。

今回のイベントも、そんな1人1人のスタッフ無しでは開催できませんでした。

そしてそれはキャストのそれぞれにも言えることだと思います。
キャスト側にもマネージメントやプロデュースなどを手掛けるなど、周りでサポートするスタッフがおり、そこを含めると人数も相当な数になります。

ですが、やはり今回のイベントの全てにおいて誰よりも何よりも感謝しなければならないのは、実際に会場に足を運んでくださり、チケットを購入いただき、そして握手会にご参加いただいたみなさんに対してだと思います。
そんなみなさんの存在、そしてそのそれぞれの行動が無ければ、この会場はただただ関係者ばかりがズラッと並んでいるだけの空虚なものになってしまったはずですし、みなさんがご来場いただいたからこそ盛り上がったイベントでした。


ですが一方で、今回のイベントを早い段階で発表できなかったために、すでにインターネットなどを通してチケットを購入されている方にとっては参加したいけれどできないイベントなってしまったのではないかとも思います。
ここの部分は、私個人の想いとしても、正直心苦しい部分でもありました。

昨年の公演でも、本番数日前にチケット販売イベントを開催しました。
そんなことから今年も同様の開催を予想され、この日に備えてくださった方もいらしたようですが、全てがそうではないというのも事実だと思います。


アリスインプロジェクト さん の札幌での公演は今回が2回目。
まだまだ定着というには時間も含めて色々な壁があるのではないかとも思います。

そんな中で、このような交流イベントが必ず毎回あるということ自体が定着していくと、それも公演全体の魅力を上げていく素材の1つになるのではないかと思います。

チケットの購入で、これだけ大勢のアイドル・タレントと握手ができる、交流ができるというのは、単独のイベントとしても魅力があるものだと思います。
イベント開始前には関係者の間で、「チケットを購入する人以外にも、別に交流券だけを売るって言ってもたくさんの人に来てもらえるんじゃないか」 というような話さえ出るほどでした。

実際には別売りの交流券を用意はしないにしても、興行としてのイベントを考えると、交流ができるからチケットを購入しようという流れも生まれるかもしれません。
入口としてのきっかけはどこにあったにしても、これを期に舞台を観ていただけ、そしてその演劇自体にも魅力をより感じていただけるチャンスなるのであれば、そこには ”成功” という言葉がついてくるとも思います。

その ”成功” のために、主催者側で様々な入口を用意する、仕掛けていくというのも必要であり、そして有効な手段になるとも思います。


昨年の事を思い起こすと、私個人の見解として、当初は自分が知っているアイドル、応援しているアイドルを観に来たというファンの方が相当数いたように感じました。
そしてそんな方々の中には、実際に公演を観たり、キャストとの交流を経るなどして、当初の目的以外のキャストの魅力を発見したという方も多かったと実感しています。

実際、私がそんなみなさんから直接伺った声の中にも、「〇〇さんを観に来たつもりだったけれど、〇〇さんもすごくかわいい!」 とか、「〇〇さんのこと、詳しく教えて欲しい」 「〇〇って役の子、なんていう子なの?」 というようなものが多数ありました。

昨年の公演当日の交流や物販の様子を見ていても、明らかにそんな様子、そしてそんな変化が感じられました。
そして今回の握手会でも、キャスト23人と交流をする中で、そんな想いを感じられた方もいたのではないかと思います。

このような流れは、ご来場いただくファンの方にとってだけではなく、キャスト1人1人にとってもこれまでに出会うことのなかった人と出会える機会でもあり、そこにはこの先に繋げていけるようなチャンスもあるのではないかと思います。

また大きな括りで見れば、1つの公演そして興行主側にとっても、これは次以降へと繋がっていくものだとも思います。

チャンスはどんなところにもあると思いますし、逆に考えるとそのチャンスを逃すのは本当にもったいない。
そういう意味では、今回のイベントも開催して良かったのだと絶対的に言えるものでもあると思いますし、逆にまだまだもったいない部分もたくさんあったんだと思います。




今回の公演。
現時点でチケットはまだまだ残っています。

すでに公演のスタートまで10日を切り、稽古や様々な準備と共にチケットの販売自体もラストスパートといったところです。


現在は、それぞれのキャストがSNSを通じてアピールを繰り返したり、自らが出演するイベントでチケットを手売りをするなどしています。

そこにはそれぞれの得意な分野や手段があり、誰が素晴らしくて、誰がそうではないというのは基本的には無いと思います。
個々に努力があり、考えるところもあるのだと思います。


ですが、そんな中でも ちーしゃみん さん の努力は特に素晴らしいと思います。

ちーしゃみん さん は、タレントとして活動する傍ら、ニコニコ生放送でも ”生主” として人気の配信者でもあります。

ちーしゃみん さん はその得意分野を生かし、イベント前日の6日には札幌市内を移動しながら、準備したチケットを全て売り切ろうと、半日以上に渡っての生配信を行ないながらの手売りを行ないました。

最後は深夜の時間帯に突入し、周りの静止によって放送を終了したのですが、この努力や一生懸命さは本当に素晴らしく、凄いとか偉いとか、そんな簡単な言葉では片付けられないほどの事だと感心するばかりです。


イベント当日の7日も、声を枯らしながら現場入りした彼女の口から出た言葉は、「チケット売れ残ってすみません」 という一言でした。

あれだけ努力した姿は誰の目から見ても称賛されるものであり、何ら責められるようなポイントはありません。
それでも彼女の口から最初に出てきたのは反省の一言でした。

この日も現場入りするまでの間も手書きの看板を背負ってアピールをし、イベント終了後にはまたチケットを持って出発していきました。
そして、出発するまでの間も ちーしゃみん さん の口からは前向きな言葉がいくつも発せられていました。


昨年の公演でも彼女のひたむきな努力、そして一生懸命さは私には本当に印象的でした。
そして今年もすでにこの時点で、彼女の今年の公演に対する気持ちが伝わってきます。

他のキャストやスタッフ含め、全員が彼女と同じことを出来るとは思いません。
また、全員がここまでやらなければならないとも思いません。

しかし、ちーしゃみん さん は自分自身の得意分野を活かし、あくまでも自主的に、一生懸命に努力を重ねていました。

彼女のこの作品に対する強い想いは今後メディアなどでも取り上げられていく予定となっているそうなので、今の時点でここに書くことは避けますが、それでもこの努力は絶対的に特筆すべき事柄だと思い、紹介させていただきました。


実際、前日の彼女の頑張りを知った人が、「昨日の放送を見てちーしゃみんからチケットを買おうと思った」 と言って来場された方もいらっしゃいました。

努力はその全てが報われるわけではない。
しかしそれを見てくれている人は必ずいる。

そんなことを ちーしゃみん さん の頑張る姿を見て、私自身も再実感されられる想いでした。


この一生懸命さ、そしてひたむきな努力は、真似はできなかったとしても見習う部分はたくさんあると思いますし、大いに刺激を受けるものでもありました。

そんな姿を、「よくやるね」 と、笑って終わらせてしまう人もいるかもしれない。
「自分には無理」 と、挑戦すら考えようとしない人もきっといる。
「あの人はあの人」と、ただそれだけで片付けてしまう人もいるかもしれない。

でも、そんな頑張っている姿を見ている人、見てくれている人、わかっている人、理解し応援している人は絶対いると、私は思います。


(画像をちーしゃみんさんのツイッターからお借りしました)


今回のイベントを通じ、ご来場いただいたみなさんにとっては、直接キャストと会い、そして触れ合い交流することで、舞台本番への期待度も、そして楽しみも増したのではないかと想像しています。

一方で、今回のイベントに参加したキャスト自身も、たくさんの方から声をかけられ、そして直接その期待を伝えられたことにより、これからの稽古への励みにもなったと思いますし、本番に向けて背中を押してもらった気持ちになっていると思います。


ジャガイモンプロジェクト としてタレント運営を行なう過程でも、そして1人のファンとして様々な会場にお邪魔する時も、タレント側とファンのみなさんとの間には、心の部分でお互いを支え合う関係性をしっかりと感じます。

そして今回のイベントでもそんな様子を垣間見ることができました。

どんな立場の人もそこに1人で存在しているのではなく、色んな人に支えられ、そして誰かの支えになっているのだと思います。
「『人』 という字は人と人とが支え合って・・・」 と、どこかで誰かが言っていた気がしますが、まさにそんな関係性がここにも間違いなく存在していました。

今回の公演に出演できるということは、タレントさんそれぞれにとっては、それだけでもとても大きなことです。
タレントとしての次の、そして未来への大きなステップになっていくとも思います。

そして同時に、この舞台出演は、いつも応援くださるファンのみなさんへの恩返しにもなるのではないかとも思います。
そんなところにも常に ”支え合い” は存在しているのです。


昨年の公演でのあの大きな感動、舞台で躍動する女の子達の姿、そしてたくさんの拍手に包まれるあの会場を思い起こすと、私自身いまだに涙が出てきます。

今年も5月17日から21日までの全8公演の成功に向け、彼女達の努力はまだ連日続いていきます。
そして今、その幕が上がるまで、すでに残り10日を切っています。

舞台に幕が下り、大きな感動の波が会場全体に、そして出演したキャストや、観劇に来場いただくみなさんの心に届くのもあとわずかです。


昨年の公演を直接会場で体験された方にとっては、きっと昨年の出来事は心の中に大きな感動を残し、そして何ものにも代えがたいような経験になったのではないかと思います。
北海道初のガールズ演劇と銘打って公演されたあの伝説の中に、そんなみなさんも刻み込まれたのだとも思います。

そして今年ももうすぐ、コンカリーニョ でその伝説の第2章が始まろうとしています。


アイドルが好きな人にも観て欲しい。
演劇が好きな人にも観て欲しい。
そんなの好きじゃない人にも、だからこそ観て欲しい。

観なかった先に後悔はあったとしても、観たという事実の先には後悔はきっとない。


札幌で今年も紡がれていくガールズ演劇の世界。
そんな伝説の1ページに、ぜひたくさんの方に参加していただきたいと思いますし、参加いただけるみなさんにとっては、人生という名の伝説に刻まれる大きな1ページにもなり得る公演だと思っています。



どんな子が出演するのか事前に詳しく調べてみるのも楽しい作業だと思いますし、公演自体を楽しむための一助にもなると思います。

あの子って普段はどんな活動しているの?
このお芝居ってどんな人が演出してるの?
去年ってどんな感じだったの?
コンカリーニョってどんなところなの?
札幌の演劇界ってどうなの? ・・・
知れば知るほど奥が深く、想いも深くなっていくと思います。

逆に、一切の先入観を持たず、何ら調べたりすることもなく、真っ白な気持ちで会場の座席に着くのも楽しみ方の1つではないかと思います。



色んな人がそれぞれの想いでのぞみ、そして体験する「みちこのみたせかい」 札幌公演の幕はもうすぐ上がります。

そんな ”伝説行き” のチケットを手に、是非今年の春は コンカリーニョ で、「みちこのみたせかい」 を一緒に体験しましょう!

   

(レポート中の会場内の写真は、制作側の正式な許可のもとで撮影しているものです。二次利用は固くお断りいたします) 




キャスト

シングルキャスト
敷島 未知子  吉本 ほのか
井村 結  廣瀬 詩映莉
井村 解  久保田 れな (降板 (回復を待っています!)  →  宮田 桃伽 (代役)
アイ  駒野 遥香
織部 絹江  塚本 奈緒美
春日 花  長南 舞
立原 冬  横山 奈央
湯川 野枝  牛乳寒天なつみん
新井 ちか  長久保 桃子
村瀬 あおい  鈴木 花穂
鎌田 のばら  谷口 郁美
坂上 希美  羽美
水元 香苗  尾崎 綺澄
車谷 千鶴子  小西 麻里菜
林 真央 
西倉 晶  ちーしゃみん
倉橋 玉枝  岩杉 夏

ダブルキャスト
剣先 千代  (月組) 川辺 志穂 (星組) 西森 妃奈
古沢 加悦  (月組) 田中 優奈 (星組) 菊地 紗弥佳
加山 あけび  (月組) 藤原 千尋 (星組) 綾瀬 りの
卯月 温子  (月組) 脇田 唯 (星組) 橘 美羽




キャストのみなさんのツイッター
@aaayeahyeahyeah 綾瀬 りの @aryia_nsoe
岩杉 夏 @pesuuuuuuuu 羽美 @umi0825_jp
尾崎 綺澄 @KisumiOzaki 川辺 志穂
菊地 紗弥佳 @sayakakikuchi 牛乳寒天なつみん @milkan10_
久保田 れな @kbt_rena 小西 麻里菜 @sda_marina
駒野 遥香 @fruit_haru 鈴木 花穂 @SUZUKI_KAHO
橘 美羽 @miu_tachibana_ 田中 優奈
谷口 郁美 @i9_u ちーしゃみん @chisapinpin
長南 舞 塚本 奈緒美 @naturalxnaomi
長久保 桃子 @mcmck1019 西森 妃奈 @hina_potechi
廣瀬 詩映莉 @hirose_udon 藤原 千尋 @pyon_angelman
横山 奈央 @NaoYokoyama0820 吉本 ほのか @non_non516
脇田 唯 @post_yui 宮田 桃伽 @Mars_mame4







アリスインプロジェクト2017年5月札幌公演「みちこのみたせかい」に、キャストの1人として、当プロジェクト所属の 羽美 が出演します!

羽美 が、初めての舞台 、そして 演技 へと挑みます!


  


昨年5月、アリスインプロジェクト の舞台が北海道に初上陸!

北海道初のガールズ演劇 「 アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO 」 は好評を博し、北の大地の演劇界に新しい風を吹き込みました。

そんなガールズ演劇が札幌で2年目の公演を迎えます。



ジャガイモンプロジェクト は、羽美のプロダクションとして参加 します。

また、昨年の公演と同様、本公演やそれに付随するイベントなどを取材し、事前事後に渡って 情報発信を行なう中立な立場としても参加 します!


こちらのページでは、その取材での様子を中心に、様々な情報を随時掲載していきます!











スタッフ

演出 納谷 真大 (ELEVEN NINES)
原作・脚本 麻草 郁
舞台監督 上田 知
演出部 上田 知 / 岩杉 夏 / 城田 笑美
舞台美術 高村 由紀子
音楽 松ヶ下 宏之
照明 上村 範康
音響 大江 芳樹
ヘアメイク 曽根 基世志 / 大野いつか
衣装 上總 真奈
票券 島崎 翼
デザイン 益子 晃
写真撮影 ヒロカワイ /  高橋 克己
HP 小和田 明
物販制作 小島 達子
映像 上田 龍成 (wavision)
振付 工藤 香織 (ダンススタジオマインド)
歌唱指導 木幡 周子
制作協力 小島 達子 (tatt) / カジタシノブ / 澤田 未来 / 坂藤 秀峰 / 堤 昇一 / ELEVEN NINE
当日受付スタッフ 佐藤 紫穂
企画 鈴木 正博
プロデューサー 美濃部 慶
制作統括 青柳 一夫 (MAGMA)
制作 アリスインプロジェクト
製作 アリスイン株式会社
協力 (50音順) エイベックス・マネジメント株式会社 / Casting office EGG / 劇団ひまわり /
サンミュージックプロダクション / ジャガイモンプロジェクト / JACM株式会社 /
テアトルカアデミー / DJ一戸建 / ニックプロジェクト / ハートビット /
北海道アイドルカレンダー / Voice Works Sapporo / ライブプロ



アリスインプロジェクトとジャガイモンプロジェクト



アリスインプロジェクト さんジャガイモンプロジェクト との最初の出会いは、さかのぼること 2013年

同年7月に士幌町 で開催された 第33回しほろっち夏祭り花火大会 に、アリスインプロジェクト さん が運営するライブアクトアイドル アリスインアリス にゲスト出演していただいたことが始まりです。


詳しくは当時のイベントレポートに記載していますが、1つの 出会い が色んな方との 御縁 に繋がり、そしてそれがやがて 大きな形 となったと言えるのがこのイベントでのゲスト出演であり、その後における様々な活動の始まりでもあったと思います。




イベントへの単発的なゲスト出演というものは、イベント運営側とゲスト側の関係性は得てしてその場限りで終わってしまいがちなものですが、ジャガイモンプロジェクト においてはこの 出会い をその場限りで終わらせるようなことはしません。

出会っていただけた、そしてお世話になったという気持ちは絶対にその後も続くものであり、その継続するものこそが 御縁 だと思っています。


ジャガイモンプロジェクト が活動の中で最も大切にしているのは、様々な 御縁 です。

そんな 御縁 の中で、ジャガイモンプロジェクト の創成期に近いこの頃より、長い期間において様々な場面でお世話になり、時としてヒントをいただき、また新しい 御縁 へと導いてくださっているのが、アリスインプロジェクト さん です。

お互いの名称が何となく似ているのは結果的偶然ですが、兎にも角にも現在に渡って本当にお世話になっています。

大袈裟な話ではなく、アリスインプロジェクト さん と出会い、そしてその後の 御縁 が続いていなければ、きっと ジャガイモンプロジェクト の活動は今とは大きく違った形になっていたと想像します。
そして、あれ以来たくさん生まれている数々の新しい出会いや 御縁 も無かったものと思います。

本当にありがたいことです。




アリスインプロジェクト さん と2回目にお会いしたのは 2014年3月
夕張 で開催された ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014 の時でした。

この時は アリスインプロジェクト さん が企画制作した映画 「鐘が鳴り、少女達は銃を撃つ」 がワールドプレミア上映されましたが、そのイベントへのお誘いをいただき、関係者としての参加をさせていただくことができました。




普通ではとても体験できないような貴重な経験の数々。
そしてここでもかけがえのない新しい出会いがありました。

全ては アリスインプロジェクト さん にこの場に誘っていただいたからこそです。




2015年4月 には、アリスインアリス が再び北海道に。
この時はライブイベントやインストアイベントへの参加のため、札幌 に3日間の滞在となりました。

ジャガイモンプロジェクト としては、2日目、3日目の2日間、関係者としてイベントに密着。
ここでもまた貴重な経験をすることができると共に、新しい 御縁 も数多くいただきました。




懐かしい再会あり、またあの時のような楽しい時間もあり。
しかしどれも全てが、1回目があったからこその2回目であり、そして3回目でした。




2016年5月 には、アリスインプロジェクト の舞台が北海道に初上陸。
北海道初のガールズ演劇として、「 アリスインデッドリースクール オルタナティブ・SAPPORO 」 全8公演が、ゴールデンウィークの5日間にわたって、札幌・ コンカリーニョ で行われました。

こちらでは、4月中に行なわれた チケット販売イベント に参加させていただき、小屋入り前日の 稽古場を取材
更には本番も4日目、千秋楽を 密着取材 させていただきました。

計4日に渡っての 特別出張 、更には事前事後の発信などを通じて、少なからず 広報的役割 を果たすことができたのではないかと自負しています。




この公演を通じては、これまでのものとはまた違った本当に貴重な経験の数々、そしてまた新しい出会いと 御縁
この場所で関係者として携わらせていただいた時間は、夢のようでもあり、奇跡のようでもありました。




そして今回は アリスインプロジェクト さん との5回目。
北海道再上陸となる アリイスンプロジェクト さん の1年ぶりの公演は、「 みちこのみたせかい 」 。

そんな公演に、当プロジェクト所属タレント・ 羽美 が出演させていただけることとなりました。
ということで、私はタレントをプロダクションする立場としても参加させていただきます。

そして私自身としては、昨年同様に様々な場面での取材にも入ります。
やはり昨年同様に、事前事後に渡っての情報発信にも力を入れていきます。


この項目も、昨年のレポートで使用したものを修正加筆する形で掲載しています。
当然昨年のものよりも長文になっていますが、それだけ アリスインプロジェクト さん とのお付き合いが長くなっているということで、嬉しいかぎりです。


今年のこの公演も、ジャガイモンプロジェクト 目線で、全力取材、そして全力応援をさせていただきます!




 
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